【大学紹介シリーズ】札幌市立大学　看護学部を紹介します

この記事では、札幌市立大学看護学部について紹介します！

・札幌市立大学看護学部とは…
　‣概要
　‣学生数・男女比
　‣４年間のながれ
　‣魅力
　‣就職・進学先
・札幌市立大学看護学部の設置コース
　‣保健師コースとは…
・札幌市立大学看護学部の受験情報
　‣入試科目
　‣偏差値・共通テスト得点率
　‣合格最低点
・まとめ

札幌市立大学看護学部とは…

札幌市立大学看護学部

概要

札幌市立大学　看護学部では、看護実践力だけでなく、
その人がその人らしく生きることを支える看護を学ぶことができます。
3年次からは、30名程度の少人数の学生を対象にした選択制の保健師コースを開設しています。

学生数・男女比

学生数：348名（うち男子25名、女子323名）
男女比：男子7.2％、女子92.8％

※参考：全国の看護学を学んでいる大学生の男女比：男子9.9％、女子90.1％

札幌市立大学看護学部は、全国平均に比べ、女子の比率がやや高いです。

4年間の流れ

１年次：デザイン学部生と一緒に共通教育科目を学ぶ（芸術の森キャンパス）
２年次：看護の専門科目が増え、患者さんを受け持つ本格的な臨地実習が始まる
３年次：看護の対象者とその疾病への理解を深め、保健師を目指す学生のための専門コースも始まる
４年次：４年間の学びの集大成である卒業研究と併行して国家試験対策も始まる

主な就職・進学先

就職・進学率

就職：91.3％
進学：8.7％
その他：0.0％

※2018年度卒業者

主な就職先（職業別割合）

・専門的・技術的職業
　‣医療従事者：98.7%
・事務：1.2%

※2017年度卒業者データ

ほぼ100％近くが医療従事者として就職しています。

主な進学先

札幌市立大学看護学研究科、札幌市立大学助産学専攻科、札幌医科大学助産学専攻科、北海道教育大学養護教諭特別別科、北海道立旭川高等看護学院助産学科　等

札幌市立大学看護学部の魅力

札幌市立大学看護学部の魅力は、客観的臨床能力試験「OSCE（オスキー）」の制度です。

これは、看護の現場で求められる臨床技能の修得度を客観的にチェックする評価システムで、
強制ではなく学生自らの意思で参加を決めます。

学年ごとの学修到達目標に基づき模擬患者に対する看護実践を行い、
模擬患者と教員からフィードバックを受けて看護実践能力の研鑽を図ることで、自ら学ぶ力を育てます。
ちなみに、模擬患者は市内の方々。正直な意見や温かい励ましを頂く経験は貴重な礎となるはずです。

質の高い看護の実践能力を身につけたい！保健師の資格をとりたい！といった人にオススメです！

札幌市立大学看護学部の国家試験合格率

ここでは、札幌市立大学看護学部の国家試験合格率を見ていきます

国家資格名	札幌市立大学看護学部	全国平均
看護師	96.4％	94.7％
保健師	92.3％	88.1％

※2019年度新卒者データ

全国平均と比べて、看護師・保健師資格の合格率は高いです！

札幌市立大学看護学部に設置されているコース

札幌市立大学看護学部では、3年次から、保健師コースを選択することができます。

保健師コースとは…

概要

このコースでは、公衆衛生看護の基本的な概念や地域における保健師の仕事などを学ぶことができます！

家庭訪問や乳幼児健診など公衆衛生看護の実践で用いる基本的な技術を習得し、
具体的な支援計画を立案し、公衆衛生看護学臨地実習での実践へとつなげていきます。

保健師コースを選択し必要単位をすべて修得すると、保健師国家試験の受験資格が得られます。

コースの選択は3年次ですが、保健師コースの必修科目には1年次に開講している科目もあり、
入学時から4年間の計画をしっかり立てることが大切です。

魅力

このコースの魅力は少人数制の質の高い教育です。人数は30名程度です。

選択希望者が30名を上回る場合は、面接・3年次前期までの成績などにより選択者が決まるので、

1年次からしっかりと学習に取り組むことが大切です。

札幌市立大学看護学部の受験情報

以下では、入試に関する情報を紹介します！

入試科目・配点

■前期日程

共通テスト

教科	配点	備考
国語	200	『国語』
外国語	200	『英語』（筆記（リーディング）及びリスニング）
数学	100	『数学Ⅰ・数学Ａ』
理科	200	『物理基礎』『化学基礎』『生物基礎』『地学基礎』から２科目、もしくは『物理』『化学』『生物』『地学』から２科目 ※「理科」は、「基礎を付した科目」２科目の場合、合計得点（100 点満点）を 200 点満点に換算して利用します。