目次
はじめに
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
佐世保中央駅から徒歩2分、四ヶ町アーケードの真ん中あたりにある武田塾佐世保中央校です!
いつも勉強お疲れ様です。
感染症が流行する時期です。
手洗いうがいなど、日々の感染症対策はしっかりできていますか?
今回は高校1、2年生に向けたブログです!
今回紹介するテーマは「国公立理系志望で高校3年から受験勉強は遅すぎる!」です!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話ししているのでそちらもぜひ合わせてご覧ください。
高3スタートでは遅い!
先ほどと質問が一緒になってしまいますが、みなさんは国公立理系はいつから勉強したらいいのでしょうか?
その答えは「できるだけ早く」です!
では、なぜ高3スタートでは遅いのでしょうか?
これに関しては大学のレベルを問わず厳しくなってきます。
それは決して大学のレベルが高いとかではなく、上げないといけない幅が受験生全員にあるからです。
例えば偏差値50の方が今の実力で受かる大学を受けるのかというとそうではなく、
偏差値を問わず行きたいと思う大学には高3からのスタートだと時間が足りません。
高3スタートではなぜ時間が足りないのか?
それは数学と物理・化学の分量が非常に大変だからです。
社会と比べるのも違う話ですが、私立文型志望で英・国・社を勉強するだけでしたらなんとか間に合う可能性があります。
社会は1周するのが早く、日本史だったら弥生時代から安土桃山・江戸時代と区切りを付けられるためまだ楽です。
しかし、理科を1周するのは骨が折れてしまいます。
そのため、理科を後から勉強しようと舐めないようにしてほしいです。
授業を受けているからレベルはわかっていると思いますが、覚えないといけないことややらないといけないところがかなりあるため厳しいです。
そこで、それぞれの教科の大変さを語り、いかに早く始めないといけないかを伝えます!
各教科の対策
数学について
1つ目は数学です!
数学は理系科目のなかで1番大変です!
高2年生の今だから早い方だと「数Ⅲの勉強が授業で始まりました!」という方もいると思います。
しかし、まだ数学Ⅲの存在を知らない方も多いと思います。
数Ⅲとは数ⅠA,ⅡBを集めて50~100%力を増強させたイメージであり、そもそも理系しかやらないので難易度が上がる傾向があります。
また、数Ⅲは理解が難しく、分野もかなり多いです。
数ⅡBで習った微積だけでなく複素数平面も2次曲線もあることや、その時よりも計算量が2~3倍に増えています。
やはり微積のところで計算のハードルがあるし、立体も出てきたり、新しいこともどんどん覚えていかないといけないのでとても大変になってきます。
昔から微積は難しいといわれていて、数2で微積をやったときに「意外といけるな!」と思っていたとしても、数Ⅲに入ったときにsinやcos,logを微積したり、色々な積分の方法があったりと混乱してしまいがちです。
そのため、数Ⅲは計算することが目標ではなく基本の土台の知識を使って問題を解いていくというイメージに変わっていきます。
土台や求められるハードルが高いので、計算だからと侮っていたら危なくなってしまいます。
数学に関しては理解が出来る方や計算が得意な方でもそもそも覚えておかないといけないことも多いことや、計算も手順もすごく増えていきます。
あるものをtと置いたりしていくとその分増えていくため、計算式がどんどん長くなってミスも多発してしまいます。
数ⅡBの微積と比べて難易度がはるかに違うため、練習量も10倍以上も多くしんどくなってしまいます!
従って数ⅡBの微積に1か月かかってしまっている方は、少なくとも10か月もかかってしまう計算になってしまうので「本当にいち早く始めるようにしましょう!」
また、数Ⅲの範囲は微積以外にもあるうえに理科科目の勉強もしないといけません。
よって、一刻も早く数ⅠA,ⅡBの基礎を固めて受験モードに入ってほしいです。
物理について
物理基礎の力学だと大体パターンが決まっています。
例を挙げるとジェットコースター、坂道や、滑車などが大量にあるというのがあります。
パターン的に暗記していれば解けるというのが2年生の間だと多いです。
しかし、物理になると力学でもかなり難しくなってしまいます。
例えば色々な運動が組み合わさっていて「ばねで解けばいいのか?、円運動で解けばいいのか?」
というまず1歩目の式を立てにくくなってきます。
すごく組み合わさっていて装置も複雑なので、「今これはどういう状況なんだ?」とわからなくなってしまいがちです。
そのため、今やっている力学が出来ていても受験の問題に対応できるわけではありません!
また、物理は力学だけでなく電磁気や波動、熱、原子といった範囲があるためそもそもの量が多いことや、熱、電磁気、原子は大体こんな感じに動くというイメージを捉えにくく、覚えないといけないことが多いため、挫折してしまう可能性が高いです。
よって、今やっている力学が順調でもそのほかの分野をなめずに取り掛かったほうが良いです。
3年生になるととにかく難しく、計算が複雑になってくるので数学を得意にしておくなどの対策をとるようにしましょう!
化学について
化学も大変で、覚えなければいけない量は物理よりも多いです。
無機有機の暗記量があまりにも膨大すぎるからです。
無機では1個1個の元素について何族かということやどういう特徴を持っているのかを覚えていかないといけないです。
また、有機では今までの化学基礎や無機の知識をあまり使えないため初めから覚えなおさないといけない点や、炭素がこういう構造をしているからこういう名前になるといったことが大変になってきます。
そのため、化学を通して何がしんどいのかというと「暗記量が非常に膨大!」ということになります!
だからといって丸暗記でいいかというとそうはいきません!
反応式や無機化学も一覧としてかなりありますが、それを社会であれば丸暗記でもなんとかなるところが化学はただ覚えるだけでなく、現象を理解して覚えないといけないというのが大変です。
化学反応式を答えなさいとよく問題で問われるのですが、全部覚えきることは非常に難しいです。
この反応は酸化還元反応だからこういう反応ということやこの反応はこの温度で起きているからこれが生成されるということも暗記しなくてはいけなくなってきます。
したがって、単なる丸暗記をしてはいけません。
かなりの量の暗記と理解が必須になってきます!
これからは覚えることが増えるうえに理解をしないと全然意味がないです。
これが3年生の理科の辛いところになります。
そういう知識が基になって構造決定や、これが何の原子や金属なのか?という推理ゲームみたいなことをしないといけなくなってきます。
そのため、覚えた知識を総動員させて未知の物質の構造式などを解く必要があります!
必要な知識が1個でも欠けていたら間違えてしまうため構造決定は大変になってきます。
また、大体の学校が高3の2学期に有機化学をやることが多いので、結構受験ぎりぎりになってしまいます。
そのため、もしほかの科目の勉強内容が理解できていなかったり、無機の復習が終わっていなかったりすると有機という膨大な範囲をinput,outputしつつほかの科目の勉強をしていかないといけないため、追い上げが非常に大変になります!
今回のまとめ
・とにかく今すぐスタートしましょう!
・英・数の主要教科を早めにやっておきましょう!
・数ⅠA,ⅡBの基礎を固めてから数Ⅲに入りましょう!
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