はじめに
こちらのブログをご覧のみなさん、こんにちは!
札幌市営地下鉄 東西線 円山公園駅から徒歩5分、武田塾札幌円山公園校です!
早速ですが今回は、「「大岩」の時代は終わり?「入門英文法の核心」を徹底解説! 」というテーマでお話したいと思います。
最近、関先生が新しい参考書を出版して、「大岩のいちばんはじめの英文法」という参考書の牙城を崩しに来ていると参考書業界がすこしざわついています。
その新しい参考書というのが「入門英文法の核心」です。
従来の「大岩」と新しい「核心」のどちらがいいのか迷っている方も多いと思うので、その方のために「核心」の紹介もしつつ他の参考書との比較もしていきたいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているので、ぜひ下記の動画もあわせてご覧ください!
「入門英文法の核心」の内容
まずは本の中身から紹介していこうと思います!
この本の基本的な構成はたしかに「大岩」に似ていて、単元ごとに進んでいき、関先生流の解説が最初に入ってきてその後に実際に出題された入試問題を解くという形式になっています。
「入門英文法の核心」で基礎的な部分を押さえつつ、それだけでは問題数が少ないので、ポラリスといった他の参考書で定着度を上げていくという使い方になると思います。
目次の順番にも関先生らしさが現れています!
ネクステなど普通の参考書では「時制」から始まりますが、この「入門英文法の核心」では「品詞」から始まっています。
大岩も「品詞」から始まるのでこの部分は少し似ていますね。
「品詞」の中でも一番最初は「冠詞」から始まるので普通の文法書しか見たことない方は驚くと思います。
そして次に続くのは文型になります。
関先生は非常に文型を重視していて、5文型をしっかりやったあとにようやく現在形や完了形、仮定法といった一般的な単元に入っていきます。
このように関先生は順番を非常にこだわっている事がわかります。
また、各単元の情報量が非常に多いことも特徴です。
「大岩の英文法」で説明されている以上のことが「入門英文法の核心」には入っています。
英文法が得意な人向けのアプローチをしているので、基礎ができていない人には少し難しいと思います。
最低でも中学範囲の英文法、単語力は読み進めるために必要となってきます!
関先生の考え方
この本を説明する上で関先生の英語の考え方を説明しなくてはいけません。
関先生の英語のスタイルは、「今までの学校で教えられてきた暗記中心の英語を破壊したい!」というものです。
「こういう風に覚えればシンプルだよね」
「理解しやすくスムーズかな」
「暗記減るよね」
というのが関先生の教え方になります。
ですから、英語の先生と教え方が違うことがあるため、この本を読むと「ん?」となることがあると思います。
そのため、関先生の考え方にハマる人もいれば、なかなか受け入れづらい人もいると思います。
従来の「ネクステ」「vintage」といった参考書は細分化されすぎていて、覚えることが多すぎて負担が大きいものになっています。
いきなり幅広い文法に手を付けるのではなく、まず 「入門英文法の核心」で文法の中心的概念を押さえたほうがわかりやすいし効率もいいというのが関先生のアプローチになります。
問題集ではなく講義の本なので、関先生流の英文法を体系的に一から学べる内容になっています!
「大岩の英文法」との違い
本書のいい点として、武田塾では現在英文法用の参考書として「英文法ポラリス1」を使っていますが、この本との相性がいいことが挙げられます。
同じアプローチの説明がされているため、非常に接続がしやすくなっています。
武田塾では「大岩」をやってから「英文法ポラリス1」に進むので2人の先生の説明がやや違う部分があります。
「大岩」がどちらかと言うと高校の先生に近いオーソドックスな説明ですので、「ポラリス」に入ったとき「大岩先生はこう言っていたけど関先生流に考えるとこうなんだ!」と理解できることもあります。
良くも悪くも少し説明が違う部分があるので、そういう違和感がなくスムーズに次に進めるというのが「入門英文法の核心」のいいところです。
では、「入門英文法の核心」が「大岩」の代わりになるのか、または超えるのか比較してみましょう。
比較してみると、初学者に優しいのは「大岩」です。
「大岩」は授業を文字起こししたような語り口調で、関先生の方は文章の書き方は硬めです。
そして、「入門英文法の核心」は情報量が多いです。
ですから、そもそも対象としている生徒が少し違います!
「入門英文法の核心」は高校の偏差値65以上の進学校の生徒向けで、
「大岩」は中学英語が固まっていれば万人受けするものになっています。
「大岩」は偏差値が低い人たちを救ってあげる
「入門英文法の核心」は偏差値の高い人たちに本当の英語を教える
というような感じのニュアンスで捉えてください!
すでに英文法を表面的に勉強していて、さらに理解度を深めたい人は「入門英文法の核心」がおすすめです。
もしこの2冊で悩んでいたら、無難な方が「大岩」で、関先生の考え方が好きでハマりそうな人は「入門英文法の核心」がおすすめです。
この「大岩の英文法」が強い部分をお話しておくと、偏差値が低めの人たちにフィットしているので、救える生徒層が下に広いということが強みになっています!
今回のまとめ
・関先生の考え方にハマりそうな人は「入門英文法の核心」
・初学者向けで救える層が多いのが「大岩の英文法」
・一度手にとって見て自分に合う方を選択しよう!
いかがでしたか?
今回は「「大岩」の時代は終わり?「入門英文法の核心」を徹底解説! 」というテーマでお話しました。
今回のブログを参考にして自分に合う方を使いましょう!
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