皆様、こんにちは。武田塾 燕三条校 和田です。
9月の新学期が始まりましたが、皆さんの受験勉強の調子はいかがですか?
まだまだ暑い日が続いていて集中力を維持するのも大変ですが、毎日コツコツ続けていきましょう。
また、体調管理にも気を付け、無理をせず十分に休息・水分・栄養を摂るようにしてください。
さて今回は、大学受験で利用できる「検定」についてご紹介しようと思います。
「英語の入試で使える…?」と漠然と知っている人は多いと思いますが、各種検定を取得しておくと、どの様なメリットがあるかご存じですか?
大学受験を有利に進めるためにも、各種検定を取得することは非常に重要です。今回は検定試験の入試利用の一例をご紹介したいと思います。皆さんの参考になれば幸いです。
Q.大学入試で使える「検定」はどんなモノがあるの?
A.英語系検定の取得が一番おススメ!
大学受験で「検定」を有効活用したいなら、「英検」を始めとする英語系検定の取得がおススメです。
・英検(実用英語技能検定)
・ケンブリッジ英語検定
・TOEFL iBT
・IELTS(International English Language Testing System)
・TEAP(Test of English for Academic Purposes)
・TEAP CBT(Test of English for Academic Purposes)
・GTEC
・TOEIC
筆記試験を伴う一般入試では、それぞれの検定の「級」や「スコア」によって、入試の英語の点数を変化させることが出来ます。
また、総合型選抜や推薦型選抜など一部の入試形式では、いずれかの検定の取得が「出願要件」となっている場合もあります。更に総合型選抜、推薦型選抜の自己アピールポイントとして、経歴欄に記載できる場合もあります。
高校生までの学生が手軽に受験でき、一番一般的な検定は「英検(実用英語技能検定)」だと言えます。
学校内で受験できる場合もありますし、試験日程も充実しています。また学年ごとの受験級の目安もあるので、合格を目指しやすい検定です。
(一般的には高1~高2程度で準2級、高校卒業程度で2級と言われています。)
Q.「検定」は大学入試でどの様に使えるの?
A.入試当日の英語試験の点数に「上乗せ」されるor「みなし点数」として扱われる!
①点数に「上乗せ」
大学側が、検定試験のスコアごとに「上乗せ点数」を定めており、入試当日の英語試験の点数に上乗せしてくれます。
〇例:英検2級取得で10点を上乗せと定められている場合
英検2級 10点+一般入試当日の英語の点数 60点=総合点数 70点
②「みなし得点」として扱われる
大学側が、検定試験のスコアごとに「みなし得点」を定めており、入試当日の英語試験の点数をその点数として扱ってくれます。
つまり、事前に取得した検定のスコアが一般入試当日の英語試験の「代わり」になるということです。
この方式では、大学によって一般入試当日の英語試験を「免除」する(受けなくてもいい)場合と、一般入試当日の英語試験を受験した上で高得点だった方を採用してくれる場合の2パターンあります。
どちらかは大学によって異なります。
〇前者の例:英検2級を「みなし得点 80点」と定められていて、一般入試当日の英語試験を「免除」する場合
一般入試当日の英語試験の総合点数=80点
〇後者の例:英検2級を「みなし得点 80点」と定め、更に一般入試当日の英語試験を受験した上で、高得点の方を採用してくれる場合
英検2級のみなし得点 80点 /一般入試当日の英語試験 92点=一般入試の英語の得点 92点
推薦型選抜や総合型選抜の「出願要件」になっている
「出願要件 英検2級以上を取得しているもの」など、大学によっては「出願要件」に各種検定の一定スコア以上を求める場合があります。
もしもこの要件を満たしていない場合(その級を持っていない)は、その方式で出願することが出来ません。
こういった入試方式での受験を検討している方は、早めに志望大学の入試要項を確認して、早めに検定受験の準備を進める必要があります。
Q.大学入試で「検定」を利用する際の注意点は?
A.「取得時期」と「検定の種類」に注意!!
まずは、受験を検討している大学の「入試要項」を確認しましょう。
①「取得時期」に注意!!
大学にもよりますが、「出願時からさかのぼって2年以内」など、取得時期に期限を設けている場合もあります。
例えば、「中3の時に英検準2級を取得した」という場合は、取得時期が古すぎて利用できないということもあります。
そのため高校入学後も、引き続き検定取得のために努力が必要です。また、こういった制度を利用したいと考える場合は、高1や高2の早い段階で受験校の候補を選定し、情報を入手し、準備を始める必要があります。
②「検定の種類」に注意!!
例えば上記の英語系検定が、全ての大学の全ての入試方式で利用できるわけではありません。
大学によって「利用できる検定」と「利用できない検定」があります。勿論、学部学科によっても異なりますので、「入試要項」を要チェックです!
〇例:東洋大学 一般入試前期日程の場合
英検(実用英語技能検定)・GTEC(4技能版)CBTタイプ・TEAP(4技能)・IELTS が利用可能。
Q.英語系検定の他に、利用できる検定はある?
A.志望学部に関係する専門分野の検定が利用できる可能性有り!!
英語系でない検定の利用は、やはり大学の入試要項を確認することをお勧めします。
またこの場合は、推薦型選抜や総合型選抜での利用が中心になっている場合もあります。これらの入試方式で受験をする場合は、志望学部・学科に関係する専門分野の資格を取っておくと、自己アピールにもなります。
〇例:情報系学部・学科の推薦型選抜・総合型選抜を受験する場合
「ITパスポート」など情報の専門知識を問う資格を取得しておく…など。
英語系検定以外の検定の一例
など・・・。
早めの準備と十分な情報収集が必要!
資格試験を受験してからスコアや合否が出るまで、どうしても時間がかかってしまいます。
「高3になって志望校を決めてから」では間に合わなくなってしまうこともあります。
出来るだけ早めに進路を明確にしておき、必要な検定を取得するようにしましょう。
出来れば、高1・高2でいくつかの資格試験を受験・取得できると、高3の受験学年になってから余裕を持たせることが出来ます。
情報収集や進路指導は「武田塾 燕三条校」まで
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