こんな悩みは誰もが感じることでしょう!
皆さんは、「勉強をしようにもなぜか捗らない」「今日は最初はやる気あったけどなんか力が出ないなあ」「なんだかモチベがあがらないなぁ」と思ったことありませんか?(もしかすると、「これって自分のやる気がないからなのかなぁ」「集中力がないからなのかなぁ」と、自分のすぐには変え難い性根に責任を擦り付けて考えてより気分が落ち込んでしまう人もいるかもしれません。)
私は、あります。受験生の時、私はこの壁の原因が「決断疲れ」にあるということに気が付きました。上記悩みを抱えている皆さんにはこの決断疲れの影響下に置かれている可能性があります。
そんな方には、この記事を是非読んでいただきたいと強く思います。
この記事では、私が上記の悩みを自分から排除するにあたって有用であった考えと対策について記します。
「決断疲れ」と「ウィルパワー」
まずは、見出しにもある「決断疲れ」と「ウィルパワー」について説明します。
「決断疲れ」というものは、その名の通り、私たちが何かを決断することを繰り返すことで精神的に疲弊していくことを指します。「ウィルパワー」というものは、フロリダ州立大学教授であるロイ氏が言及する「決断をする際に消費する力」のことです。
我々、人間は一日のうちに数多の決断を繰り返しています。その度にウィルパワーは消費されていきます。無駄にウィルパワーを使うことで重大なミスや必要なことに注ぐエネルギーが浪費される要因にもなり得るということです。
そのため、決断を重要なこと必要なことに使うために私たちは、ウィルパワーを節約することが望まれるわけです。
有名な話でいえば、かのApple共同創始者の一人であるアメリカ合衆国の起業家スティーブ・ジョブズ氏は、決断力温存のためいつも同じ服を着ていたそうです。
では一体なにをしたら決断力をできるだけ温存できるのでしょうか。次の項からは、私が実際に行った決断力温存法を具体的に紹介していきます。
対策①:ルーティン化する
一番簡単な決断力温存法は、ラグビー五郎丸選手でお馴染みの「ルーティン化」でしょう。
我々は、生活の中での些細なことでさえ決断を繰り返し生活をしているわけですが、ある程度習慣化されているものには、さほどウィルパワーを使わないと言われています。さらには、無意識化で行えるものであれば、ウィルパワーの消費なしに行動が行われるのです。ルーティン化されたものを可能な限り増やすことによってウィルパワーの無駄遣いを減らしましょう。無意識化で行えるものが増えれば儲けものです。
先週の記事「必要以上に休む人、勉強に取り組めない人必見!!取り組む方法!URLhttps://www.takeda.tv/sanda/mid-student/post-218234/」内でもルーティン化はとても有用でした。
対策②:ボーダーを設定する
勉強時にもう少し続けるか、ここで止めるかを判断するのも実はウィルパワーを消費しています。理想でいえば、できるならたくさん勉強した方がいいのかもしれませんが、このウィルパワーの消費の影響は意外にも大きくその後の勉強の質を下げることがあるのです。ですので、私が推奨するのはある程度のボーダーを自分のうちに持っておくということです。
(私の場合の話になりますが、一日の終わりに差し掛かった時に「もう少し続ける」という判断をくだすことが多かったのですが、このもう少し続けている時の集中力がこの決断をする前とでは格段に低下している実感がありました。私は今では、決断疲れをこれの一因として考え今ではきっぱりと休むようにしています。)
また、上記では選択肢が二つであったのでボーダーという記し方をしましたが、これが選択肢が無数にあったりするものだったとしたら、最低限の選択肢に絞っておくということです。これは満たしておく必要はあるというボーダーラインを決めておくのです。
そうすれば無駄に考えることはなくなるでしょう。
まとめ
以上が私が、最初の「勉強をしようにもなぜか捗らない」等の思いを減らすにあたって有用であった考えと対策です。
勉強にエネルギーを注げていないな。したいことが出来てないなと思って悩んでる人の助けになれたら幸いです。ご精読ありがとうございました。