皆様、こんにちは。武田塾 燕三条校 和田です。
受験生の皆さん、日々の受験勉強お疲れ様です。そして、既にいくつかの個別試験を受験してている・これから受験する予定の皆さん、皆さんが実力を存分に発揮できて、良い結果がでることをお祈りしています!
さて、この数年で、新潟県内にいながら県外の大学の個別試験を受けられる「地方入試」を実施する大学は急激に数を増やしています。県外までの長距離の移動や宿泊をすることなく、慣れた地域で受験が出来るため、受験生にとっては大変助かる制度ではないでしょうか。
しかしながら、国公立大学や私立の一部の大学、一部の試験日程によっては、その大学まで出向いて試験を受ける必要があります。そのように、県外に移動して宿泊して試験を受ける際に、勉強面以外で何を気を付ければ良いのか、生活面での注意事項をまとめてみました。
これから県外での受験を控えている皆さん、そして来年度以降に受験を検討している皆さん、是非参考にしてみて下さい。
県外の電車に乗ろう!
スマホアプリを使いこなそう。
皆さんが県外で試験を受ける際、大学の所在地や最寄り駅など、交通手段はきちんと調べてから向かうでしょう。しかし、それだけでは十分でない場合があります。
それは、「電車の種類」です。
「特急」「急行」「通勤急行」「準急」「普通」、この他にも各鉄道会社によって様々な種類の電車が走っています。
これらは、その種類によって「停車する駅」と「停車しない駅」が違います。
「特急」や「急行」「通勤急行」などは停車駅がより少なく、「準急」「普通」となると、停車駅はより多くなります。
学校や会社などが近くにあり、多くの人が利用する駅は止まってくれる場合が多いですが、大学の最寄り駅が必ずしもこのような駅であるとは限りません。
「急行」や「準急」など停車駅の少ない電車に乗ってしまうと、停車せず飛ばされてしまうということもあり得ます。
大学の最寄り駅をチェックするのと同時に、「乗換案内アプリ」などを使って(宿泊している場所から)「何時の・なんという名称の電車に乗るか」ということまでチェックしましょう。
首都圏の駅と大学の関係
「新潟大学前駅」の様に、大学名がそのまま駅名になっていて、最寄り駅としている例は全国的にもいくつかあります。しかし、ごく稀に「駅名」と「大学名」が一致していないことがあります。
東京都目黒区「学芸大学駅」の付近に「東京学芸大学」がないことはあまりにも有名です。(付属高校があるのみ)
「東京学芸大学」は東京都小金井市に移転しているため、「本当の」学芸大学駅はJR中央線「武蔵小金井駅」または「国分寺駅」です。
東京学芸大学の受験者のうち、毎年一定数が目黒区の「学芸大学駅」に向かってしまい、迷子になるという事件が起こっています。
また、「利用者の多い駅はどの列車も停車する傾向にある」と前述しましたが、そうでないこともあります。
「私立大東文化大学 板橋キャンパス」(3・4年生用キャンパス)は「東武東上線 東武練馬駅」が最寄りですが、こちらは「普通列車」しか停車しません。
「東武練馬駅」は繁華街も近く、学生を含め利用者が多い駅ですが、停車しません。
県外で宿泊しよう!
ホテル・旅館の人を頼ろう
県外で試験を受ける場合は、前日から宿泊をして会場に向かったり、何日か宿泊をして複数の学校・複数の日程の試験を受ける、という方もいると思います。
何人かで宿泊したり、保護者が同伴したりしてくれるのであれば安心ですが、一人で宿泊しなければいけない場合もあります。
特に高校生くらいの学生さんの場合、「ビジネスホテル等に一人で宿泊するのは人生で初めて」という方もいるでしょう。試験を受けるということも相まって、不安の方が大きいと思います。
試験は自分の力で乗り切らなくてはいけませんが、宿泊中の困りごとは、従業員の方を頼ると助けてくれることがたくさんあります。
例えば…
〇部屋が乾燥しているから加湿器が欲しい…ホテルで貸し出し可能な場合がある
〇スマホの充電ケーブルを忘れた!…こちらも貸し出し可能な場合がある
〇近くにファミレスやファーストフード店がないか知りたい…フロントで聞いてみると教えてくれるかも
〇チェックアウト後は大きい荷物を持って歩かないといけないの?…チェックアウト後も荷物の預かりサービスをしていることもある
※店舗ごとにサービス内容は異なるため、事前の確認が必要です。
大学近くの宿泊施設であれば、毎年多くの受験生が宿泊するでしょうから、従業員の方は対応に慣れています。度が過ぎたお願いでなければ困らせてしまうこともありません。
宿泊施設によっては、「受験生向けプラン」のような+αのサービスが付いたプランも用意している場合があります。
更に、朝食付きプランにしておけば、試験当日の朝もご飯の心配をする必要がなくなるので安心です。
おススメの宿泊プラン
各鉄道会社や航空会社によっては、鉄道・航空券とホテルをセットで予約すると、別々で予約するよりお得に利用できるプランなどを用意していることがあります。
(例:JR東日本「ダイナミックレールパック」など)
また、家族旅行向けのホテルよりも、単身者向けの所謂ビジネスホテルの方が料金が安い傾向にあります。こういったホテルは連泊するとお得に宿泊できるサービスを用意している場合もあります。
近年「ビジネスホテル」はサービスがより充実してきて、大浴場が併設されていたり、夜食サービスがあったり、更に、朝食バイキングで名産品を食べることが出来るホテルもあります。
入試を受けに行くということで、旅行気分を味わうことは難しいですが、こういったホテルのサービスを楽しむ息抜きの瞬間も必要です。
ホテルで過ごす時間は、入試に向けてコンディションを整え万全の状態を作る大切な時間です。値段だけでなく部屋やサービス、設備にも目を向けて、心地よい時間を過ごせる場所を選んでください。
入試直前でも手を抜かず勉強しよう!
学習スケジュールを決めておこう
入試直前で、自宅や自習室以外の場所であっても、最後まで勉強は続けたいものです。
入試超直前であっても、ルーティンを決めておくと良いでしょう。何を勉強するか迷うことに時間を使ったり、慣れないことをして動揺することを防げます。
入試までの学習スケジュールや勉強法に迷ったら、是非「武田塾 燕三条校」にご相談下さい。
担当講師が、生徒一人一人の悩みや要望をしっかり聞き取り相談の上、学習計画をご提案します。そのほか受験や進路に関するご相談もお待ちしております。
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