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はじめに!
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
札幌市営地下鉄 東西線 円山公園駅から徒歩5分、武田塾札幌円山公園校 です!
受験の天王山と言われる夏休みまでとうとう1ヵ月を切ってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は「【受験に必須】自分に合った英熟語の覚え方を知ろう!」というテーマでお話します。
本記事では、おすすめの英熟語帳を4冊取り上げながら、英熟語の最強の暗記法について紹介したいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
英熟語の重要性
そもそもなぜ英熟語が必要で、重要なのでしょうか。
「単語の勉強で手一杯で熟語の勉強なんてできない」や「英熟語は問題で直接問われることはないのでは?」という声も上がります。
しかし、これは誤りです。
そもそも英熟語は問われることもあります。
英熟語の問題は解けない人が多いです。
それだけ問題自体も難しく、英検でも難問として扱われることが多いです。
また、なんといっても文章を読むときに英熟語はたくさん使われます。
単語は無限にあるわけではなく、いろいろな単語が組み合わされて新たに意味を持つことが多いです。
ですので、英熟語を覚えていないと苦労することはよくあります。
英単語を完璧にしたにもかかわらず、全然文章が読めない人の原因が英熟語である ということは多々あります。
単語の組み合わせによって意味が全く異なることもあるので、英熟語を覚えて文章を読む必要があります。
英熟語は受験生の皆さんにとって必須の項目ということになります。
様々な流派
今回、英熟語帳を4冊紹介するにあたり、3つの流派に分けて紹介したいと思います。
そもそも英熟語帳には3つの流派が存在します。
自分がどの流派と相性が良さそうか見極めて、一冊の英熟語帳を厳選して英熟語の勉強に励んでほしいと思います。
流派①
一つ目、流派は シンプル派 です。
これは別名「高田先生流派」になります。
使う熟語は『英熟語ターゲット1000』です。
この熟語帳は英単語と同じように、英熟語が書いてあり、その右に意味が書いてあるもので、機械的に覚えていくことになります。
ゴリゴリ暗記していくので「ゴリ暗記系参考書」とも言います。
英熟語と意味が簡潔にまとめられており、機械的に頭にインプットしていく一冊 になります。
特に『英熟語ターゲット1000』のおすすめポイントは、最初に絶対に覚えてほしい熟語がまとめて載せてくれている部分です。
ですので、まず最低限そこを覚えるだけでも、熟語は役立つと感じる参考書になります。
また、複数の意味がある場合も①②と書かれており、かなり見やすい内容になっています。
小難しいことを考えることなく、「とにかく覚えるぞ!」という人にとってはおすすめの英熟語帳になります。
流派②
続いて二つ目の流派は、文脈派 です。
これは英熟語を文脈の中で覚えようとする流派です。
これは多数派だと思います。
そこで使われている参考書は『速読英熟語』、『英文で覚える英熟語ターゲットR』です。
長文の中に覚えてほしい熟語が散りばめられており、その文章を読みながら英熟語を身に付けていくスタイルになります。
英熟語はそもそも覚えにくいものであり、そこが最大の難点でもあります。
例えば、take in のような熟語であっても、複数の意味を持ち、なかなか覚えることが難しいです。
異なる意味を持つ英熟語が多いため覚えにくいですが、文章で覚えることで定着しやすくなります。
人間はそのまま覚えるのではなく、何かを足すことによって覚えやすくなり、この場合は文脈を加えることで熟語が覚えやすくなります。
よく誤解されがちなことは、英熟語だけを覚えるために、わざわざ文章を読むのは無駄が多いのではないかということです。
しかし、これは逆です。
その無駄と思える過程こそが暗記の補助になっています。
そもそも文章を読むという作業は多いに越したことはないです。
読む練習をしながら、熟語を覚えられる一石二鳥な参考書の紹介でした。
流派③
最後の流派は 理解派 です。
これは英熟語を論理で理解しようとする流派です。
川野先生はこちらの流派だそうです。
川野先生は、丸暗記が苦手であり、論理を理解して自分で意味を見出せるようになることが好みだそうです。
使う参考書は『解体英熟語』となっています。
英熟語は基本的に動詞と前置詞の組み合わせになっています。
動詞の意味はほとんど変わりませんが、前置詞の意味の広がりが大きく、その広がりを理解することで英熟語を推測する力を身に付けるというのがこの流派のポイントになっています。
例えば、offの語源を学んだとき、「offはofの分離の意味を強調してできた」等が書かれているため、offを使った英熟語を見たときに頭にスムーズに入ってきやすいです。
具体的な英熟語で言えば、take off には「脱ぐ」「飛んでいく」「離れる」という意味があり、まさに分離の意味が込められていることになります。
ofに関しても get rid of や deprive A of B があり「離れる」という意味があります。
そのようなことを知らない場合、ofはA of Bのように「BのA」という覚え方になってしまいます。
今のような「分離」の意味が頭に入っていないとget rid ofがどういう意味になるのかも理解できないことでしょう。
前置詞の語源から解説がなされていることで英熟語の理解を深めることが出来ることが理解派の良さです。
もりてつ先生の流派は?
因みにもりてつ先生は 折衷派 だそうです。
ゴリゴリ覚えつつも、論理もしっかり頭に入れたい、尚且つ文脈も知りたいという3つの流派の平行派とのことです。
『解体英熟語』は問題を解くという内容が良かった、好みであったようです。
論理的な考え方も頭に入れ、前置詞のイメージも覚えつつ、その上でいろんな文脈に触れることは大切であるということになります。
今回のまとめ!
今回は「【受験に必須】自分に合った英熟語の覚え方を知ろう!」というテーマでお話ししました。
英熟語を暗記する上での流派として、「シンプル派」、「文脈派」、「理解派」があります。
各々の流派に異なる特徴があるため、自分に合う流派や参考書を見つけて、英熟語マスターを目指してほしいと思います。
頑張ってください。応援しています。
最後に武田塾札幌円山公園校では随時 無料受験相談 を行っています!
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