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はじめに!
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
札幌市営地下鉄 東西線 円山公園駅から徒歩5分、武田塾札幌円山公園校です!
4月も始まり、新生活はいかがお過ごしでしょうか?
春から新環境となり、わくわくと不安が混在している方も多いのではないでしょうか。
また、受験学年の方は本番まで1年を切っているということで焦っている方もいるかもしれません。
そんな方に今回は、「高校3年生春、国公立理系志望の勉強の配分」をテーマにお話ししていきます。
国公立の理系志望の場合、2次試験の受験科目は英語・数学・物理・化学の4教科で受験する人多いかと思います。
一般的にほかの私立文系や国公立文系の人と比べてやることがとても多いです。
そこで、優先順位や勉強のバランスで悩む人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みに答える回となります。
ぜひ皆さんの勉強の参考になればと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
英語は早めに完成させよう!
まずは勉強の優先順位についてお話しします。
ずばり、早めにやらなければならないという意味合いで、勉強の優先順位は英語→数学→理科の順が良いです。
さらに、「急がないといけない」「早めに完成させておかなくてはならない」という意味合いでは、英語の文法が第一にきます。
英語の文法で何か穴がある、勉強していない、または苦手な分野があれば、何よりも先に固めるようにしましょう。
もちろんここには、英文法のみならず英単語も入ってきます。
英単語もある程度は高校3年生の隙間時間でできるとは思いますが、基本的な単語を覚えていない場合、急いで単語の方にも力を入れましょう。
理系としては数学と理科がとても大変なので、英語は極力時間を割かなくてもいいようにしたいです。
単語と英文法など基本的なことは高校3年生の夏や秋に持ち込まないようにしましょう。
後半に英語の単語や文法など基本的なことに割く時間はほとんど残っていないと考えておいてください。
その考えのもとで、1番終わっていないと危険なのが英語の基礎(英文法・英単語)だということです。
数学を中心に勉強しよう!
数学が大切なのはもちろん皆さんご承知な部分も多いかと思いますが、数学は積み重ねの科目です。
高1・高2で勉強した上に、高3でやるような数学Ⅲや難しい数学ⅠAや数学ⅡBが入ってくることになります。
それらを早めに固めておかないと高3になってからの学校の勉強が上の空になってしまうことがあると思います。
そうなると高3の学校の勉強が無意味なものになってしまいます。
数学は積み重ねが大切なので、高1・高2の内容はしっかり復習するようにしておきましょう。
具体的な分野としてはベクトルや基本的な積分計算、確率が該当します。
数学ⅢはⅠAⅡBの色んな分野の組み合わせであることが多いです。
例えば、微積を取ってみても、三角関数や数学ⅡBの微積の知識が必要不可欠です。
IA・ⅡBの知識があやふやな状態だと数学Ⅲはすぐについていけなくなります。
なので、数学ⅠAⅡBの苦手な分野をしっかりと潰し切り、自身を持てる状態を作っておくことが重要となります。
そして、その次の科目として理科がくるというイメージになります。
1日6時間勉強するとしたら・・?
上記のような優先順位を頭に入れた上で、勉強の配分についてですが、あくまでも数学中心で勉強するようにしましょう。
勉強の配分としては、数学→英語→理科 の順番が良いかと思います。
学校があるとき、1日6時間勉強ができるとした場合、その人の得意不得意によるかもしれませんが、2時間半~3時間くらいは数学で、残りを英語と理科で半分ずつ割くイメージをもつと良いと思います。
基本的には勉強時間の半分くらいを数学に充てて、残りを英語と理科でわけるイメージかと思います。
もし英語が得意な場合は少し減らして、苦手なら少し多くしていくイメージをもつと良いです。
ただし、理科は基本的に国公立の場合2科目必要ですので、1日の勉強時間によっては、両科目とも勉強時間が1時間も満たない場合があるかもしれません。
ですので、最初は物理・化学にどちらかを得意にしていく方針で良いかと思います。
特に現役生の場合、理科は高校3年生から追い上げる人が多いので、早いに越したことはないですが、あとからどうにかなるような科目でもあります。
1日の中で物理と化学を全部触れて中途半端になるよりかは、どちらかの科目に絞り、高校3年生の春くらいには物理・化学のどちらかがある程度目途が立っているのがイメージとしては良いかもしれません。
イメージ感としては、化学の高校2年生でやった内容は完璧に理解できている、物理の力学の基本問題はある程度問題なくできるといった状態が良いと思います。
失敗パターン
武田塾の生徒や受験相談に来てくれる子の中でも、受験に失敗してしまうパターンとして次の2つのパターンが多いです。
そのようなパターンに陥らないように注意して勉強に挑んでくださいね。
失敗パターン① 数学を疎かにしている・・
一つ目は、理科に力を入れすぎて、数学に力を入れないパターンです。
理科は急にやっても伸びないことが多い科目です。
継続と分野別の細かい対策が必要になってくるので、春にまとめて勉強したとしてもすぐに得意になるわけではないです。
そのあともたくさん新しいことをやっていくので、継続した取り組みが重要となります。
数学を疎かにしてしまうと、夏や秋の受験直前にまとまって勉強しなければならない時間に数学しかできない現象に陥ることとなります。
しかも数学は点数配分が大きいですので、数学がいつまでも苦手で足を引っ張る原因にもなるので、失敗パターンになりやすいです。
理系の人は数学の勉強を1日の半分くらい割くことによって、数学から逃げることなく、春の時期から基礎を固めていくようにしましょう。
失敗パターン② 理科のスタートが遅い・・
二つ目は高3になっても理科のスタートがきれていないパターンです。
高1高2の人は基本英語と数学を勉強することになると思いますが、そのまま高3になっても理科をスタート出来ていないパターンがあります。
高1高2から真面目に勉強してきた人によく当てはまる例かと思いますが、英語数学をしっかりやってきたからこそ、これからも英語と数学を毎日何時間もやらなくてはいけないと思ってしまいがちです。
特に理系の子はそのような認識を改めましょう。
理科は基本的に高2の秋や高3のから本腰を入れて始めるものなので、そのための時間をそろそろ作っていく必要があります。
英語や数学の勉強を減らしていき、理科の勉強も頭に入れましょう。
特に理科は量がかなり多いです。
生徒にありがちなパターンとして、平日は部活が忙しすぎて時間が取れない場合です。
そのような場合はせめて土日は理科の配分を多くして、理科の勉強を頑張る。もしくは、定期テストは真剣に9割以上を狙いに行くのが良いかと思います。
理科の勉強は絶対高3の時点でなにかしら始めておかないと後々苦労することになります。
そこで定期テストを頑張るのも一つの手です。
定期テストのためというよりは受験のためになる勉強であるとともに、毎回の学校の授業についていくだけでも有効な勉強となります。
理科は学校で学ぶところを押さえて、定期テストで9割の点数を狙うことをポイントとして押さえておきましょう。
特に定期テストは英語のリーディングや現代文を勉強しても入試には直接繋がらないことが多いですが、数学や理科は入試に直結する基礎的な問題も定期テストに含まれているので、絶対に頑張ることをおすすめします。
今回のまとめ!
今回は「高3年生国公立理系志望の勉強配分スケジュール」というテーマでお話ししました。
そこでポイントとなるのは大きく以下の3点です。
①勉強の優先順位を決める ②数学の基礎を固めておく ③英語・数学の目処が立ったら理科に取り掛かる |
勉強の順番を間違えず効率よく勉強配分をし、志望校合格を掴み取ってください!
最後に武田塾札幌円山公園校では随時無料受験相談を行っています!
受験に関する悩みや勉強法に関する疑問などぜひお気軽にご相談ください!
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