目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
札幌市営地下鉄麻生駅から徒歩2分、武田塾札幌麻生校 です!
冬に向けて一気に寒くなってきましたね。
手洗いうがいなど、日々の感染症対策はしっかりできていますか?
今回紹介するテーマは「意外と知らない?過去問は●年分解こう!」です!
過去問に関しては様々な疑問を持っている受験生が多いと思います。
そこで今回は何年分の過去問をやるべきかについて解説します!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話ししているのでそちらもぜひ合わせてご覧ください。
過去問の使い方
過去問はただ遡ればいいというわけではありません。
課程の変化や世の情勢により問題が変わっていることもあります。
ですので科目別に過去問を何年前まで遡ればいいのかを解説します!
受験生によってはAmazonで1~2世代前の過去問なども探して、どんどん振り返っている方もいると思います。
この「過去問を何年分やるか問題」は勉強の計画を立てる上でも大変重要です。
科目によって何年分やるべきかは違うので、それぞれ分けてお話していきます!
政治・経済、地理の遡る範囲
政治・経済、地理などの最新の時事を含むものは5年分までが最適です!
特に政治・経済は法律などが改正されてしまうと、全然情報が違ってむしろ間違った知識を吸収してしまう可能性があるので要注意です!
例えば、安倍政権が「集団的自衛権は合憲だ」という判断を下したときです。
それまでは「集団的自衛権は認めない」としていたので、そこで一気に集団的自衛権に関する正解が変わったときがありました。
つまり、安倍政権以前か以降かで集団的自衛権に関する解釈が大きく違っているということです!
こういったところにはとても気を付けていきましょう!
地理では、最近の共通テストのグラフの問題でGDPや諸々の数字がやはり中国やインドのものはとても上がっています。
しかし2005年などの入試問題だと、中国やインドは発展途上国だったので低いグラフのままになっています。
イギリスも、EU離脱を発表しています。
これもここ数年のお話なのでそういったところも気をつけましょう!
このように政治・経済/地理は時代によって正解が変わるので古い過去問は使い物になりません。
よって多くても過去問を遡るのは5年分までにしましょう!
共通テストとセンター試験への取り組み
2014年度以前と2015年度以降のセンター試験の出題形式は大きく違っています。
このように、遡りすぎると過程が違ってきます。
センター試験は共通テストより簡単だと思って練習で解くことは賛成ですが、センター試験で点数が取れて油断する方が多くいます。
ですので、共通テストはセンター試験より難しいので、センター試験は共通テストの練習のつもりで取り組みましょう!
一般入試の傾向の変化
例えば早慶や明治大学の入試を受けるとして、過去問をAmazonで遡ることができますが、どこまで遡るべきなのかをお話します。
これも科目によるところが大きいですが、ざっくり10年分あたりが境目です!
10年分やる中でも傾向は変わってくるので、多くの大学が遡るほど易しいと感じることが多いと思います。
例えば東京大学の過去問では今はリスニングが5択の問題になっていますが、遡っていくと4択の問題になります!
このように、大学にもよりますが昔の方が分量が少なくて解きやすい問題が多いです。
しかし、中身を見てみると今の問題よりも文章自体も難易度は高いです。
昔は細かく難しい文法が多く出題される傾向でしたが、今は日常で使える英語が主流になってきました。
歴史は遡るべき!
歴史科目に関してはどんどん遡った方がいいです!
これはなぜかというと、作問者が過去問を参照していることが多いらしく過去に出題された単語がそのまま出題されることがあります。
これによって同じ難単語でも出にくいものと頻出のものがあります。
これはやはり過去問を遡っていないと取れなかったであろうという難単語があるので、歴史に関しては積極的に遡ることをオススメします!
英語は幅広い学部をやろう!
英語はどうしても過去問を沢山解きたいと思って、10年以上も遡る方がいますが、そこまでやる必要はありません!
そこまでやるくらいなら違う学部の最新のものを解く方が効果的です。
例えば同じ1つの学部を20年分解くよりも、志望校で10年分、各学部で最新の5年分を解く方が効果があります。
科目ごとにテーマやトレンドを把握してやろう!
数学や理科に関しても基本的に過程の変化さえなければ積極的に遡りましょう!
英語には大学ならではの問題もあります。
例えば東大なら第1問目は絶対に要約が出ますが、他に要約問題が出題される大学を探すのは大変です。
ですので、そこの大問だけをずっと遡るのは良いです!
ただ一般的な長文問題などの対策なら、似ている傾向の別の学部などの方が良いと思います。
特に長文に関しては各大学がトレンドに合わせたテーマを持ってくるので、やはり最新のテーマを解いておいた方がもしかしたら同じようなテーマが出てくる可能性が高いです。
ジェンダー論やAI、コロナウイルスなどの最新テーマはしっかり過去問で対策しておきましょう!
今回のまとめ
今回は とりあえず10年は絶対ダメ!過去問は何年前までやるべきか? というテーマを紹介しました!
・過去問を遡る量には注意しましょう! ・時代の流れや情勢によって正解・不正解が変わることもあります! ・科目ごとに傾向を把握して調整しましょう! |
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