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英検2級の完全攻略法!|新形式の傾向と対策・勉強法

このところ大学受験において重要性が増してきている英語4技能試験。

その中でも利用者が多い英検の2級について解説していきます。

この記事を読めば、2級対策の事前知識はばっちりです!

英検攻略法! (1)

英検2級を利用して受験できる大学入試

2級の対策法を知りたい人はここを読み飛ばしてください。

 

近年、英検などの英語4技能試験を利用して受験できる大学入試はどんどん拡大しています。

英検2級を利用して優遇される有名大学はかなりたくさんあります。

 

有名な大学で言えば、日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)の英検利用できる入試ではほとんど優遇を受けることができます。

MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)の英検利用できる入試でも、優遇を受けられる入試方式は多くあります。

以下に例を挙げます。

◆明治大学

  • 商学部商学科 一般(出願):英検2級
  • 経営学部経営学科 一般(加点30):英検CSEスコア 2630(R610、L610、W610、S610)
  • 経営学部経営学科 一般(加点20):英検CSEスコア 2467(R570、L570、W570、S570)
  • 経営学部経営学科 一般(換算150):英検準1級
  • 経営学部経営学科 一般(換算135):英検2級合格かつCSEスコア 2088
  • 経営学部経営学科 一般(換算120):英検2級合格かつCSEスコア 1980

◆法政大学

  • 法学部法律学科 一般(出願):英検準1級
  • 社会学部社会政策科学科 一般(出願):英検2級
  • 経営学部経営学科 一般(出願):英検2級

※年度によって入試制度が変更になる可能性があります。気になる大学は必ず大学募集要項をご確認ください。
※CSEスコア(試験の点数)について、2級の合格点は1980・準1級は2304となります。

 

英検2級はどんな試験か解説!

英検2級の難易度

英検2級は高校卒業レベルとされています。

大学入試で言うと、共通テストや日東駒専のレベルと同程度であると言えます。

85分の試験となりますが、共通テストに比べると時間的余裕がある試験になっています。

共通テスト形式の模試で「時間が足りない」という経験をした人もいるかもしれませんが、そこまでは厳しい試験ではありません。

 

英検2級の合格基準

英検2級はReading、Writing、Listening、Speakingそれぞれ650点満点、合計2600点満点の試験です。

合格基準は1980点となっていて約76%の得点率になっています。

 

受験機会の多いS-CBTは1日ですべての試験をしますが、年3回実施する英検の試験ではSpeakingを除く3技能の試験を1次試験として実施します。

この1次試験の合格基準は1950点中1520点、約78%の得点率になっています。

これに合格した人が二次試験のSpeakingテストを受けることができます。

 

二次試験のSpeakingは650点中460点が合格基準になっています。

 

英検2級を攻略するための対策方法!

まずは過去問!

まずは英検の過去問を解いてみましょう。

出来れば3回分くらい解いて、大問ごとに点数を計算していきましょう。

そうすると、自分が得意なところ・苦手なところ・まずまずのところというのが分かると思います。

 

ここまで出来たら、効率よく対策をするために優先順位をつけていきましょう!

問題形式ごとに対策方法が変わってくるので、自分に合った対策をしていってください。

 

英検2級の試験内容

大問1 語彙補充

語彙や文法知識を問うものになっています。

単語・熟語・文法は英語を扱ううえでの基本知識となりますので、ここが不安定な人は優先的に勉強しましょう。

 

単語については、大学受験用の英単語帳を1冊仕上げていれば十分です。英検用単語帳は不要です。

使える単語帳の例としては、ターゲット1900・システム英単語・Stock4500・LEAP・速読英単語などです。

熟語帳も大学受験用のものが出来たら一番いいのですが、ここまでやり切れる人は少ないと思います。

そのため、パス単2級という参考書の熟語のところだけ取り組むのがいいでしょう。

 

大問2・3 長文

長文の問題は英語の様々な能力が試される問題になります。

そのため、長文が苦手と一口に言ってもその原因は人それぞれで、とるべき対策も人それぞれになります。

 

まずは、時間制限を取っ払って過去問の文章を読んでみてください。

これでちゃんと読める人は解き方の工夫をしてください。

まずは設問に目を通して、該当するところを文章から探すようにすると時間短縮しやすいです。

また、英検の設問は文章を頭から読んで出てくる順番通りに並んでいます。該当箇所を探すうえでヒントになると思うので、意識して読んでみてください。

 

時間制限なしでも解けない人は、単語や熟語でわからないものが多いのかどうかを確認してください。

単語・熟語で引っかかってしまう人はまずその強化に力を入れましょう。

単語・熟語がある程度わかるのに文章の内容をとらえるのに苦戦する人は、文法や構文解釈に力を入れてあげましょう。

 

大問4① ライティング

英検2級はライティングで高得点をとれるかどうかが大きなカギを握っています。

 

ポイントとしては目安80~100語程度で、意見+理由2つを述べることです。

大体の場合、

Some people say that ~(今回のTOPIC=お題)

Do you agree with this opinion?

といった感じで、TOPICの内容に対して賛成・反対の立場を決めて理由を述べていくものになります。

問題の方が決まっているので、解答の型もある程度決まってきます。練習しておきましょう!

 

また、まずはTOPICを正しく把握することが重要になりますが、よく出るテーマというのがあります。

①環境問題

②仕事について(キャリアについて、労働についてなど)

③社会問題・インターネットに関すること(高齢化・ネットの使い過ぎ・ネット選挙など)

 

テーマ知識をある程度おさえたうえで、型にはめて解答できるように練習しておきましょう。

また、語彙や文法のミスは減点対象となりもったいないので気を付けましょう。

 

大問4② 要約

要約問題になれている方はあまりいないと思いますが、ポイントさえ押さえれば書きやすくなります。

 

要約問題とは、文章を読んでその内容を簡潔にまとめることが求められます。

そこで重要になるのが『キーワード』です。

キーワードとなる言葉は文章中で何度か出てくると思いますので、印をつけて読んであげるといいでしょう。

 

次に、文章の流れをつかむために段落ごとの役割を正しく把握しましょう。

文章自体は3段落の構成になるかと思います。

例えば、

第一段落は○○への問題提起⇒第二段落は○○の一般論⇒第三段落で一般論とは違う筆者の主張

という流れの文章もあるでしょう。

このような流れを押さえておくことで要約すべきことが整理できます。

 

これらを意識してまずは自分で書いてみましょう。

そして、学校の先生・塾の先生などに添削をお願いしてください。

添削を踏まえて書き直したりを繰り返すことでWritingは上達します!

 

最後に

英検に向けた準備はなるべく余裕をもってスタートしましょう!

特に、単語や文法は日々コツコツやっておくことが重要です。

逆に、英検のWritingの対策は直前でもなんとか対応しやすかったりします。

自分の状況に合わせて優先順位をつけて、戦略的に対策をしていきましょう!

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