みなさんこんにちは!
今の偏差値がどんなに低くても、
志望校合格から逆算したカリキュラムのもと、
逆転合格を勝ち取る、武田塾三田校です!
武田塾三田校は2020年2月に開校し、JR三田駅周辺はもちろんウッディタウンやフラワータウンからも沢山の生徒が通って、勉強しています!(*^^*)
先日ブログにて、英検の形式について紹介させていただきましたが、本日はその続きです!
英検、英検CBT、英検S-CBT、英検S-Interviewで出題内容や難易度が異なることはありませんが、当然受験する級によっては難易度や特徴に違いがあります!
本日は5級~1級までの7つすべての級のレベルと特徴を紹介いたします。
・合格点 ・5級 ・4級 ・3級 ・準2級 ・2級 ・準1級 ・1級 ・まとめ |
まずは各級の説明の前に、英検の合格点やスケジュール、会場についてお話いたします。
合格点
各級の合格点ですが、2016年度第1回から英検にCSEスコアが導入され、もともとは素点によって合格基準が定められていたのが、CSEスコアによって合格基準が定められるようになりました。
CSEスコアとは、Common Scale for Englishの略で、英検の成績をCEFRと呼ばれるユニバーサルな尺度で計るために、英検を主催する日本英語検定協会と日本生涯学習総合研究所が共同で開発した指標です。
2015年度までは特定の技能の点数が極端に低くても他の技能の得点が高ければ合格する可能性がありましたが、CSEスコア導入後は各技能均等にスコアが分配されるので不合格になります。そのため、全ての技能でバランスよく得点することが大切です!
会場と日程
会場と日程は形式によって異なるので、ここでは従来の英検の会場と日程について説明します。CBTなど異なる形式のものを受験する場合は、英検公式HPから自分の受験するものをしっかり確認するようにしてください。
英検の会場には、協会が設置する公開会場で実施する本会場と、学校や塾など申込団体単位で実施する準会場の2つがあります。中高生は学校などの準会場で受験することが多いと思いますが、準1級と1級については本会場でしか受験することができないので注意が必要です。また、3級以上で必須の二次試験はすべて本会場での実施となります。
日程ですが、従来の英検は毎年度に3回試験があります。例えば2019年度は、
第1回 一次試験:2019年6月 二次試験:2019年7月
第2回 一次試験:2019月10月 二次試験:2019年11月
第3回 一次試験:2020年1月 二次試験:2020年2月
に試験がありました。
他の形式のものと併願することで受験のチャンスを増やすことも可能です!
それでは、級ごとの特徴を解説していきたいと思います。
5級
一次試験のみ
問題数:リーディング25問 リスニング25問
試験時間:リーディング25分 リスニング約20分
5級は、英語の学習を始めて最初の目標となる級で、レベルはおよそ中学初級程度とされています。
初歩的な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。基礎的な内容が出題される5級は、英語学習のステップの始まりです。
家族のこと、趣味やスポーツなど身近な話題が出題され、英語の基礎固めに最適です。スピーキングテストも受験可能です。
試験問題の詳細は、英検公式HP(5級の試験内容)から確認できます。
4級
一次試験のみ
問題数:リーディング35問 リスニング30問
試験時間:リーディング35分 リスニング約30分
4級は、最初の目標となる5級の次に目指す級で、レベルは中学中級程度とされています。
簡単な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
出題形式や内容が、より実用的に。身近なトピックを題材とした読解問題が加わります。スピーキングテストも受験可能です。
試験問題の詳細は、英検公式HP(4級の試験内容)から確認できます。
3級
一次試験
問題数:リーディング35問 ライティング1問 リスニング30問
試験時間:リーディング+ライティング50分 リスニング約25分
二次試験
スピーキング(英語での面接 約5分)
3級は、5級・4級で習得してきた基礎力の集大成の級で、レベルは中学卒業程度とされています。
身近な英語を理解し、使用できることが求められます。内容は、海外の文化や歴史など少し視野が広がります。
この3級から面接試験(スピーキング)が加わり、話す力が的確に測定されます。
試験問題の詳細は、英検公式HP(3級の試験内容)から確認できます。
準2級
一次試験
問題数:リーディング37問 ライティング1問 リスニング30問
試験時間:リーディング+ライティング75分 リスニング約25分
二次試験
スピーキング(英語での面接 約6分)
準2級は、これまで5級・4級・3級と着実に英語の基礎力を身につけ、基本的な応用力として次の段階へつながる重要な級で、レベルは高校中級程度とされています。
日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。準2級は入試優遇や単位認定など、メリットの範囲が一段と広がります。
試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。
教育や科学などを題材とした、長文の穴埋め問題が加わります。
試験問題の詳細は、英検公式HP(準2級の試験内容)から確認できます。
2級
一次試験
問題数:リーディング38問 ライティング1問 リスニング30問
試験時間:リーディング+ライティング85分 リスニング約25分
二次試験
スピーキング(英語での面接 約7分)
2級は、準2級までしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級で、レベルは高校卒業程度とされています。
社会生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。入試優遇、単位認定、さらに海外留学や社会人の一般的な英語力の条件として幅広く適用されます。
試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。
医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題されます。
試験問題の詳細は、英検公式HP(2級の試験内容)から確認できます。
準1級
一次試験
問題数:リーディング41問 ライティング1問 リスニング29問
試験時間:リーディング+ライティング90分 リスニング約30分
二次試験
スピーキング(英語での面接 約8分)
準1級は、最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。
社会生活で求められる英語を十分理解し、使用できることが求められます。入試優遇や単位認定はもちろん、教員採用試験に優遇されたり、海外留学にも多方面で幅広く適用されます。
試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。
エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出題されます。
試験問題の詳細は、英検公式HP(準1級の試験内容)から確認できます。
1級
一次試験
問題数:リーディング41問 ライティング1問 リスニング27問
試験時間:リーディング+ライティング100分 リスニング35分
二次試験
スピーキング(英語での面接 約10分)
1級は、英検の試験において最終目標となる級です。
広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。資格としての活用も入試優遇、単位認定、海外留学など広範囲に渡り、とくに通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除されるなど、高い評価を得ています。
試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。
二次試験では2分間のスピーチと、その内容への質問がなされます。
試験問題の詳細は、英検公式HP(1級の試験内容)から確認できます。
まとめ
私が武田塾で働き始める前、学校に勤めていた時も「上位の級を目指しているので、英検の対策をしてほしい」という相談はよく生徒から受けていました。
ですが、多くの生徒が点数を落としがちな空所補充問題は、単語の意味さえ分かっていれば答えられるようなものが多く、長文問題も同様に、単語の意味が分からない→文章の意味が分からない→設問に答えらないというケースがほとんどです。
自分のレベルより上の級の合格を勝ち取るのであれば、試験日から逆算して計画的に「英単語などの知識をインプット」→「過去問などを用いてアウトプット」していくようにしてください。
武田塾では、ドイツの心理学者エビングハウスの提唱した「忘却曲線」の理論に基づき、生徒一人ひとりに合った最も効率的な学習カリキュラムを作成し、目標達成を全力でサポートしています。
第2回の英検は先日終了したばかりです。
年明け第3回の英検に向けて、今から計画的に勉強しましょう!
そして共通テストまでも残り92日を切りました!
勉強に悩みのある人は、武田塾の無料受験相談へお越しください!!