目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
札幌市営地下鉄麻生駅から徒歩2分、武田塾札幌麻生校 です!
今回のテーマは「あなたの高校の理科・社会の授業は遅すぎない!?」です!
・「化学が高3になってやっと入った」 ・「物理基礎2年でようやく終わった」 |
皆さんの高校にこのような状況になっている授業はありますか?
もしそうなっている人がいたら、本当に急がなければいけません!!どんどん先取りが必要です!
ということで今回は皆さんの理科社会の進捗状況を確認しながら、先取り勉強法など、遅れている人へのアドバイスをしていきたいと思います!
こちらの動画でも今回の内容を取扱っていますので、是非ご覧ください!
高校で理科・社会はどの辺をやっている?
新課程が始まったこともあり、学校によって理科社会の進度は大きく異なっています!
ここでは様々な受験生の進捗を見ていきたいと思います!
またこの受験生の声は2024年3月時点のものとなっております!
まずは社会選択の生徒の声を聴いていきましょう!
生徒①
「高二文系です。世界史が詰んでいます。山川出版の諸説世界史を使っていますが、現在アケメネス朝ペルシアの話が始まったあたりです。」
世界史をやったことがない人にはピンと来ないかもしれませんが、アケメネス朝は紀元前550年の時代です。
そのぐらい進んでいないということです!
生徒②
「高2文系です~。
まだ歴史総合しか終わっていないとかいう、意味不のカリキュラムです~。
どうやら3年で日本史探求・世界史探求・地理探求に分かれるそうで・・・。」
これはそもそも世界史にすら入れていないので、生徒①よりもかなり遅い状況です・・・。
生徒③
「文系日本史です。今室町あたりです。」
生徒①②よりは進んでいそうですが、室町でも少し遅いですね・・・。
この後は安土桃山時代・関ヶ原の戦い・江戸幕府・三大改革などがあり、日本史はこれらの近現代が非常に重いのです!
高2の終わりなら江戸時代くらいに入っているのが理想です!
さらに言うとこの後入る明治時代はもっと重いです!
世界史なら宗教改革、日本史なら江戸時代に入っていれば、いいペースで進んでいると考えて大丈夫です!
なお日本史に関して言えば、近現代からスタートしている人は、昭和時代に入っていることが望ましいです。
続いては理科選択の生徒の声を聴いていきましょう!
生徒④
「北海道の高二です。化学はヘスの法則、物理は遠心力で、まだ物理基礎範囲の電磁気も終わっていません。」
物理は力学・熱力学・電磁気・波動・原子の5つの単元で構成されており、この生徒さんは力学しか終わっていないと考えられます。
まだ全体の1/3も終わっていない状況です…。
多くの受験生はこの時点ではもう電磁気に入っています。
化学に関してもペースが遅く、まだ理論化学の段階です。
一般的な授業のペースとして、2年終わりの段階では、理論化学は終え無機化学に入っている人が多いです。
このように高校の授業進度が遅いというのが、理科社会では多く見受けられます!
自分の高校の進度を参考にするのではなく、今回のような情報を得て、先取りをしていくようにしましょう!
先取りして勉強しよう
何度も言いますが、基本的に高校の理科社会の授業進度は信用しない方がいいです!
高校の先生は飽くまで教科書を教えることがメインの仕事で、受験に受からせることがメインの仕事ではありません。
理科社会は高校によってはどう考えても時間が足りないことが多く、中には間に合わなくて夏の補習で進めたり、最終回直前に間に合わなかった分の公式・用語集を配ったりなど、正直苦しい対応をする先生がいるのも事実です。
特に課程が始まった今は、ただ先生が一方的に内容を教えるだけではなく、みんなで議論して深める時間を取る必要が出てきました。
そうなると余計に授業を進めるスピードが遅くなります…。
よって受験に受かりたい、特に難関大に合格したい受験生は、仮に教科書レベルができても合格のためには勉強が足りません!
よって教科書の先取りを自分でどんどん進め、一通り基礎が入った後は、問題集を使って入試対策に入りましょう!
社会が遅れている人へのアドバイス
ではここからは理科社会が遅れている人が、どのようにしたら後れを取り戻せるのか、戦略を教えていきたいと思います!
まずは社会についてです!
社会は日本史・世界史・地理・倫理政治経済に分かれますが、日本史と世界史は参考書や動画学習など、独学でかなり進められる科目なのではないかと思います!
特に世界史は中田敦彦さんのYoutube大学でポイントを押さえられるかなと思います!
では実際にどのような参考書を使えばいいのか教えていきます!
日本史は『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』が初めての本としてはわかりやすく、
世界史は、
・『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
・『きめる!共通テスト世界史』
・『茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本』
・『青木裕司 世界史B講義の実況中継①』
がお勧めです!
これら参考書の共通点
これらの参考書には共通していることがあります!
それは知識が抑えめで、全体像を把握できることです!
進学校の人に多い傾向で、知識を単元1つ1つで詰め込み過ぎることがあります。
そうなると時間がかかるだけでなく、余り身にならないことがあります。
まずはこのような講義系参考書で、全体の概要を押さえることを優先しましょう!
概要を押さえることで、これからどのくらいのペースで、何をしていけばいいか、計画立てて進めることができるようになります!
理科・社会の勉強のポイント
またこれは理社に共通して言えることですが、先取り学習の際に教科書を使うことはお勧めしません!
教科書は文章が固く、読み取って理解することが難しいことから、学校の先生の授業ありきの作りになっているのです。
よって自分で進めるのは時間がかかってしまいます。
説明が噛み砕かれた参考書を使うようにしましょう!
しかし参考書の先取り学習だけでは、どうしても理解できない内容が出てくることがあると思います。
例を挙げると、日本史における江戸時代の小判の改鋳や、江戸開国後の金銀の比率の話などは、正確に理解しようとすると、政治経済の概念も使ったりするので、かなり頭を使うことになります。
このような複雑な内容は、わかりやすい映像授業を見ることをお勧めします!
この場合、日本史ではムンディ先生というYoutuberの映像授業が分かりやすいので、行き詰まった方は見ることをお勧めします!
理科が遅れている人へのアドバイス
続いては理科が遅れている人へのアドバイスを行っていきたいと思います!
日本史や世界史は、参考書だけである程度行けるとお話ししましたが、理科、特に物理・化学は参考書だけではかなりつらい分野となっています…。
よって物理や化学では、参考書と映像授業を併用することをお勧めします!
勉強の進め方
ではどのように進めていくのかお話ししていきます!
まずは物理についてです!
武田塾としては、物理は『秘伝の物理講義』の使用をお勧めします!
この参考書は説明メインのわかりやすい講義系の参考書となっていますが、各内容に解説付き映像授業のQRコードがついています!
物理は動いている様子を見て初めて分かる概念が多いので、わからなくなったらすぐこれに頼ることをお勧めします!
ほかにもスタディサプリなどの利用もお勧めです!
化学についても、理解の場面では物理と同じようなことが言えますので、映像授業の利用をお勧めします!
問題集も必要!
このような理解の場面では映像授業の利用が効果的ですが、実際に問題を解くことや化学のように知識を暗記することを考慮したら、やはり問題集等に手を付ける必要が出てきます!
そこで武田塾がお勧めしている問題集は『高校これで分かる基礎問題集』です!
多くの高校生が学校で配られる物理・化学の参考書は『リードライトノート』『セミナー』『EXCEL』などだと思います!
しかしこれらの問題集はどれも問題が比較的難しいのです…。
そのため網羅するには時間が足りなく、中途半端に終わってしまいます。
しかしこの問題集は、絶対必要な公式を使った、比較的簡単な問題が揃っているため、映像授業を見た後の基礎固めには最適な問題集なのです!
難関大を目指す人も、先取りするならまずは簡単なものでしっかり固めるようにしましょう!
まとめ
今回は 理科社会の授業進度が遅い人に向け様々なアドバイス を行いました!
遅れている際にまずすべきことは先取りです!
学校の授業は無視してガンガン進めて下さい!
基本は参考書を使うのがお勧めですが、教科や内容によっては映像授業を組み合わせて進めましょう!
皆さんの目指す志望校合格のために、理科社会も忘れずに取り組んでいきましょう!
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