ブログ

<センター試験より難化!?> 2021 共通テスト 総評 ~文系科目編~

こんにちは、武田塾札幌麻生校です!

 

受験生の皆さん、共通テスト本当にお疲れさまでした!!

 

過去問が存在しないので

「どんな問題が出題されるんだ!?」というプレッシャーや

コロナウイルスの影響で

「試験は本当に実施されるのか!?」といった不安があったと思います。

それでは2021 共通テスト 総評を行いたいと思います!

 

今回は文系科目編です!

 

無料受験相談

↓↓↓twitterで受験に関する情報を発信中!!フォローよろしくお願いします!!

twitterアカウント【公式】武田塾 札幌麻生校|予備校・個別指導塾で逆転合格!

目次

・地理歴史 

 ‣世界史B
 ‣日本史B
 ‣地理B

・公民

 ‣現代社会
 ‣倫理
 ‣政治経済
 ‣倫理・政治経済

・国語

 ‣現代文
 ‣古文
 ‣漢文

・英語

 ‣リーディング
 ‣リスニング

・まとめ

 

地理歴史

世界史B

世界史Bは、駿台:昨年並 河合:変化なし 東進:昨年並 という評価です。

昨年度よりも大問がひとつ増えたものの、問題数は36問から34問に減少しました。

全体的に「リード文を読まなくては解けない問題」が増え、資料を読み解く力や思考力が試された点が特徴です。

ただ、問われているのは「センター試験レベル」の知識であったので、どの予備校も「昨年並み」の難易度だと評価しています。

 

日本史B

日本史Bは、駿台:昨年よりやや難化 河合:昨年よりやや難化 東進:昨年並み という評価です。

昨年度に比べ大問数に変化はなかったものの、設問数は4問減少しました。

資料問題がやや増加しましたが、試行調査のような問われ方はほぼありませんでした。

センター試験とほとんど変わらない出題方式でしたが、資料が増えた分、やや難化という評価が多いです。

 

地理B

地理Bは、駿台:昨年より難化 河合:昨年より難化 東進:昨年より難化 という評価です。

昨年度に比べ大問数が一つ減り、マーク数も三つ減りました。しかし資料が増加したため、全体のボリュームは例年と変わりませんでした。

地理が”難化”と評価された理由は「単純な正誤判定の出題」が減少したことにあります。

いわゆる一問一答ではなく、”資料の読み取り”が重視される出題傾向でした。

従来のように”暗記中心の勉強”をしていた受験生が苦戦したのだと考えられます。

 

 

公民

現代社会

現代社会は、駿台:昨年並み 河合:昨年並み 東進:昨年より難化 という評価です。

マーク数は36から30に、大問数は6題から5題に、とともに減少しましたが、その分設問文や資料の分量が増えました。

各分野の基礎的・基本的知識を中心に思考力・判断力も問われる形式はセンター試験とあまり変わらず、内容は試行調査に沿ったものでした。

受験生が苦手とする知識問題や設問内容の読解が難しい問題が出題された為、難化と評価している予備校もあります。

平均点が倫理より20点以上低かったことから、得点調整が行われました。大学入試センターホームページに換算表は公表されています。

詳細はこちら

 

倫理

倫理は、駿台:昨年より易化 河合:昨年並み 東進:昨年より易化 という評価です。

試行調査で出題された複数選択・任意選択などを含んだ複雑な形式の問題は出題されず、試行調査で無くなっていたリード文が置かれるなど、想定よりセンター試験に近い形式となりました。

マーク数は昨年より4少ない33でしたが、本文・資料文・図表の読解が必要な問題が昨年の8から13へと大幅に増加したこともあり、全体のページ数は大きく変わっていません。

昨年のセンター試験と比べても易化という評価が多いですが、試行調査の難易度がとても高かった為、試行調査や模試の難易度に慣れていた受験生は、より解きやすく感じたと考えられます。

平均点が公民3科目の中で他の2科目より20点以上高かったことから、公民の得点調整が決定しました。なお、他の科目で調整されるため、倫理の得点はそのまま使用されます。

 

政治経済

政治経済は、駿台:昨年よりやや難化 河合:昨年よりやや難化 東進:昨年よりやや難化 という評価です。

ほぼ試行調査通りの出題で、難易度も試行調査と同じくらいでした。しかし昨年のセンター試験と比較すると、過半を占めていた資料読解なしの単純な選択問題が2割(6設問)へと激減し、資料を用いた読解問題が増え、高校教科書には掲載されないような資料が多用されたことから、難化したと考えられます。

平均点が倫理より20点以上低かったことから、得点調整が行われました。大学入試センターホームページに換算表は公表されています。

詳細はこちら

 

倫理・政経

倫理・政経は、駿台:昨年並み 河合:昨年並み 東進:昨年よりやや易化 という評価です。

倫理分野では、複数選択・任意選択など複雑な形式の問題は出題されず、センター試験とあまり変わらない出題方式でした。政経分野では、単独の「政治経済」と同様、センター試験と比較すると、単純な知識問題が減り読解力を必要とする問題が増えましたが、試行調査通りの出題でした。

内容は教科書で学習するような基礎知識を問うものや、それを応用して解けるものが多かったことから、昨年並みまたはやや易化という評価が多かったと考えられます。

なお、倫理・政経は、得点調整科目の対象外です。

 

 

国語

国語は、駿台:昨年よりやや難化 河合:昨年よりやや難化 東進:昨年よりやや難化 という評価です。

試行調査で見られたような、図表やグラフなど文章以外の資料や、実用文の読解などは出題されず、従来のセンター試験形式の問題が多く出題されました。一方、情報を整理・統合する力を問われる新傾向の出題見られました

現代文

第1問は、標準的な難易度の評論から出題されました。

第2問は古い時代の小説ではあるものの、センター試験から出題されてきた同種の作品に比べれば読みやすく、設問もおおむねシンプルなものであったため、比較的解きやすい問題だったと考えられます。ただし、問6では本文に対する批判的な批評文を取り上げ、解釈の多様性にもとづく出題がなされており、この問いに関しては新傾向問題と言えるでしょう。

 

古文

25年ぶりに歴史物語が出題されました。従来のセンター試験に比べ本文量は少ないものの、本文に敬語が多用されており読解がやや難しかったと考えられます。

問題の形式はセンター試験から大きくは変わらないものの、一つの傍線部に対し、語句、文法、表現の効果等を多角的に問うた問3や、本文中の和歌贈答を他作品の表現と比較させる問5は試行調査の流れを汲んでおり、新傾向の出題と言えます。また、文法や敬語に関する独立した設問はありませんでした。

和歌が五首出題されており、そのうち四首が設問に関わっていたことも、難化の要因の1つと考えられます。

 

漢文

試行調査の通り、同一テーマを扱った二つの文章から出題されました。複数の問題文が提示されたこと、問3と問6のように双方の問題文の検討を要求する問題が設けられたことは、「複数の題材による問題」「多面的・多角的な視点」という共通テストの出題方針に沿った出題でしたが、設問形式は例年と変わりなく、詩のきまりの押韻がらみの問題も昨年に続き出題されました。

意味を捉えにくい語句が扱われたので、やや難化と考えられます。

 

 

英語

リーディング

リーディングは、駿台:昨年並み 河合:昨年並み 東進:昨年並み という評価です。

難易度は試行調査並みですが、分量が増加したため速読速解力がより求められました。また、試行調査から形式が変更になった問題も見られたため、解答する際に戸惑った受験生も多かったと考えられます。

センター試験で毎年出題されていた、発音・アクセント問題や、文法・語法問題、整序英作文問題などの知識を問う問題がすべて廃止され、読解問題のみで構成されました。

出題内容は,ショートメールのやり取り,ファンクラブの案内文,旅行代理店のウェブサイトなど身近な話題を扱った英文から,スポーツにおける安全性,甘味料の栄養素といった説明的文章まで多様な題材でした。多くの大問に図表やグラフが付随しており,複数の情報源から概要・要点を把握する必要のある設問も出題されました。 

日本の英語教育は、アメリカ英語が主流となっていますが、イギリス英語で書かれた英文の読解問題が一部で出題されました。

配点が200点から100点に変更になったこともあり、共通テストの意向を大きく反映した科と言えます。

 

リスニング

リスニングは、駿台:昨年並み 河合:昨年並み 東進:昨年並み という評価です。

センター試験では、短い対話や長い英文(モノローグ、ダイアローグ)の聞き取りで構成されていましたが、共通テストではそれらに加え、ある状況を説明する短文の聞き取り(第1問)や、社会的な話題に関する講義を聞いて要点を整理する問題(第5問)なども出題されました。イラストやグラフ、表の点数も大幅に増加しており、単に英語を聞き取ることができればよい訳ではなく、目的に応じた思考力・判断力が問われる内容になっています。

読み上げ語数は、昨年の約1100語から約1500語と約35%増加しました。また、アメリカ人話者だけでなくイギリス人話者や、日本人と思われる非ネイティブ話者が含まれていました。

読み上げ回数は第1問・第2問が2回、第3問~第6問は1回でした。

第6問Bでは、4名の学生が入れ替わり発言したため、スピードに追い付けず、また内容的にも要点が掴みづらいと感じた受験生が多いと思われます。加えて読み上げ回数が1回であったことから、難易度の高い問題であったと見られます。

全体的には、センター試験と比較して出題傾向に変化はあったものの、問われた内容の難易度はあまり変わりなかったという評価が多いです。

 

まとめ

♦試行調査・共通テストともに、センター試験からの変化が少なかった科目

♦試行調査では大きな変化があったものの、共通テストではセンター試験に近い形式だった科目

♦試行調査・共通テストともに、センター試験から大きな変化があった科目

というように…科目によって様々でした。

試行調査に沿って模試の作成が行われていたので

試行調査と異なる形式の問題には

皆さん戸惑ったかと思います!

本当にお疲れさまでした(*^▽^*)

 

♦これから私大の受験がある方…

♦国公立大学の2次試験を受験する方…

もうひと踏ん張りです!

後悔のないよう、残り少ない日々を

1日1日大切に過ごしてくださいね!!

皆さんが力を発揮できますように…(*^_^*)人

 

 

 

 

<札幌麻生校からの耳より情報!!>

その①

「武田塾チャンネル」にも共通テストを分析した動画があります!

ぜひご覧ください♪

⇩    ⇩     ⇩

その②

札幌麻生校の「公式Twitterアカウント」が始動しました!!!!!

受験に役立つ情報や麻生校ならではのツイートをたくさん行っていく、

【受験生応援アカウント】です(・∀・)

積極的にフォローバックを行っていくので、ぜひフォローをお願いします。

⇩   ⇩   ⇩  ここをクリックしてね!!! 

 

さいごに

武田塾の指導方針

武田塾では,「ムダな授業」を行いません!従来,塾では学校の授業に加えて,さらに塾での授業を受ける方法が一般的でした。しかし,武田塾では徹底した個別管理で生徒一人ひとりに合わせた学習管理を行っています。

勉強をする上で本当に必要なのは「わかる」ではなく「やってみる」→「できる」というプロセスです。つまり自ら行う「復習」が大事なのです。武田塾で教えているのは単に勉強だけでなく,生徒の一人ひとりにあった勉強方法です!

完全無料の進路相談!

大学に合格するためには、成績を上げるための勉強のコツが必要となってきます。

偏差値が全然足りなくて、そもそも厳しいから・・・と諦めていませんか?武田塾では逆転合格を可能にする勉強法を独自の参考書ルートとあわせて紹介しています!武田塾では、大学別・科目毎に使う参考書やその順番、使い方など志望校に合わせた志望校合格へのルートを用意しています。志望校に合格するためには、基礎をしっかりと固めて、一つ一つの参考書を完璧にしていきましょう!

授業を行わずに毎年逆転合格者を輩出する勉強法があります!
逆転合格は,夢や奇跡などではなく実現可能です。実際に毎年逆転合格者が出ています。

お問い合わせはこちらから!

武田塾札幌麻生校では無料受験相談を行っています。

「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「授業を受けても意味ない気がする……」


受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます!

 

武田塾 札幌麻生校

〒001-0045
北海道札幌市北区麻生町5丁目1-3
麻生ビル2階

TEL 011-792-7086

メール sapporoasabu@takeda.tv

受付時間
<月~土曜日>
自習室利用可能時間 13:00~22:00
電話受付対応時間 13:00~21:30

 

武田塾札幌麻生校のHPはこちら

無料受験相談

 

武田塾 新札幌校

横濱さん

〒004-0051
北海道札幌市厚別区厚別中央1条7-1-45
山岸ビル2階

TEL 011-887-6046

メール shinsapporo@takeda.tv

受付時間
<月~土曜日>
自習室利用可能時間 13:00~22:00
電話受付対応時間 13:00~21:30

 

武田塾新札幌校のHPはこちら

無料受験相談

 

武田塾 札幌円山公園校

橋本さん

〒064-0801
北海道札幌市中央区南1条西24丁目1-6
レクシブ裏参道 6階

TEL 011-688-7067

メール sapporomaruyama@takeda.tv

受付時間
<月~土曜日>
自習室利用可能時間 13:00~22:00
電話受付対応時間 13:00~21:30

 

武田塾札幌円山公園校のHPはこちら

無料受験相談

 

 

関連記事

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる