みなさん、こんにちは♪
勉強のやり方から指導し、逆転合格へ導く武田塾三田校です!
武田塾三田校は2020年2月に開校してから沢山の生徒が通って勉強をしています。
今回は「【永久保存版】共通試験の科目別攻略法!」というテーマでお話したいと思います。
試験前には必ず確認し、本番で焦らないようにしましょう!
今年から入試形式が大きく変わり、十分に理解できていない受験生も多くいるようでした。
そんな受験生のリクエストのお応えします!ぜひチェックしてみてくださいね。
共通テストの【科目・配点・試験解答時間】
教科 |
科目 | 配点 | 試験解答時間 | 備考 |
国語 |
国語 | 200点 | 80分 | 現代文(近代以降の文章)100点/古文50点/漢文50点 |
地理歴史 |
世界史A・B/日本史A・B/地理A・B | 各100点 | 60分 | 同一名称を含む科目の複数受験は不可(例:地理A、地理Bの同時受験) |
公民 |
現代社会/倫理/政治・経済/倫理、政治・経済 | 各100点 | 60分 | 上に同じ |
数学① |
数学Ⅰ/数学Ⅰ・A | 100点 | 70分 | 数学Aは以下3分野から2分野を選択:「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」 |
数学② |
数学Ⅱ/数学Ⅱ・B/簿記・会計/情報関係基 礎 |
100点 | 60分 | ●数学Bは以下の3分野から2分野を選択:「数列」「ベクトル」「確率分布と統計的な推測」 ●簿記・会計の出題範囲は、「簿記」およ び「財務会計Ⅰ」。「財務会計Ⅰ」の出題 範囲は、株式会社の会計の基礎的事項 を含めた、財務会計の基礎。 ●情報関係基礎の出題範囲は、専門教 育を主とする農業、工業、商業、水産、家 庭、看護、情報、福祉の8教科に設定さ れている情報に関する基礎的科目。 |
理科① |
物理基礎/化学基礎/生 物基礎/地学基礎 |
各50点 (2科目計100点) |
60分 | ●以下のいずれかの方法で科目を選択。 【A】 基礎2科目 【B】 発展1科目 【C】 基礎2科目+発展1科目 【D】 発展2科目 |
理科② |
物理/化学/生物/地学 | 各100点 | 各60分 | 上記参考 |
外国語 |
英語/ドイツ語/フランス 語/中国語/韓国語 |
●英語 ・リーディング=100点 ・リスニング=100点 (旧:筆記200点、リスニング50点) ●英語以外 ・各200点 |
●英語 ・リーディング=80分 ・リスニング=60分 (解答時間は30分) ●英語以外 ・筆記=80分 |
●英語は原則、リーディングとリスニングの双方を解答。 ●英語リスニングの問題音声は「1回読み」と「2回読み」で構成。 |
科目別攻略法
ここからは科目別の攻略法をお伝えします!
1日目
国語
【問題構成】
第1問:問1 漢字書き取り問題 / 問2~6 内容に関する問題
第2問:問1 語彙問題 / 問2~6内容に関する問題
第3問:問1 語彙問題 / 問2~5内容に関する問題
第4問:固定のパターンはなし(文脈に即した漢字・語句の意味、訓点・書き下し文、口語訳・部分的内容説明、全体の構成・主旨、筆者の主張に関する問題など)
第1・2問 現代文(評論・小説)
文章の長さは3,000字~5,000字程度です。 幅広い分野から出題され、近年では表や図、資料なども合わせて読み取る必要がある問題が増加しています。
共通テストでは実用的な文章、図表・資料が新たに追加されました。
① 実用的な文章を主たる題材とするもの(規約条文/統計表/新聞記事など)
② 実用的な文章と論理的な文章を組み合わせたもの(ポスター/法律の条文/評論分)
第3問 古文
古文は従来のセンター試験と大きな差は見られませんでした。
出題作品は中世のものが最も多く、ジャンルは物語が最も多い出題でした。
語彙・文法の知識を基に正確に解読していきことが重要になります。
文法問題は単独で出題されることはなくなりましたが、文章の読解や選択肢を吟味する上では文法の知識は必須です。
文章の一部分を問う問題が減り、文章全体から出題される傾向が増加しています。
また、今後は「資料を利用した問題」や「和歌・詩に関する問題」が増加することが予想されます。
よって、古典常識(枕詞/掛詞/序詞/援縁語/和歌修辞など)を便覧などで確認しておくのがよいでしょう。
第4問 漢文
比較的新しい明~清代の作品が多いように見られます。
漢文では全ての問題で単語・句法の知識が要求されます。
まずは単語・句法をマスターするところから取り組みましょう。
試行調査では会話文・レポート・図などの追加資料も盛り込まれていましたのでしっかりチェックしておきましょう。
漢詩や故事を踏まえた文章では実力差がはっきり現れます。
≪押さえておきたい押韻の原則≫
五言絶句・七言絶句・五言律詩・七言律詩
〇総括
国語では多くの受験生が短い試験時間に苦しみます。
事前に練習を重ねて時間の感覚をつかみ、時間配分を決めておくことがカギになります。
最適な時間配分、解き方を身体にしみつけておきましょう。
世界史/日本史/地理
社会は試験時間、出題範囲に変更はありませんでした。分量も従来のセンター試験をさほど変わりません。
☆世界史☆
増加した問題:正文選択パターン(正しい選択肢を選ぶ問題)
減少した問題:空所補充問題
共通テストの世界史では以下の3つの項目が重要視されています。
・歴史的事象の総合的な考察
・資料を利用した問題
・時代・地域を超えた繋がりを問う問題
⇒資料集や地図、年表をしっかり読んで対策する必要があります。(地図問題、グラフ・表の問題、写真・絵の問題、史料問題を対策)
☆日本史☆
全分野からまんべんなく出題。(近代史が若干多い)
政治・経済や国際問題、世界史に関連した問題の出題が増加することが予想されます。
日本史も世界史と同様、以下の3項目が重要になります。
・歴史的事象の総合的な考察
・資料を利用した問題
・時代・地域を超えた繋がりを問う問題
⇒資料集や地図、年表をしっかり読んで対策する必要があります。(地図問題、グラフ・表の問題、写真・絵の問題、史料問題を対策)
また、時代ごとの学習に加え、「商業」や「外交」など時代を超えたテーマ別の学習も必要になります。
☆地理☆
地理は試行調査においては分量が若干減少していました。
増加した問題:写真類、調べ学習のまとめ資料
減少した問題:分布図、グラフ
地理の学習で何よりも重要なのは資料を読み解く力です。
毎年問題全体の約8割は資料を読み解く力が求められます。
共通テストの世界史では以下の2つの項目を特に対策しましょう。
・地名と場所はセットで暗記
・特徴的なデータは要確認
地図記号や標高の計算も本番で慌てないように十分に対策しましょう!
公民
☆倫理☆
【出題内容】
①青年期
②源流思想
➂日本思想
④西洋近代思想・現代の思想
⑤現代の諸問題
倫理は基本的は概念はどの参考書でも共通していますが、解釈の仕方などが若干違う場合もあります。
丸暗記するのではなく、根本的な思想からしっかり押さえるようにしましょう。
☆政治・経済☆
【出題形式】
・資料問題
資料・グラフ・図表などを読み取り、必要な情報を整理する力が問われる問題。
・推測・思考型の問題
出来事の因果関係や関連性を考察する問題
・趣旨把握問題
・計算問題(為替レートなど)
政治・経済は私たちが生きる今も常に変化し続けています。
教科書や参考書だけでなく、日常的に情報に触れるようにしましょう。
そうすることで、問題の間違いの選択肢の違和感を感覚的に見つけられることもあります。
☆現代社会☆
【出題内容】
①現代の社会生活における課題
地球温暖化や、臓器提供、環境汚染など様々な課題に関する問題
②青年期・思想・宗教
➂経済
④政治
⑤国際社会
2日目
数学
数学は出題分野こそ変わってないものの、問題文に会話や資料など、実用的な設定が施された問題が出題されるようになり、問題冊子のページ数も大幅に増加しました。
試行調査では平均点が軒並み減少しており、十分な対策が必要です。
☆数学1A☆
数学1Aは試験時間に大きな変更がありました。60分⇒70分
≪出題分野≫
【数学Ⅰ】
①数と式
②2次関数
➂図形と計量
④データの分析
【数学A】
①場合の数と確率
②整数の性質
➂図形の性質
☆数学2B☆
数学2Bは試験時間の変更はありませんでした。
出題分野
【数学Ⅱ】
①いろいろな式
②図形と方程式
➂指数・対数関数
④三角関数
⑤微分・積分
【数学B】
①数列
②ベクトル
➂確率分布と統計的な推測
従来は、答えの数式が用意されており、その数式で空欄になっている部分の数字をマークする方式でしたが、共通テストでは、完成された数式4~10個の選択肢から1つを選ぶ形式に変更されていました。
【例】
従来:〇/a ⇒〇部分の数字をマーク
共通試験:① 2/a ② 3/a ➂ 4/a ④ 8/a ⇒4つの選択肢から1つ選ぶ
数学のポイント
・時間を意識して解く練習を繰り返す。
・図やグラフは惜しみなく書く。
(1つの図やグラフに全ての情報を書き込むと混乱するので、必要に応じて書き換えましょう)
・誘導問題であることを常に意識する。
(センター・共通試験はほとんどが誘導問題です)
理科
理科②における変更点:選択問題がなくなりました。
☆物理☆
【問題構成】
第1問:小問集合【過去の本試験、試行調査いずれにおいても、範囲内からまんべんなく】
第2~4問:各単元ごとに掘り下げていく問題
物理の学習ポイント
・普段の学習のときから、現象をイメージと、公式でとらえることを意識する。
・式の関係を意識しつつ、問題を解き進めていく「式を扱う」
【例】
・F=ma →質量mの物体にFという力を加えると、加速度aが生じる。
☆化学☆
【問題構成】(試行調査における構成から予測される構成)
第1問:理論化学
第2問:理論化学+無機化学
第3問:有機化学
第4問:理論化学
第5問:高分子化合物
※共通テストでの化学では、計算問題、図から読み取る問題が多く出題されることが想定できます。
化学のポイント
・教科書のグラフを覚える、または、グラフを理解しておくとよい。
・公式を覚えるだけでなく、素早く引き出せるようになっておく必要があるので、そこに意識して学習を進める。
なんにせよ苦手分野を残して、試験に臨むことが望ましくはないことは周知の事実です。
苦手を把握しつぶすことに尽力しましょう。
☆生物☆
第1回試行調査と、第2回試行調査に大問構成の差異が見られたため、切り口を変えて、攻略法を記します!
・問題タイプは以下の4種類!
➀単純暗記でとけるもの
②言葉だけでなく内容まで理解してとけるもの
➂グラフの読み取りや計算をして解くもの
④実験考察をして解くもの
それぞれの攻略についてみていきましょう。
1,2は明らかに覚えるものなのでここでは、述べません。
【➂の攻略】グラフの読み取りに慣れましょう!
・グラフの大雑把な傾向をつかむ
・問題を解くためにはどのグラフの情報が必要なのかを意識して解く
・グラフの軸に注意して解く
【④の攻略】普段の学習から具体的な事象を意識するようにしましょう!
・様々なパターンの問題に触れる。
・仮説の設定、実験計画の遂行、結果からの考察に意識して学習する。
☆地学☆
物理、化学、生物に比べると、計算量はやや少なくなります。
生物と同じように、地学もパターンに分けて説明していきます。
・問題タイプ4種類!
➀数値や語句の選択問題
②正誤の判別問題
➂グラフの読み取り問題
④計算問題
・それぞれの攻略!
【➀②の攻略】
・原理や言葉を正確に理解すること!
これです。普段から”正確に”覚えていれば誤文を見抜く力は鍛えられます。
【➂の攻略】教科書の図をしっかりと見ておくことは必須といえます。
・資料集などのグラフなどにも目を通しておき、読図能力を養っておく。
・センター試験の過去問にふれ、より多くの図、グラフを読む経験を積む
【④の攻略】
・解き方・考え方を理解する。←センター試験の過去問を利用するなどしてパターンを入れ込むとよいでしょう。
英語
英語は従来のセンター試験と形式が大きく変更されました。
従来:筆記⇒200点満点 リスニング⇒50点満点
新形式:リーディング⇒100点満点 リスニング⇒100点満点
※合否判定の際の得点の比重は大学によって異なります。
≪リスニング出題問題≫
① 同意文を選ぶ問題
例:聞こえてくる英文に最も近い意味の文章を選択肢から選べ
②発話の内容に近いイラストを選ぶ問題
➂質問の内容も聞き取る必要がある問題
例:対話と問いを聞き、適切な選択肢を選べ
④講義の問題
大学の講義を想定した問題。講義全体の内容から言えることを選択肢から選ぶ問題
⑤当てはまる選択肢を全て選ぶ問題
≪リーディング出題問題≫
①短文読解(New)
②資料・短文の読解(New)
➂随筆的な文章の読解(New)
④説明的な文章・資料の読解
⑤伝記的な文章の読解
⑥説明的な文章・資料の読解
従来のセンター試験では発音・リスニング、文法・語法、文脈把握の問題が出題されていたが、大きく変更されました。
実生活で使用できるような文章が多くなった印象です。分量も多くなり、明らかに難化したと言えるでしょう。
大きな変更は以下の3つ!
・設問文が全て英語
・すべて読解問題
・配点ガ200点⇒100点
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