はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは!
札幌市営地下鉄 東西線 円山公園駅から徒歩5分、武田塾札幌円山公園校です!
今回のブログのテーマは、「正しい音読のやり方」です!
英語の学習において音読は非常に重要です。
しかし、残念なことに伸びない方法で音読をしてしまっている人もとても多いです。そもそも音読をしていない人も多いですが、音読をしている人の中でも、よくない音読の方法になってしまう人が多いです。
そこで、今回のブログでは、間違った音読の方法や正しい音読の仕方、音読をすることで得られるメリットを説明していきます。
音読をしている人は、自分のやり方が間違っていないか確認してみてください。
音読をサボってしまっている人はこのブログを読んで音読へのモチベーションを上げてもらえると嬉しいです。
また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。
あなたは当てはまっていない?ただ音だけ出す「読ん読」
音読をしている人の中には、ただ音だけ出す「読ん読」になってしまっている人が非常に多いです。
つまり、文を音に出しているだけで、文章の意味を理解できていない人が多いです。
意味がわかっていない状況で、ただ字面を追っていくのは「あいうえお」と言っているのと同じです。
英語の聞き流しや、洋楽を使っての学習をオススメする人もいますが、流れてくる英語の意味を理解できていない場合が多く、効果があるかと言われると微妙です。
ただ洋楽を聴いているだけでは、英語ができるようにはなりません。
意味を理解して初めてできるようになります。音読も意味が理解できなければ身につかないので、意味を正確に理解してから音読に挑むようにしましょう。
正しい音読の仕方
ここまでは、多くの人が陥りがちな間違った音読の方法を説明しました。
ここでは、正しい音読の仕方を説明します。
句や節の固まりを意識して読む!
先ほど、意味がわかった上で音読しないと英語の成績は伸びないと説明しましたが、意味がわかると、文章の区切りがわかります。
逆にいうと、句や節の固まりを意識して文章を読まないと英語を自然に読める要にはなりません。
ただ単語単位で文章を読んでいるのは、音読ではなく、「音毒」です!
この方法で音読してしまうと、無茶苦茶な英語が身についてしまいますし、リスニングにも役に立たないので、絶対に句や節の固まりを意識して読むようにしてください。意味の固まりを把握するためには、参考書に付属している音声を聞くことは必要不可欠です。
音声を聴いて、ネイティブの人がどこで区切るのかを知り、固まり単位で意味を理解する習慣を身につけていきましょう。
また、構文の勉強をしていると思いますが、構文の勉強をする理由は、区切りを理解するためなので、これまで勉強したことを意識してリスニングや音読をしてほしいと思います。
武田塾でも音読や音声付き音読の話を何度も何度も生徒さんにお伝えしています。
武田塾の校舎では、ちゃんと音読ができているか目の前で音読をさせることでチェックをするようにしていますが、その際どこをみているかというとブレス(息継ぎ)の位置です。
ブレス(息継ぎ)の位置を確認することで、意味の固まりを正確に理解できているかを見分けることができます。
音読をすることで、返り読みを防ぐことができるため読む速度が向上し、リスニングにも役に立ちます。
音読にはこのようなプラスの面があるのですが、まさに区切りが理解できず、単語単位で理解する勉強を続けているとこのプラスの側面を活用できず、いつまで経っても英語の成績は伸びないので、単語ごとに音読するのではなく、固まり単位で音読をする習慣を身につけるようにしましょう。
1日30分を目安に音読しよう!
音読に取り組むにあたって、1日30分を目安に取り組むようにしましょう。
1分で読める英文であれば30分で30回、5分で読める英文なら30分で6回読むようにしましょう。
音読の題材としては、長すぎないもので30分の中で何度も音読できるものを選びましょう。
音声の活用方法
最近の長文の問題集には、音声がついています。
もしかしたらその音声を使わずにいたという人も多いのではないでしょうか。
しかし、この音声を使って勉強すれば非常に英語の成績を伸ばすことができますよ!
この音声を使って行って欲しいことは「オーバーラッピング」です。
オーバーラッピングとは、音声を聞きながら、スクリプトを目でも追いかけて音声と同じように実際に発音していくという音読方法です。
音読に取り組んでいる人の中には、スピードがバラバラだったり、発音が全然違ったりして自由な読み方になってしまうことも多いです。
文章の構成や意味を正確に理解すると同時に、音声の発音に近づくことを目標に取り組むようにしましょう。音声なしで我流で音読するのではなく、音声が音読の模範解答だと思って音読して欲しいです。最初はオーバーラッピングをするのはなかなか難しいかもしれませんが、音読で練習してからまた再びオーバーラッピングに挑戦してみてください。
また、最近ではアプリで音声の速度を変えることも可能なので、それらもぜひ活用して欲しいです。
音読で得られるメリットやスキル
残念ながら音読をめんどくさがる人が多いというのも事実です。
しかし、音読をすることで得られることはたくさんあります!
まず、音読をすることによって、速読が可能になります。
目に頼ってしまうと前から読む癖が身につきません。
おそらくネイティブは返り読みをしていないのではないかと思います。
返り読みをしなくても文章は読めると本当にスピードアップが見込まれるので絶対に音読をしましょう。
今回のまとめ!
今回のブログでは、音読をテーマに説明しました。
間違った方法で音読を行っていないか自分の方法を振り返りましょう。
受験だけでなく合格後も音読の習熟度は英語力に大きく関わります!
音読を極めてライバルに大きな差をつけて英語学習を有利に進めましょう!
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