こんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾佐野校校舎長の佐々木です。
5月より「武田塾佐野校通信」を毎月発信予定です。
・受験のお役立ち情報
・校舎での取り組み、イベント情報
・各種ランキング
・ピックアップ情報
・コラム
などを発信していく予定です!
目次
受験のお役立ち情報
東洋大学が2025年度入試より、「併願可能な学校推薦入試基礎学力テスト型」を導入
https://www.toyo.ac.jp/nyushi/admission/2025new/
いわゆる、公募推薦入試です!
ポイント‼
・年内に学力試験のみ(英・国または英・数)で受験できる。
・既卒生でも受験可能
・他大学、東洋大学の一般入試や同推薦入試内での併願も可能
・英検スコアが利用できる
詳細は7月ごろに発表のようです。
こういった入試で年内に合格を確保しておくことで、
・1、2月の一般入試シーズンでの受験に余裕を持って臨める。
・1,2月の入試の出願で挑戦的な戦略を取れる。
などのメリットがあるので、受け得な入試です!
武田塾に東進の情報科講師だった藤原先生が加入‼
2025年度入試より、「情報Ⅰ」が多くの大学にて共通テストの必須科目として導入されます。
武田塾では4月より、東進の情報科の講師で合った藤原先生が加入しました!
皆さんに直接関係する内容としては以下の2点となります。
・情報Ⅰ参考書ルートの監修
・塾生からの質問に回答してもらえる。(テキストによる回答です。)
ちなみに、武田塾佐野校には現在「応用情報技術者資格」を持った講師が在籍しているため、
該当講師がいるときには、校舎での質問対応がも可能です!
今月の連絡事項や校舎での取り組みなど
6/1,2にて第1回武田塾模試を実施
表題の通りとなります。
〇時間割
〇出題範囲(新課程)
〇出題範囲(旧課程)
〇武田塾模試の特徴
・大問ごと、問題形式ごと、問題難易度ごとに成績が出る。
・1問ごとの、受験者全体の正答率が出るので落としてはいけない問題が取れているか把握できる。
自分の学力状況が非常につかみやすい模試となっております。
6月より火曜日の開校時間を調整
生徒の要望や実際の利用状況を鑑みたうえで、
6月1日より火曜日の開校時間を16:00~22:00
とさせていただきます。
校舎で飲み物が購入が可能に
飲み物の購入ができるようになりました。
※カフェインや糖分の取りすぎには注意しましょう!
4月末に「哲学カフェ」を実施
4/28(日)に校舎にて「哲学カフェ」という企画を開催しました。
哲学というと身構えてしまう人もいますが、単にテーマに関して徹底的に討論したり、関連する論点や話題を行ったり来たりしながら
皆で探求していこうというものです。
こういったことは、受験に直接的に役に立たないかもしれませんが、他人の考えも知ることで自己を相対化できます。
自分の行動を顧みて、反省するきっかけや、落ち込んだ時に再起するきっかけになるでしょう。
今回のテーマは
「なぜ勉強するのか」
でした。
少人数での実施となりましたが、
・自分がなぜ勉強しているのか、何に向けて勉強しているのか。
・他の人がどんな目標を持っているのか、どんな考えをしているのか。
などを改めて考える、知る良い機会になったのではないでしょうか。
当日の内容としては
〇なぜ受験勉強をしようと思った?
→目標達成や学びたいことを学ぶ土台をつくるため。
→学校での周囲の様子に影響されて。
→自分の現状に危機感を感じて。
→入学後に大きな目標を見つけるための手段として。
などそれぞれが異なる受験勉強を始めた理由を持っていました。
その後、
〇「受験勉強に限らず、勉強をするべきか?勉強は必要なのか?」という話題になり、
→長期的に大きな目標を達成したい、達成したい目標があるならば、すべきだ。
→感覚的に楽しんで、深くは考えず楽していきたいならしなくてもいい。
→しかし、義務教育レベルは必要だと思う。
というような意見が出ました。
そして
〇「義務教育」の話題になり
→義務教育レベルの内容が押さえられないまま大学に進学する人もいるなど、正当に機能していないのではないか。
→正当に機能しているとは言えないかもしれないが、高等教育を受ける土台としては機能している。
さらに
〇「海外の教育」に関する話に移り
→韓国は受験競争が苛烈で、過度になりすぎていて、出生率の低下などから少子化が進行している。中国や日本も。
→アメリカやヨーロッパの教育システムを参考にして変化をしていくことは必要だと思う。
→中国は学習塾が規制されているが、表向きは塾ではない「闇塾」が横行している。
→学習塾って日本や韓国、中国などに特有の文化なのか?ヨーロッパなどではどうなのか?
など、生徒さんが実際に中国の知り合いから聞いた話が出てきたりもしました。
最後には塾生同士で雑談で盛り上がって交流を行い、終了となりました!
ランキング
校舎長コメント
過去の生徒さんも含めた傾向として、
自習室利用時間が多い生徒さんほど、勉強時間、習慣が安定し、
結果確認テストの平均点数も高い傾向があります!
難関大合格者の確認テスト平均得点率は92~3%以上。
その中でも、早慶などの最難関大合格者の平均は95%以上となっています。
自宅などでストイックにやっていけるのであれば別ですが、
・スマホなどの娯楽や、睡眠の誘惑に負けてしまう。
・不安なことがあると勉強に手がつかないことが多い。
といったような人は、
・自習室を利用して、誘惑となるものから距離を取る。
・モヤモヤと悩むのではなく、相談することで不安なことを言語化する。
といったように校舎に来て解決していくようにしましょう!
そうして、毎週の確認テストに満点を目指して臨みましょう!
今月のピックアップ生徒
日大レベルの段階突破テストに高2で合格!短期集中で日大レベルを進めたKさん
Kさんは昨年の冬ごろから武田塾に入塾して、正しい自学自習のやり方を学び、
毎週の特訓時には武田塾で伝えたやり方を踏まえて自習できていました!
さらに、特訓の中で勉強法や勉強習慣の改善点を洗い出し、
「次回の特訓までの期間に何を意識しながら勉強するか」
を自分なりに考え、明確にすることができました!
早い段階から受験勉強を開始するという意識があり、その結果
平日では5~6時間、土日(学校の授業がない日)は8~10時間
の勉強時間を確保することで、一般的な受験生よりも早いペースで参考書ルートを進めていくことができました!
実際、勉強時間を確保して、早いペースでルートを進めたほうが、類似の知識に再度触れる機会が多くなり、
参考書で学んだことを忘れずに自習を進めることができますので、これは非常に重要なポイントであるかと思います!
段階突破テストは4度目の挑戦で合格しましたが、不合格となった回では、
「原因となる要素は何だったか、その原因を解消するためには何をすればよいか」
を特訓の中で決定し、次に受けた段階突破テストでは以前にあげた要因を解消できたかどうかを振り返りました。
その結果、合格した回の段階突破テストでは86/100という素晴らしい成績を残すことができました。
日大レベル段階突破テストは、実際の日東駒専レベルの入試問題から出題されているので、基礎が固まっていないと突破するのは思っている以上に難しいです!
Kさん、改めておめでとうございます!
Kさんの今後の意気込みやメッセージ
段階突破テストは思ったより難しかったですが、自己分析をすることで自分の弱点がわかりました。
そして、その部分の復習や演習の追加を行っていくことで、早く正確に読めるようになっていきました!
なんとなく勉強するのではなく、要点をおさえながら学習することの大切さを実感しました。
今後の内容も、ここまでの勉強がベースになって積み上げていく形になると思うので、基礎の振り返りも忘れないようにしながら頑張っていきたいです!
コラム
校舎長や講師が生徒や講師との会話で感じたことや、プライベートで考えたことを書き連ねていくコーナーです。
勉強と関係ないようなことも多いので、興味のある人だけゆるい気持ちで見てもらえればと思います!
(内容に関して、「それ違くない?」というような異なる意見があればぜひ聞かせてください!)
心地よい情報
情報過多の時代なんて言われています。
youtubeやインスタなど、SNSを開けば動画、画像、文字の大量の情報が流れてきます。
うまく情報収集していければ、信頼度の高い情報を集め、自分にとって有用な情報を収集していくことができます。
しかし、人間には様々な「認知バイアス」があり、情報収集においても無意識に起こしてしまう行動があるそうです。
私が注意を払っているのは「確証バイアス」というものです。
デジタル大辞泉によると
「自分の願望や信念を裏付ける情報を重視・選択し、これに反証する情報を軽視・排除する心的傾向」
易しく言い換えると
「自分にとって都合のいい情報を集め考えを正当化したり、都合の悪い情報は無視してしまう傾向」
というところでしょうか?
欲しいものがあり、でも高価だから迷うといった状況の時に、YouTubeやレビューサイト・記事で高評価をしている動画やコメントばかり見てしまうといった経験はありませんか?
「○○を買う」という行為を正当化したいがためにそういった情報ばかり集めてしまうのです。
勉強に置き換えてみましょう。
「○○するのめんどくさい…、やりたくない…」→「○○は不要!役に立たない」「そもそも○○自体がおかしい!」といったような動画を漁るように見る。
などです。
この〇〇の部分にあてはまることを考えてみてください。
例えば
「受験勉強をしたくない…」→「大学なんて行かなくていい!」、「そもそも受験制度がおかしい!」という動画を漁るように見る。
といったようなことがあるのではないでしょうか?
もちろん、こういった情報には、根拠、論拠があり核心を突くようなものもあれば、根拠、論拠が薄弱なものもあるでしょう。
大切なのは、こういったバイアスが存在することを自覚し、自分にとって都合のいい情報だけでなく、反対となる意見も積極的に集め、自分自身で考え判断
できるように心がけていくことではないでしょうか。
最近読んだ本
「舟を編む」(著者:三浦しをん)
「大渡海」という辞書の刊行を目指す辞書編集部の人達の苦闘や思いを描いた作品です。
映画やアニメ化されていたことは知っていましたが、中々触れる機会がありませんでした。
言葉に興味がある時期に、本屋でたまたま目に留まったので買ってみました。
辞書にまつわる話自体が興味深く面白かったのはもちろんですが、登場人物もまた魅力的です。
主人公の馬締は、言葉に関する事以外はからっきしで超不器用ながらも、言葉の事になると周囲の状況など関係なくのめりこんでしまう特徴があります。
彼の不器用ながらも泥臭く頑張る様子や、言葉に関する真面目さも非常に魅力的なのですが、私が特に魅力を感じたのは同じ辞書編集部に配属されている西岡という男性です。
明るく飄々とした性格で、ある種軽薄さも感じさせる、非常に雑な分類をすると「陽キャ」です。
最初は軽薄な人物として描かれていましたが、彼なりに見えない所で気を配るところや、主人公の愚直な姿から刺激を受け、苦悩し、彼にしかできない役割を果たしていく姿は人間臭さを感じます。
その他の登場人物も魅力的なので、ぜひ勉強の合間などで呼んでみてください。