目次
- はじめに
- Q.高1理系です。青チャートを1周したのですが身になっている気がしません。基礎問などに変えるべきですか?
- 「基礎問」と「赤の文系数学」は同じレベルと聞いたのですが、「基礎問」が半分いったら「赤の文系」にいってもいいですか?
- Q.葉一さんの動画と「基礎問」で先取りできますか?
- Q.「基礎問」と合わせるのは「黄チャート」でも良いのでしょうか?
- Q.「数Ⅲ 基礎問」だけで戦える国公立大学はどこら辺まででしょうか?
- Q.共通テストのみで数学ⅠAとⅡBのどちらかしか使えません。「基礎問」をせずに「きめる!共通テスト」をした後に「青チャート」で苦手な分野を潰していくみたいなやり方は大丈夫ですか?
- Q.高1で「基礎問」をやっています。解説を見ても理解できません。この場合は「入門問題精講」からやり直したほうが良いですか?
- Q.「基礎問」例題を完璧にしたら共テ何割くらい取れますか?
- Q.基礎問の解説が粗すぎると感じる
- 今回のまとめ
- 武田塾の無料受験相談に来てみよう!
はじめに
みなさんこんにちは!
札幌市営地下鉄麻生駅から徒歩2分、武田塾札幌麻生校 です!
今回は、「視聴者からの質問に答えよう!『基礎問題精講』シリーズ編」というテーマでお話したいと思います。
武田塾チャンネルに寄せられた基礎問に関する質問について今回は答えていこうと思います。
高1・高2生で「数学を頑張るぞ」「基礎問を頑張るぞ」と思っている方は多いと思うので、ぜひ参考にしてみてください!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているので、ぜひ下記の動画もあわせてご覧ください!
Q.高1理系です。青チャートを1周したのですが身になっている気がしません。基礎問などに変えるべきですか?
これは難しい質問です。
まず、やった範囲が本当にできているのか自分でテストしてみてください。
青チャートには例題が約300問ありますが、この中からランダムで10問選びその問題をテストしてください。
10問中9問正解できたら身についていると言えます。
ただし、10問中6〜7問しか正解できない場合は参考書を変えるか青チャートをもう一度復習したほうが良いと思います。
まずはテストをしてみて身についているか確認して、その後青チャートを完璧にするか範囲を絞って基礎問をやるかを決めましょう。
「基礎問」と「赤の文系数学」は同じレベルと聞いたのですが、「基礎問」が半分いったら「赤の文系」にいってもいいですか?
おそらく受験生からの質問だと思いますが、これも非常に難しい質問です。
「赤の文系数学」の例題は「基礎問」と同じレベルと言われることもありますが、高田先生は「基礎問」は誘導が丁寧で「赤の文系数学」はアウトプット向けだと考えています。
本当に時間がない場合は「赤の文系数学」をメインで勉強するのはありだと思いますが、問題数が減ってしまうのでリスクはあります。
「基礎問」は教科書の易しい計算問題から入試問題まで扱っているのに対して、「赤の文系数学」はただ計算するだけだったり公式を使ったりするだけの問題はありません。
基礎ができていない人は「基礎問」からやって、基礎に自信がある人は「赤の文系数学」から入っても大丈夫です。
定期テストで毎回70点以上いっている人は「赤の文系数学」に入っても良いと思います。
Q.葉一さんの動画と「基礎問」で先取りできますか?
教育系YouTuberである葉一さんですが、高校数学の動画も出していますよね。
葉一さんに限らず、スタディーサプリの動画や学びエイドの動画などたくさんありますが、先取りに使うのであれば「基礎問」ではなく「入門問題精講」だと思います。
葉一先生の動画を観てその範囲の問題を「入門問題精講」で解くというのは非常にオススメです。
Q.「基礎問」と合わせるのは「黄チャート」でも良いのでしょうか?
「基礎問」の弱点は何かと言うと、演習不足です。
問題の数を絞っている分完璧にしやすいですが、使いこなせるようになるかと言うとその人のアウトプット能力次第です。
「基礎問」で二次関数の範囲を学んだが模試で点数が取れるか不安な人が、「青チャート」や「黄チャート」で二次関数の問題を解くというのはありだと思います。
Q.「数Ⅲ 基礎問」だけで戦える国公立大学はどこら辺まででしょうか?
琉球大学や島根大学などの易しめの国公立大学であればワンチャンスありますが、実際にはほぼありません。
二次試験では「基礎問」のような易しい問題は出ないので少し厳しいです。
国公立大学を受けるのであれば「国公立標準問題集CanPass」や「重要事項完全習得編」といったレベルまでは勉強しておいてほしいです。
Q.共通テストのみで数学ⅠAとⅡBのどちらかしか使えません。「基礎問」をせずに「きめる!共通テスト」をした後に「青チャート」で苦手な分野を潰していくみたいなやり方は大丈夫ですか?
共通テストしか数学を使わない人は多いと思いますが、そのような人でも「基礎問」を勉強した上で共通テストの対策をするべきか、ダイレクトに共通テストの対策に入るべきか悩んでいる人は多いと思います。
結論から言うと、「基礎問」からやりましょう!
まず、「きめる!共通テスト」は難しく、数学が苦手な人向けの解説ではありません。
「緑チャート」などもありますが、こちらの参考書は比較的誘導が丁寧ですので学校の定期テストが平均点ぐらいの人でも取り組めると思います。
「きめる!共通テスト」は定期テストが毎回80点以上取れている優等生ではないと無理です。
まずは「入門問題精講」や「基礎問」などで数学の基本的な知識をインプットして、それから共通テストの対策として「きめる!」や「短期攻略」に入っていく形になります。
Q.高1で「基礎問」をやっています。解説を見ても理解できません。この場合は「入門問題精講」からやり直したほうが良いですか?
間違いないです。「入門問題精講」からやり直したほうが良いです。
「入門問題精講」も辛いという方は、「やさしい高校数学」の方が解説がわかりやすいのでこちらを使ってください。
わかりやすさを重視しているなら「やさしい高校数学」、問題の難易度を落としたい場合は「入門問題精講」を使ってください。
Q.「基礎問」例題を完璧にしたら共テ何割くらい取れますか?
こちらの生徒によりますが、進学校の生徒は6〜7割くらい取れたりもしますが、大体4割くらいです。
例題だけやったからと言って高得点は期待しないほうが良いです。
「基礎問」はインプットの参考書なのでまだ使いこなせない人が多いです。
共通テストの問題をスラスラと解けるようになるためには共通テスト用の対策が必要なので、「短期攻略」などを使ってアウトプットの練習をしましょう。
Q.基礎問の解説が粗すぎると感じる
「基礎問」の解説は「4STEP」などに比べれば丁寧な方なので、理解できない問題があれば質問して解決しましょう。
10問中2問以上解説を読んでもわからない問題がある場合は、そもそも「基礎問」が合っていない可能性が高いので、「入門問題精講」などの易しい参考書に戻りましょう。
「基礎問」を使いこなそう
「青チャート」や「フォーカスゴールド」が覇権を握っていた時代では「基礎問」はあまり知られていませんでしたが、今は「基礎問」も市民権を得たと思います。
「基礎問」は使い方次第で最強になります。
ただし、使い方を間違えるとあまり使う意味はないので、正しい方法で使ってください。
多くの受験生や数学嫌いの人にとっては「基礎問」は救世主だと思うのでぜひ使いこなしてほしいと思っています。
今回のまとめ
今回は「視聴者からの質問に答えよう!『基礎問題精講』シリーズ編」というテーマでお話しました。
ポイントをおさらいしましょう!
・基礎を固めるためには「基礎問」をやろう! ・「基礎問」が難しい場合は参考書のレベルを落とそう! ・共通テスト対策には「短期攻略」をやろう! |
今回のブログを参考にして「基礎問」を使いこなしてください!
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