”授業をしない”塾 武田塾三軒茶屋校です!!
今回は高1・高2の皆さんがこの冬にやるべきことを紹介します。
中には冬期講習の受講を考えている方もいらっしゃるかと思いますが、
『なんとなく冬期講習を受けた方がいいのかな~?』と思って受講するのはあまり効果がありません!
そこで、今回はどのようにしてこの冬の勉強をすればいいのかを解説します。
冬期講習・冬の目標を明確に!
まずは明確な目標設定をしましょう。
何をするにおいても目標が設定されているかどうかがとても重要になります。
冬休みは短い期間で、年末年始のイベントごとも多いため、あまり多くのことは出来ません。
そのため、この冬の目標を絞り込んで設定をすることで、有意義な期間にしていきましょう!
また、冬期講習を受けなくても、しっかりと目標を立てて取り組めば必ず良い結果を得られるはずです!
この冬に英語を頑張りたい人の目標!
文理問わず入試で重要な科目となる英語。
勉強量もたくさん求められるので、最優先で取り組みたい科目の一つです。
一部の、『英語がめちゃくちゃできるぞ!』という人以外はまずはここを目標に設定するといいでしょう。
じゃあ、具体的に何をすればいいのか?
それは英単語と英文法です。
英単語帳1冊(2000語)を完璧にする
英単語の勉強があまりできていない人、英語に苦手意識がある人は、優先的に取り組んでおきましょう!
とはいえ、この冬で単語帳1冊、2000語をやり切るのは大変そうだと思う人も多いでしょう。
ですが、しっかりとした勉強方法で取り組めば、単語帳で100個を60~90分で覚えることは可能なんです。
毎日2~3時間の時間を取れれば1日200個取り組めますので、10日あれば2000語をやり切ることができます!
お勧めとしては3週間計画で、最初の2週間で2000語をコツコツ進めていき、最後の1週間で2000語の総復習をする方法です。
一度やっておくと、見たことない単語が減るので、英語の勉強が全体的に楽になるはずです。
また、忘れてしまってもその時に覚えなおすのも楽になるはずです。
英文法の問題集1冊を完璧にする
英単語はそこそこ覚えてるぞ!という人や、冬休みは時間があるから文法までやれるぞ!という人は英文法も頑張りましょう。
中学範囲の復習~高校基礎レベルを固めたい人は、大岩のいちばんはじめの英文法・英文法ポラリス0などがおすすめです。
受験に向けた基礎をやっていきたい人は、英文法ポラリス1がおすすめです。
気合がある人は問題数が多くはなりますが、NextStage・Vintage・Scrambleなどを使用するのも良いかと思います。
文系の冬休みの目標!
文系生徒の目標は以下の通りです。
文系の場合、最優先科目は英語になりますが、英語は大丈夫!という人や、英語と何かを並行したい!という人は、これらの中から、取れる時間に応じて自分に出来そうなものを選んで取り組みましょう!
・数学の特定の単元の苦手をなくす。
・現代文の読み方解き方をインプット→読解演習で使えるようにする。
・古文単語帳1冊+古典文法を完璧にする。
・社会科目の特定の分野までの復習をする。
数学の特定単元の苦手をなくす
文系で数学を受験科目にすることを考えている方は、苦手科目にしていると大きく足を引っ張ります。
そのため、なるべくまとまった時間が取れるときに苦手な単元は潰しておきましょう!
1A2Bすべての復習をしようとすると大変だと思いますので、苦手な単元に絞って取り組むと効果的です。
理解しなおすところから始めたい人は、入門問題精講Ⅲ・初めから始める数学Ⅲ・講義動画などを活用して理解をし、その後に問題集に取り組むといいでしょう。
問題集については、基礎問題精講・黄チャート・青チャート・FOCUS GOLDなどの例題を中心に取り組むことをお勧めします。
現代文の読み方解き方をインプット→読解演習で使えるようにする
現代文の勉強を後回しにする人が非常に多く、最後まで点数が安定しない科目にもなりがちです。
しかし、現代文にはちゃんとした『読み方』『解き方』が存在します。その力が『読解力』です。
『読み方』『解き方』は参考書1~2冊で出来ますし、集中してやれば1~2週間で取り組むことができます。
せっかく習得した『読み方』『解き方』を難易度の高くない文章で構わないので、演習して使えるようにしておけると強いです。
船口のゼロから読み解く最強の現代文、きめる共通テスト現代文などの参考書がおすすめです。
古文単語帳1冊+古典文法を完璧にする。
大学受験の古文の問題は、重要な文法事項や表現を問うための問題がほとんどです。
つまり、知識がしっかりかたまってさえいれば安定しやすい科目なのです。
そのため、冬休みの期間に古文単語と古典文法をきっちりやっておくと、入試がとても楽になります。
古文単語は1日30単語ずつ覚えれば2~3週間で1周できます。
古典文法も、3週間程度で一通り学習できるはずですので、この冬休みに取り組む勉強としては最適です。
社会科目の特定の分野までの復習をする
社会科の科目はこの期間で全部を学習することは量が多く困難です。
そのため、範囲を決めて、「ここだけは完璧にするぞ!」と取り組むと良いかと思います。
基本的には、教科書や講義系参考書・スタサプなどの動画講義で大枠を理解して、時代と流れで覚える日本史b/世界史b用語や一問一答などの参考書で暗記をしていけると良いです。
注意したいのが、教科書などを読みながらノートに綺麗にまとめ直そうとするのは基本的にNGということです。
苦手なワンポイントに絞って取り組むならいいのですが、これに取り組むくらいなら学校の授業をしっかりと受けたり、すでにきれいにまとまっている参考書を反復した方が、効率も良く定着するはずです。
理系の冬休みの目標!
理系生徒の目標は以下の通りです。
理系の生徒の場合、最優先科目は英語・数学になります。理科については定期テストごとに完成度をあげておくことが望ましいですが、最低限苦手は作らないことが重要です。
これらの中から、取れる時間に応じて自分に出来そうなものを選んで取り組みましょう!
・数学ⅠAⅡBの苦手をなくし、完璧にする。
・数ⅢCの勉強に入っている人は、その復習をする。
・理科科目の苦手単元の克服する。
数学ⅠAⅡBの苦手をなくし、完璧にする。
理系の入試問題は数学Ⅲからの出題割合が多めです。その数ⅢはⅠAⅡBへの理解が高いと取り組みやすくなります。
また、ⅠAⅡBからの出題もあるため、まずはⅠAⅡBをしっかりと固めておくことが重要になります。
苦手な単元がある人はそこを集中的に取り組み、1週間に2~3単元ずつ仕上げていくといいかと思います。
勉強時間としては1日2~3時間程度とれるといいでしょう。
問題集としては、基礎問題精講・黄チャート・青チャート・FOCUS GOLD・New Action Legendなどの例題を中心に取り組むと良いでしょう!
数ⅢCの勉強を進めて、単元ごとに完成度をあげておく
ⅠAⅡBに苦手な単元はほぼないという人や、ⅢCの勉強をすでに進めている人は、単元を決めて取り組みましょう。
計算量が多く大変なところもあるかと思いますので、あまり多くをやろうとせず、的を絞って取り組むことをお勧めします。
学校での未履修範囲を先取りして進める場合には、入門問題精講Ⅲ・初めから始める数学Ⅲ・講義動画などを活用して理解をし、その後に問題集に取り組むといいでしょう。
問題集についてはⅠAⅡBと同様、基礎問題精講・黄チャート・青チャート・FOCUS GOLD・New Action Legendなどの例題を中心に取り組むことをお勧めします。
理科科目の苦手単元の克服する
理科科目よりも英数の方が優先度が高いですが、時間をとって少しでも手を付けておきたいところ。
あまり時間をかけずに…という前提で考えると、苦手な単元に絞って克服するのが良いでしょう。
苦手克服のためには講義系でしっかりと理解するところから始めて欲しいので、宇宙一分かりやすい○○(科目名)や○○(科目名)が面白いほどわかる本シリーズの講義系参考書を読んだり、講義動画を使いましょう。
これだけだと苦手克服は出来ませんので、学校で配られている問題集やリードLightノート・全レベル問題集2など、基礎的な問題が多く掲載されている問題集でアウトプットをして完璧にしておきましょう!
最後に
せっかく学校の勉強がストップする冬休みの期間ですから、有効に使いましょう!
もちろん、年末年始はイベントごとも多いので楽しむのも良いでしょう。ただ、それだけではなくメリハリのある過ごし方が出来ると、いい気持で新しい年を迎えることができるのではないでしょうか。
明確に、『この冬で○○を出来るようにするぞ』という目標を掲げて勉強に取り組むと、その成果も大きく変わってくるはずです。
冬期講習を受けるよ~という人は、受講する講座に応じて、『この講座で○○を出来るようにする』ということを明確化させてください。
特に高校2年生にとってはとても大事な期間です。
難関大学に合格する人たちは間違いなくこの期間を有効活用しています。
『難関大学志望だけど何もやってません』という状態にならないように、頑張りましょう!
冬だけタケダ
武田塾では冬だけタケダを実施しています。
入会金なしで受講が出来るため、この冬は少し頑張りたい!と思っている方にはおススメです。
冬だけタケダの詳細は以下の画像をタップ・クリックしてご確認ください。
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