こんにちは!”授業をしない塾”武田塾神戸三宮校です。
世間はオリンピック、コロナ増加と慌ただしくなっておりますが受験生の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
しっかり管理し、志望校のために邁進して頂けたらと思いますが、今回は「進学ブランド力調査」という関西の高校生を対象にしたアンケートで関西大学が14年連続1位に選ばれたというのをお話したいと思います。
関西の高校生が志望され続けてる関西大学!
くわしい内容はこちら
関西には京都大学を始め、大阪大学、神戸大学、同志社大学など、数多くの魅力的な大学がひしめき合ってます。そんな中で14年という長い期間、関西の高校生に志望され続ける大学というのは卒業生の自分からすると物凄く意外です。
自分の大学が面白くなかった、有意義で無かったという事ではありません、むしろ自分を形成してる大きいウエイトを占めており、関西大学にはとても感謝しております。
とはいえ、先ほどもお伝えした通り、魅力的な大学が昔から人気がある所から、近年志願者数が目覚ましい近畿大学や、関西外国語大学、大阪工業大学などといった特色を出した大学もあります。そんなひしめき合ってるこの関西で選ばれるような大学か?と言われたらとてもとても、そんな恐れ多い・・・
というようなそういった意味での意外です。
なぜ関西大学がここまで高校生の皆様に選ばれ続けるのか、その理由を関西大学卒業生の私が少し考えてみたいと思います。
校舎長が考える「選ばれる理由」
関西人にとっての「関関同立」
関東では「早慶上理」や「MARCH」など、自分が高校生の時にはそんな名称なかったけどと言う位関東の勢力図は大きく変わりました。かたや関西ではここ数年ずっと「近大はもはや関大に入れ替わる」というのをずっとささやかれながらそれが浸透して「関関同立近」になって認知されてるか?というとまだそこまでにはなっておりません。
そう、生徒の親の世代の皆様の時代からこの「関関同立」というのは関西人にとって他の地域よりも特別な価値があるのだと思います。
自分の父親も「大学は関関同立」と言われました。大阪市大、神戸市外国語大学、京都工芸繊維大学など様々な有力公立大学がありながら、そういった名前よりも先に「関関同立」という名称の方が先知ってましたし、現在でも生徒、保護者様ともに「最低でも関関同立」というようなことをおっしゃられる方がいらっしゃいます。
と言う位、関西の方にとって「関関同立」というのは大学生であるという証、「関関同立」以外は大学とは認めない位の価値観が保護者様世代はもちろんの事、生徒さんでもそう思ってる方が多いのではないか?と思います。
この「関関同立」という名称が定着した歴史はこちらをご覧ください。
もしかしたら・・・と思わせてくれるのが関大。
正直これが高校生に一番選ばれる一番大きな理由でしょう。
やはり頑張るのであればいい結果を目指したいです。
いい結果、それは関西の高校生にとって一定の指標になる「関関同立」。
その中で特に「ここだったら僕・私にも頑張ったら行けるかも!」と思わせてくれる。
それが関西大学なのではないでしょうか?
僕が関大を目指した直接の理由はそういった理由では無いですが、いざ過去問や情報を調べていくうちに・・・
同志社大学→合格最低点見て(どこの学部も大体8割ほど)「いやー、無理だなー。これ。」→断念。
関西学院大学→英語の問題見て「いやー、これむずすぎへん?間に合う?」→断念。
立命館大学→日本史の問題を見て「いや、確かに得意ですけど、こんな時間かけなあかん?英語まだ全然出来てないのに」→断念。
関西大学→「これくらいの難易度やったらいけそうじゃね?よし!頑張ろう」
と思わせてくれる、それは、高校受験は失敗した、でも高校から勉強が好きになった、目指すんやったらいい大学に行きたい!というような生徒さんや
高校は偏差値高い所に行った、でも遊んだり、部活してる間に成績も物凄く下がった、大学受験になって自分が目指せる所でいいところ、となった生徒さんにはニーズが非常に合致してる、つまり関西の高校生にはそういったニーズが多くいる、という事になるのではないでしょうか?これこそが一番大きな理由ではないか?と思ってます。
メチャクチャ便利!
近距離でも魅力的!
近距離、中距離において関西大学(特に千里山キャンパス:通称本キャン)ほど便利な大学はないだろうと思います!
関西大学はその名の通り阪急北千里線「関大前」駅徒歩3分という、超好立地な場所にあります。
通称「関前通り」と呼ばれるこの通りには自分が学生時代の時にはまだ知名度もそんなになかった「松屋」「天下一品」「餃子の王将」といった誰にでも入りやすいお店を始めオシャレなアメリカンバー、雀荘、ボウリング場、カラオケといったここだけで全部できちゃう!といったとても魅力的な通りがあります!「これぞ大学生!」といったものがこの通りにいっぱいあります!
近大も「親不孝通り」という通称で最寄りの長瀬駅から大学までを結ぶ通りに魅力的なお店がいっぱい溢れてます!
同志社大学も駅近という意味では今出川駅降りてすぐなので凄く好立地です!
この立地、侮るなかれ・・・
例えば関西学院大学ですと凄く山です。
立命館大学の衣笠キャンパスは電車からバスに乗らないといけません。
1限から授業がある中ギュウギュウ詰めのバスに乗ったり、夏暑い中、冬寒い中坂を登る事を4年間やる・・・と僕も考えた時点で「うーん。。。」となったのは覚えてます。
そういった煩わしいことを関西大学、近畿大学、同志社大学などは一切考えなくていいというだけでも高校生の皆様には凄く魅力的かもしれないですね!
中距離でもすぐ行ける!
関大前駅は大阪まで29分、三宮まで57分、京都まで53分と「京阪神」の中心地まで全てが1時間以内に行けてしまうという、関前通りに少し飽きたかなー?となってもすぐ行けちゃうこの立地は関西大学しかないと思います!
「バンカラ」なイメージから「おしゃれ」なイメージへ。
僕らの時代のもう一つ上の世代の「関西大学」のイメージは「バンカラ」というイメージが浸透していました。野蛮、粗野という言葉で使われるこの言葉は自分が大学生だった20年以上前の関西大学のイメージでは、少し脱却してた感はありますが、やはり関学などに比べると野蛮なイメージは色濃く残ってたと思います。
そんな関西大学の生徒さんを久々に見ましたが凄くイメージが変わった、といいますか気持ちがスマートになったなー?という生徒さんが多くなったなー?というイメージを持ちました。
ここで14年前、関西大学が関西の高校生に選ばれた2007年ごろ、何があったのかを思い出してみると、関西大学が「バンカラ」から「おしゃれ」に変わる瞬間だったのではないかと思いました。
そう、高橋大輔選手です!関西大学の出身者なんです。
この前年、2006年トリノオリンピックで入賞し脚光を浴びました。織田信成選手も関西大学出身ですが、当時はこの高橋大輔選手の活躍により、大学は「バンカラ」「野蛮」というイメージを一気に払拭して下さったと思います。
本当に選ばれる大学になるために。
以上、卒業生の校舎長が主観をたっぷり踏まえ見解を述べましたが、この「志望されてる大学」というのは「憧れ」というのももちろん含んでるとは思いますが、例えば首都圏の志望されてる大学1位は「早稲田大学」です。
この「首都圏で選ばれてる大学1位は早稲田です」と言われたらもう誰しもが納得でしょう、偏差値、歴史共に誰もが憧れる大学なはずです。
「関西圏で選ばれてる大学1位は関西大学です」と言われても「は?なんで?」と思う方が多いと思います。「絶対同志社とか関学の方がええやん!」とか「京大1択!」と絶対思うと思います。なぜなら卒業生の自分でもそう思いますから。
そりゃ行けるなら京大とか同志社の方がかっこいいです、まだまだ関西大学が皆様に本当に選ばれるには一生越えれないかも知れない壁に阻まれ続けると思いますが、それでも選ばれ続けるのは、なぜなのでしょう?
それは、皆様の目でみて、確認してもらえるのがいいかも知れないですね。是非皆さんも関西大学で素晴らしいキャンパスライフを送ってみませんか?