こんにちは、武田塾神戸三宮校の北野智規です。
先日大阪工業大学で入試説明会に登壇させていただいたのですが、
そこでロボティクス&デザイン工学部の井上学部長様とお話しする機会がありました。
今後の理系はデザインもできることが重要だ!というのが要旨なんですが、
なぜデザイン思考まで求められるのか、北野なりに解釈した内容をブログでお届けできればと思います。
デザイン思考って何?
デザインの重要性
井上明 教授
「ICT」×「教育」 = 学びの活動をデザインする
人工知能やロボットが私たちの生活に身近なものとなりつつ社会で、インターネットやコンピュータが我々の学びをどのように変えるのでしょうか。我々の研究室では、ICTを活用した人間の学びをより高めるための教材、学習ツールの開発、カリキュラム、学習効果の測定に取り組み、これからの社会に求められる新たな学びの形を研究しています。
デザインって聞くと、芸術系のイメージが強いですよね。
絵を描くの?図面を作ること?パソコンでCGを作るの?
など結構具体的なイメージに直結する人が多い気がします。
一言でいうと、新しい何かをイメージすること
ってのが正解かなと考えています。
ドラえもんの歌にあるフレーズで
『あんなこといいな、出来たらいいな』
とありますが、これは立派なデザイン思考です(笑)
今ある世の中にあるもののほとんどすべてのものは、
誰かの『あんなこといいな、出来たらいいな』で出来ているのです。
こんな言葉もあります。
7つの習慣の第2原則
『終わりを思い描くことから始める』
これは、作った人よりも最初に考えた人のほうが付加価値が高いということを表しています。
例えば、大坂城作ったのは誰?って聞くと豊臣秀吉!って思いますよね。
(これは教養として出てほしい…)
実際に作ったのは、その当時いた大工さんや、農民たちです。
大坂城は、豊臣秀吉のイメージ思考が実際に形になって表れた結果なんですね。
理系の皆さんは、モノを作ったりします。
でもこれだけであれば、大坂城作った大工さんと同じになっちゃうんですね。
もし何かを作るにしても、まず先立ってやってほしいのが、イメージです。
イメージしたものを
なぜ必要なのか?
そのイメージしたものがどう使われていくのか?
どうやったら実現できるのか?
そのためにはどんなことを学ぶべきなのか?
どんな協力が必要なのか?
などなど、、、
イメージしたものを具現化させるプロセスを考えることが出来て
初めてデザイン思考があるという状態なのかなと思います。
奥が深いですね。
これからの世の中で生きていくときに、
ここまで考えることができる人材はかなり有用性が高い人材と言えるでしょう。
デザインは身近なところにも存在する
デザインができる人材が、これからの世の中で活躍できる!
みたいなことを言いましたが、
実際にデザインすることの難しさ、は課題として残ります。
なんでもそうですが、
いきなり出来るようになるというのはあり得ないですよね。
サッカーで試合中にシュートを決めるためには
やはり普段からの練習がとても重要になるわけです。
デザイン思考をできるようになるためには、同じように練習が必要になってくるわけです。
デザイン思考の練習??
実はいつでもどこでもできるんですね。
まずは皆さんが身近な受験に置き換えて考えてみましょう。
受験で合格するために、まず必要なものは志望校に受かるイメージです。
いつまでに、何を、どのように
を考えて勉強するのもデザイン思考の練習になります。
過去問を解いた時の分析
課題発見→原因追及→解決策
この考え方もデザイン思考で大事になってきます。
何気なしにある駅の広告も
オープンキャンパスのポスターも
コンビニで買ったチョコのパッケージも
テレビで流れているCMも
スマホに入っているアプリも
ほぼありとあらゆるメディア、広告、商品、ツールで
デザイン思考が使われています。
なんでこの広告を作ったんだろう?
誰がこのアプリを使うんだろう?
なんでなんだろう?
を生きていく中で増やしていく機会を作ること
これが一番デザイン思考を強化する練習になると思います。
もっというと、なんで皆さんは○○大学を目指すんですか?
目的やゴールってありますか?
どんな大人になって、どんなふうに働きたいですか?
こうやって考えていくと、自分の人生もデザインですね。
デザインは自分の付加価値を上げる最強のツール
そんな風に、普段から考えている学生と
何も考えずにとりあえずやっている学生
当たり前ですが社会に出たときに差がついているのは当たり前ですね。
付加価値は、みんなが出来ないことが出来たときにできるものです。
もしいい大学に入ったとしても、デザイン思考がないまま過ごした人は
それはその大学の付加価値をいったん享受できるだけで、
就活の時や、会社に入ってからばれちゃいますね。。
学歴はまだまだ日本では大事ですが、
自分でデザインしていく力をいかに普段から身に着けようとするか
大学でなぜ?なぜ?って考え続けて、デザイン思考を強化するか
は、もっと大事な世の中になっていくと思います。
都市型キャンパスの可能性
都市型キャンパスって増えてきましたね。
特に関東では法政大学や明治大学などが有名でしょうか?
関西には、少なくとも僕が高校生(15年前)の時には都市型キャンパスはなかったように思います。
甲南大学のCUBEはおそらく関西初の都市型キャンパスです。
その立ち上げに関わったのが、最初にご紹介した井上教授なんですね。
現在の大阪梅田の大阪工業大学のキャンパスは間違いなく都市型キャンパスです。
あとは関西で言えば、大阪経済大学、桃山学院大学ビジネス学部、(関西大学高槻キャンパス)(立命館大学茨木キャンパス)
などが挙げられます。
その都市型キャンパスについてもお話しできたらと思います。
都市型キャンパスのメリット
都市には人やモノ、情報が流れ込んできます。
都市は社会の縮図であり、大きな学びの場です。
デザイン思考を強化したいという観点で見れば、
学校以外の街全体をキャンパスととらえる事も出来ます。
そして、いちばんのメリットは企業連携(産学連携)しやすい事です。
もちろん企業の多くは都市にあります。
研究者・技術者、起業家、学生などの人材が、組織を越えてネットワークを広げ、
新たなイノベーションを生み出すには都市型キャンパスは持ってこいなんです。
もちろん、今はオンラインでも繋がれるようになりました。
それでも、まだまだ対面でのシナジー効果は得られないと思います。
(完全に仮想空間が実現すれば話は変わってくるが)
東京や横浜などでは都市型キャンパスが産学連携で実績を上げたケースが
ここ最近目立つようになりました。
サテライトキャンパスは大学院や就活センターをベースに
多くの大学が持っていますが、
関西ではまだまだ都市型キャンパスはマイナーです。
都市型キャンパスのデメリット
キャンパスが狭くて閉塞感がある、
運動場が遠く離れた所にある、
エレベーターが混むので移動しづらい、
など広さやキャンパス内での移動には課題がありますね。
特に研究する場所をビルキャンパスで実現するためにはかなり大型の設計でないと実現しないでしょう。
大学側に資金力が無ければかなり厳しいですね。
今後も増える可能性
個人的には大阪工業大学のような都市型キャンパスがどんどん増えるかと言えば
なかなか難しいと思います。
一方で、甲南大学のCUBEや桃山学院大学のビジネス学部のような
小~中規模の都市型キャンパスは関西でも増えるのではないかと思います。
今はまだ、オンラインは情報伝達のツール。
やはりイノベーションや産学連携シナジー効果は相対する中で多く生まれることが
コロナ禍を通して改めて見えてきたように思います。
(桃山学院大学阿倍野キャンパス)
まとめ
大学に行く目的は人さまざまです。
でも、デザイン思考の重要性、産学連携の重要性は、
旧時代よりも確実に高まっています。
大量消費、大量生産の時代から、個人のニーズが重要視される時代になりました。
貴方自身が何を考え、何を発信し、何を創っていくか、
これが貴方自身の付加価値になる時代です。
まさにレールに乗るのではなく、自分の人生をデザインする時代です。
そんな時代にいい意味で乗っかるために、
なぜ?どうして?なんのために?を考える力を身に着けてほしいと思います。
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武田塾のここがスゴイ!
武田塾にはルートというものが存在します。
ルートとは、科目ごとにどの参考書をどういった順番でいつまでに解けばいいかを示したものです。
基本的にはそのルートを元に個別のカリキュラムを設け、
宿題を設定し、毎週確認テストを受け、内容の定着度を確認していきます。
ですので、自分自身の現在のレベルに応じて宿題の設定がされるため
基礎の取りこぼしがなく、進めることができます。
また4日2日の学習ペースで学習を管理していくため
常に一定のペースで学習を進めていくことになります。
サボったら確認テストの結果でバレてしまいますので
学習習慣をまず身につけていくという点でもお役立ちできます!
なんで授業じゃなくて参考書で勉強するの?
武田塾が授業ではなくて参考書で指導しているのは、授業を受けるだけでは成績は伸びないからです。
いくら分かりやすくて楽しい授業を受けても、
それを何度も復習して完璧に定着させ、試験本番で再現できるようにならなければ志望校に合格することはできないのです。
しかも、大手予備校で神授業をしている先生たちは、その授業のエッセンスを参考書にして販売してくれています。
いわば参考書は神授業を完璧に板書にしたもので、それを読めば理解できるように書かれているのです。
だから、もはや参考書を使わない理由がないのです。
さらに、参考書学習は授業を聞いて勉強するよりも圧倒的に早いです。
例えば英語の文法なら予備校の授業で1年かけて学んでいくことを、参考書学習ならば約2ヶ月で仕上げられます。
また、参考書なら自分が苦手なところについて何回もチェックしたり、付箋を貼ったり耳を付けたりしていつでも見直すことができるので、参考書学習ならば効率的に復習することができるのです。
武田塾では、市販されている参考書を全て調査・分析して、それぞれの参考書のレベルや使い方をまとめています。
そして、志望校合格のために参考書に取り組んでいく順番を示したカリキュラムがルートなのです。
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