目次
はじめに!
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
佐世保中央駅から徒歩2分、四ヶ町アーケードの真ん中あたりにある 武田塾佐世保中央校 です!
気が付けばもうすぐ梅雨の季節となりますね。
雨の日が続き、少し気持ちもどんよりするかもしれませんが、天候に左右されることなく、勉強に向かって行ってほしいと思います。
今回は「偏差値ってなに?」というテーマでお話しします。
「偏差値」ってなんだっけと思われる人から、一度は聞いたことあるけど、詳しく覚えていない人まで、「偏差値」について紹介します。
「偏差値」という概念は皆さんの目標である志望校合格を達成する上で必ず押さえておきたい情報になります。
本記事を通して、そのきっかけになれば嬉しく思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
そもそも「偏差値」とは何か
偏差値が模試によってまちまちでいまいちわからないという人も多いかもしれません。
どうしてこのようなことが起こり得るのでしょうか。
その仕組みについて「偏差値」というものを知ればきっとわかるようになるはずです。
まず皆さんに知ってほしいことは、「偏差値50」が示すものです。
「得点=平均点」であれば偏差値は50になります。
得点と平均点が同じであれば、偏差値は全体の真ん中くらいの数値になるということです。
高田先生の受験生時代の最高偏差値はどれくらいだったのか
高田先生の受験生時代の偏差値は、
進研模試:偏差値70台 京大プレ模試:偏差値50台 |
とのことでした。
この数値はどれくらいのものを意味するのでしょうか。
例えば偏差値60というのは、上位15%の人たちのことを意味します。
中には、「偏差値60なんて簡単なのでは」と思う人もいるかもしれませんが、実は非常に難しいものになります。
さらに偏差値65になると、上位6.68%、ざっくり言えば上位7%の人たちということになります。
この数値は100人中、約6人に該当することになるので、非常に高い数値になります。
さらに進んで、高田先生が進研模試で取っていた偏差値70になると、上位2.28%の人たちになります。
100人いた場合の、上位2人ということになります。
「とりあえず英語で偏差値70に到達したい」ということは、100人いた場合トップ2人にならなければいけないほど、大変なことになるわけです。
2022年度の武田塾生で早稲田大学・慶応大学に合格した受験生は、偏差値70に達した人もいました。
偏差値というものを改めて考え直すと、確かにこれは順当に合格できるレベルであるとわかるかと思います。
なぜ偏差値の差が生まれるのか
高田先生は、進研模試の偏差値が70台で、京大プレ模試の偏差値が50台であったとのことでした。
このような偏差値の差はなぜ生まれるのでしょうか。
それは偏差値というものは、『相対評価』だからです。
つまり、偏差値は周りの受験生の点数に依存しているということです。
全体のレベルが高ければ高いほど、上位レベルが取りにくくなります。
進研模試の場合は、大学に進学しない人も含めて学校で受けているので、進研模試では偏差値を高く取りやすいです。
一方、全統模試や駿台模試などのハイレベルな大学を目指す人が受ける模試であれば、高い偏差値は取りにくくなります。
そもそも「偏差値」は、偏った差の値と書きます。
周りのみんなよりどれだけリードできるかが偏差値を伸ばすコツになります。
このことは、偏差値に限らず、勉強法にも言えることです。
みんなと同じように学校で毎日授業を受け、みんなと同じように学校の宿題をやっていたら差がつきません。
そのような環境で差をつけようと思えば、参考書をどんどん進めたり、英単語たくさん覚えたり、数学も問題集を完璧にしたり、人と差をつける勉強をすれば差をつけることが出来ます。
偏差値を上げるための戦略をまとめると、学校の授業以外に参考書学習を進めることで、他に人と差をつける勉強をして、偏差値を伸ばしていきましょう。
突き抜けていけば、偏差値はどんどん上がるものです。
偏差値との上手い付き合い方
確かに模試の結果を受け取った際に、偏差値が高いとかなり嬉しいかもしれません。
しかし、偏差値は先にも述べたように、その模試を受けた人の中でも相対評価になります。
皆さんの志望校を受験する人が全員その模試を受けているわけではないことに注意してほしいと思います。
あくまでも、受験勉強の中のある一つの模試で偏差値が高かったという事実にすぎません。
2次試験の本番を見据えた場合、これまでの過去の合格最低点は各大学とも発表されているところが多いと思います。
普段の受験勉強で頭に入れておかなければいけないことは、直近の模試の偏差値がどれくらいであったかではなく、今の実力と志望校の合格最低点との距離であるということです。
この事実を頭に入れて、偏差値というあくまで指標に過ぎないものに大きくモチベーションやメンタルが左右されることなく、日々の勉強に全力で取り組んでほしいと思います。
今回のまとめ!
今回は「偏差値ってなに?」というテーマでお話ししました。
「偏差値」というものをよくわかっていなかった人から、「偏差値」そのものはわかっていたけれど、どのように上手く付き合っていくべきか再認識できた人まで、本記事が参考になってくれれば幸いです。
まとめると、偏差値50というものは「得点=平均点」という基準になる数値であり、偏差値65以上は約7%なので、ハイレベルな実力が必要になります。
参考書学習によって、周りのみんなに差をつけて高みを目指しましょう。
偏差値という指標と上手く付き合いながら、皆が大学受験を乗り切ってくれることを願っています。
最後に武田塾佐世保中央校では随時 無料受験相談 を行っています!
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