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東京へ行く vs 関西に残る【科研費からみる】

こんにちは、武田塾 神戸三宮校の副校舎長 川口(現 岡本校 校舎長)です。

受験を間近に控えた高3・浪人生でも、そろそろ受験を意識し始める高1・2生も、志望校選びっていろいろと迷いますよね。


一昔前に比べて、大学進学を機に首都圏に流入する人口は多くなっています。そのような時代背景もあり、文部科学省による入学定員管理厳格化から、2017年度入試では有名私大が軒並み難化したという話を知っている人も多いでしょう。

動画にもあるように、やはり就職のことを一番に考えて東京へ、あるいは少なくとも関西の都心部へ進学する流れができているようです。

「東京に行きたい」「関関同立に行きたい」といった声をよく聞きますが、ひとくくりにされる大学でもそれぞれ個性があり、見方によってどこの大学がいいかというのは変わってきます。

入試偏差値やキャンパスの立地、あるいは就職状況など、みんながよく見ている部分とは別に、今日は「こんな見方もあるんだ!」というのをご紹介しようと思います。

科学研究費助成金 (科研費)

受験生はつい忘れがちですが、大学は教育機関であると同時に研究機関でもありますよね。なので、研究機関として優れているかどうか見る一つの方法に、科学研究費助成金、いわゆる科研費がどれくらい配分されているかがあります。

大学は経営のために国公立大学なら運営費交付金、私立大学なら経常費補助金をもらっています。それに加えて、大学に所属する研究者が「こんな研究します!」といって日本学術振興会からもらっている助成金が科研費です。

したがって、この科研費がいくら配分されているかは、大学の研究機関としての質を測るひとつの指標になります。

額そのものはやはり早慶が群を抜いています。
また、医学部のある慶應、日大、近大がそれぞれ同グループの他大学より多くなっているので、そこは差し引いて見る必要があるかもしれません。

ただ、今回はあえて10年前との比較も入れています。10年前からどの程度増えているかの比率で順番に並べてみましょう。

そうすると、上位はなんと甲南・京産・同志社になりました!関学・龍谷・立命館も比較的上位にきています。その一方で早慶・MARCHは明治を除き下位に来てしまいました。

甲南は生命化学系の方で強みを発揮しているのでしょうか。

京産は「情報理工学部」「経営学部」の再編であったり、2019年「国際関係学部」「生命科学部」を新設するなど動きは活発です。

同志社も関西のトップ私立として群を抜こうとする勢いがみられます。

意外なのは近大です。志願者数日本一になったり、近大マグロなどの研究で有名になりましたが、科研費自体はあまり伸びていないようです。ただし、採択件数でみれば2.4倍になっていますので、決して不調というわけではないでしょう。

このように、大学を研究機関としてみたとき、近年伸びているのは関東よりも関西の有名私大ということになります。もちろんひとつの見方に過ぎませんが。

ところで、2007年度の科研費総額は1913億円ですが、2017年度では2117億円となり、約1.11倍になりました。ということはこの中で最下位の法政大学の1.11倍はある意味横ばいとも言えます。そうするとここに挙げた大学、つまり、東京・関西圏の有名私大は軒並み科研費が増加しているということになります。ここでも都市部への集中傾向が見られると言っていいでしょう。

そのほかの見方

ここで、科学研究費助成金というと理系の話かなと思う人も多いと思いますが、日本学術振興会によれば、

人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」

とあり、文系の研究も含まれています。

ただし割合としては1~2割といったところですから、やはり文系志望の人には別の見方も欲しい所でしょう。

大学を教育機関としてみるのであれば、超難関の司法試験の合格者数を見れば、文系教育の熱の高さがうかがえます。

これは法科大学院の受験者数・合格者数ですが、法学部と兼任の教員も多いでしょうから、教育機関として優れているかどうか見る一つの方法と言えるでしょう。

全体的な傾向としてはやはり入試偏差値と相関しています。
しかし同じグループに分けられるMARCHの中央と青学、あるいは日東駒専・産近甲龍の甲南と東洋の明暗が分かれています。

また、去年指導した生徒で、将来は警察官になりたいと龍谷大学へ進学した生徒がいました。

実際、大学通信の2016年実績の「警察官の採用ランキング」によると1位の日大171人に対し、龍谷、近大がそれぞれ81人、80人で5位と6位につけています。このように中堅私大はこういったところで強みを見せている場合があります。

というわけで、志望校選びに悩んでいる方はぜひ受験相談にお越し下さい!あなたに合った志望校の見方を一緒に考えます。以上、武田塾 神戸三宮校の副校舎長 川口(現 岡本校 校舎長)がお送りしました。

授業を受けても伸びている実感がない人へ

サクッと武田塾を知りたいという方は、こちらの動画をチェックしてください。
『90秒で分かる武田塾』

①授業をしない

武田塾の一番の特徴ですね!
一般的な個別指導塾では講師の先生から新たに勉強する部分の解説を受けたり
分からない問題の説明をしてもらうなど「授業を受けること」がメインです。

勿論ひとりひとりに応じたわかりやすい説明はありますが授業を受けるだけでは
「わかる(理解する)」だけにとどまっていまい問題を「できる」ようにはなりません。

これを読んでいる方にも授業を受けて「めっちゃわかった!」「これでテストもできる」
と思っていたのにテストが出来なかったり良い点を取れなかった経験はありませんか??

「授業を受けること」だけでなく自分で考えてやってみないと
しっかりと知識として定着出来ず忘却の彼方に行ってしまうのです。

そのため武田塾では授業を行わず
自分に合った参考書を使用した自学自習の徹底管理を行うことで
「わかる」から「やってみて」「できる」状態に持っていきます!

勉強のやり方からしっかり教えて、出来るようになるまでやってもらう

これが武田塾です!

 

※武田塾では以下を学習の三段階の「できる」ようになるまで指導します。

①「わかる」=教わって理解!

②「やってみる」=実際に解く!

③「できる」=入試でもできる!

②毎週の確認テストと個別指導

<1日単位の明確に決まった宿題>
武田塾では1日ごとに宿題の範囲が決まっています。
塾生は毎日どれだけの時間どんなこと勉強すればいいのか明確です。
また、武田塾では「4日進んで2日戻る(復習する)」勉強法を
徹底するためやりっぱなしになることは有り得ません!
※英単語も数学の問題集も6日間の間に3回完璧にしています。

しかし宿題をしっかりやっても
「これで出来るようになったのか不安」
と思ってしまうこともあると思います。
武田塾ではその不安を「確認テスト」「個別指導」で無くします!

<確認テストと個別指導>
武田塾では1週間に1度「確認テスト」と「個別指導」を行います。
テスト内容は宿題の問題と全く同じ問題なので
しっかりこなせていれば満点を取ることが出来ます!
そのため毎日頑張って勉強しないとやっていないことがバレるのです。

また、確認テストで80点以上を超えないと次に進めないため
志望校合格までの道を進んでいくことも出来ないのです。

こうして武田塾では確認テストで「勉強をサボれない」仕組みを作っているのです。

ずる賢い人や要領の良い人はここまで聞くと
「解答の丸暗記をすれば良いし楽勝♪」と
思ったかもしれませんがそれは絶対に出来ません!

それには2つ理由があるので説明していきます。

①宿題の量が丸暗記出来ない程多い

そもそも武田塾の宿題はどの科目でも丸暗記することが不可能な量です。
下の表が実際に出される1週間の宿題量です。
英文法の問題集ネクステージは9~16章で全部で数百問あります。
これを全て丸暗記することは不可能だとは思いませんか?
芦屋校①指導報告書20190507_page-0001
②個別指導の時間で口頭チェックがある

武田塾の個別指導の時間では一般的な個別指導塾のような
問題解説や新しい事項の説明をすることはありません。
本当に問題が出来るようになったのか、暗記になっていないか
口頭でチェックさせてもらっています。
この口頭でのチェックでは「答えを答えるのではなく何故その答えを選んだのか
その根拠や理由を講師の先生に説明してもらっています

武田塾の目的は参考書の問題が解けたり確認テストで点数を取ることでは当然ありません。

試験や入試で得点できなければ意味がないので、そのために根拠の確認をしていくわけです。
これを続けていくことで
自分で考えて理解する力(思考力)解法やプロセスを説明しえいく力(表現力)」
が養われていくのです。

 

今挙げた2つの力はセンター試験に変わる大学入学共通テストにも必要な力です。
一般的な個別指導塾では授業中に進んでいくことが講師の先生に求められるため「生徒が本当に分かっているか」「明確な根拠があって答えられているか」まで見ることはほとんどありません。

また、そのほかに確認テストの結果や生徒のノートを確認と
生徒へのヒアリングを行うことで1週間の勉強のやり方や
学習時間が適切かどうかをチェックし状況に応じて
アドバイスしていきます。

例えば、今週英単語が中々覚えられず
確認テストで8割を切ってしまった生徒の場合は
どのように英単語を覚えて来たのか、時間は毎日取れていたか
2日間の復習日でもしっかり取り組めていたかとノートを確認し、
その上で効率の良い正しい単語の覚え方を指導します。

ここまで講師の先生から手厚く見てもらえるのが武田塾の個別指導です!

③カリキュラムを全体で管理

もう1つ武田塾と普通の個別指導塾の違いはカリキュラムを塾全体で管理していることです。

個別指導塾では講師の先生に生徒のカリキュラムを丸投げしていることが多いです。
教室長の受験知識や教務知識が高い場合はひとりひとりのカリキュラムを設定していることも
あるのですが大半の場合は講師の先生にすべて任されてしまっています。
私自身アルバイト講師を4年間やっていましたが全て自分でカリキュラムを決めていました。
この方法ですと自身の経験のみを元に作っているため非常に危険ですよね?

しかし武田塾では志望校に応じてカリキュラムが決まっておりそれをもとに
講師の先生が指導しているため講師の先生に依存することはありません

ここまでをまとめると武田塾と他の個別指導塾の違いは
①授業をしない
②毎週やってきた範囲の確認テストと個別指導
③カリキュラムを全体で管理している
の3点ですね!

今回は武田塾と一般的な個別指導塾の違いについて紹介致しました!
以下今回の参考動画です!

武田塾と普通の個別指導の違いの動画

自分が大きい壁にぶち当たってる、いまいち自信が持てない、頑張りたいけど、頑張れないと言う方は是非受験相談にお越しください!お待ちしてます!

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