こんにちは!
武田塾堺東校です!!
今回は、外出自粛により、オンラインで武田塾に通っている現在高3生のN君の自学自習のルーティンを紹介したいと思います!
現在、コロナの影響で、多くの学校や予備校が休講となり、独学せざるをえない状況に置かれている受験生がたくさんいらっしゃると思います。今後の人生を左右する大切な時期に、このような状況に置かれているのはとても不安なことだと思います。
武田塾はもともと自学自習のサポートをするという塾なので、特に大きな影響はありません。そこで(!)、急に自分で勉強せざるをえなくなった皆さんの力になりたく、この記事を書かせていただきます。少しでも参考になったら幸いです!
高3生、N君の自学自習のルーティン
N君のプロフィール
文理:文系
志望校:神戸大学
武田塾での受講科目:国語
武田塾への入会時期:高2の冬
性格:何事にも一生懸命な、熱血系男子高校生
部活:高3の4月末で引退
これまでやってきた参考書の軌跡
●2019年12月(高2の冬)〜2020年2月下旬(高2の最後)
【現代文】
・漢字マスター1800
→現代文の漢字問題対策とともに、現代文の読解の基礎をつけるため。
・ことばはチカラダ!
→語彙力をつけ、難しい現代文の評論文を読めるようにするため。
・田村のやさしく語る現代文(12月〜1月上旬)
→「そもそも現代文とは何か?」から、「現代文の解き方」までを学ぶため。
・きめる!センター現代文(1月上旬〜:『田村のやさしく語る現代文』の次の参考書として)
→『田村のやさしく語る現代文』では簡単な説明だった「現代文の解き方」をより詳しく、実践的に学ぶため。
【古文】
・古文単語315
→古文読解の土台である古文単語を学ぶため。
・富井の古文読解(1周目・2周目)
→「古文の文章ってどうやって読めばいいの?」や、「古文の世界での常識」といった古文読解での基礎を学ぶ。
※普通はここに、『富井の古典文法』といった古文の土台である古典文法を学ぶ参考書を入れますが、N君はもともと助動詞の意味などほぼ完璧に覚えていたのでここには入っていません。
●2020年3月上旬〜3月下旬(高3前の春休み期間)
【現代文】
・漢字マスター1800
・ことばはチカラダ!(2周目)
→何度も自分の言葉で、具体的に説明させるように言っていました。そうすることで頭に残ります!
・きめる!センター現代文(2周目)
→問題をやる前にはいつも本文のコピーを取るように言っています。何周も同じ問題をするためです。また、この辺りで、入塾時は模試で偏差値が30台だった国語が60越え程度に安定しました!
【古文】
・古文単語315(3周目)
→3周目になると1つの単語に付き、複数の意味を覚えれるようになってきていました。赤字の意味の箇所は全て言えるようになっていました!
・古文上達45
→『富井の古文読解』に続き、本格的に古文読解の演習をするため。(45問もあるので、古文の慣れに必須の『量』も確保されます)また同時に、古典文法をまとめておさらいするため。N君はこの『古文上達』を解いた後、本文の全訳と品詞分解をやっていました。(一冊を完璧にするという態度が素晴らしい!)
●2020年4月〜現在(オンライン武田塾期間)
【現代文】
・漢字マスター1800(2周目)
・現代文キーワード読解
→『ことばはチカラダ!』に引き続き、語彙力をつけていくため。
・現代文のアクセス(1周目・2周目)
→『田村のやさしく語る現代文』・『決める!センター現代文』で学んだ現代文の解き方(方法論)をより多くの演習問題を通じて、実践していくため。N君はこの参考書の全ての問題を2回以上要約していました。要約は、国語力を上げる上で最も効率の良い学習方法だと考えます。というのも、要約をする際、幹(著者の主張)と枝葉(具体例・引用・たとえ)の区別をし、枝葉を取り取り、幹の姿をはっきりさせる(著者の主張を取り出す)感覚が身に付き、読解力の向上に繋がるからです。
【古文】
・古文単語315(4周目以上)
・古文上達45
現在の自学自習のルーティーン
さあ!いよいよ現在の自学自習のルーティンを見ていきましょう!!
現在やっている参考書と勉強時間は?
【現代文】
・漢字マスター1800(2周目)
・現代文キーワード読解
・現代文のアクセス(2周目)
【古文】
・古文単語315
・古文上達45
そして、現在の国語の勉強時間は毎日2時間程度だそうです!(因みに、英語は2時間、数学は2時間、世界史は2時間だそうです!)
それでは、1週間のルーティンを見ていきましょう!
・日曜日〜水曜日:参考書を進める(塾できめられた宿題をする)
・木曜日・金曜日:日曜〜水曜で進んだ範囲の復習
・土曜日 :1週間でやった参考書の範囲を全てテスト
+特訓(講師による受験アドバイス)
武田塾では、基本的に、参考書を4日進んで2日戻る(復習する)という進度で進めていきます。
現在の特訓はSkypeを使い、オンラインでしています!
最近の特訓を少しお見せします!
『現代文のアクセス』の要約の添削について→日本語の一文は、『S(主語)ーV(述語)』で構成されます。今回やって来てもらった要約を見ると、主語が抜けていたり、主語と述語の対応がおかしくなっていたりしていました。なお、マーク式の問題でもS-Vの対応はよく確認しましょう!また、文と文との繋がりは『接続詞』を上手くつけると文章としてよくなります!
であったり、
今の時期に過去問を解くのもありです!この時期の過去問演習は『志望校とのギャップを知り、これから何をしていくか方針を知るため』です!
のようなことも毎週アドバイスさせてもらっています。
どのくらい力がついてきているの?
現在は、N君が武田塾に入っておよそ5ヶ月が経ち、かなり現代文と古文の力がついてきたので、英語に力を入れるように言っています。
なぜ力がついてきたのがわかったのか?
それは『段階突破テスト』によってです!
『段階突破テスト』とは、参考書がある程度進んだら行う、それまでの学習がきちんと身についているかを確認するためのテストです。
また、『段階突破テスト』は進んだ参考書によってレベルがあり、例えば「日大レベル」のテストに合格すると、「日本大学」に合格できる実力があるということになります!関西で言うと産近甲龍くらいのレベルですね!
N君も段階突破テストを実施した結果、1回目の現代文が67%、古文が78%でした!
現代文がめちゃくちゃ苦手だと言っている状態で入塾して5か月経ちますが、日大レベルももうすぐ突破できそうですね!
世の中は大変な状態ですが、やるべきことをやってきた賜物だと思います!この調子で志望校に向けて頑張ろう!
武田塾生は、この段階突破テストを一つの目安として、入試本番までに、志望校レベルの段階突破テストを突破できるように、逆算して必要な参考書を完璧にしています(/・ω・)/
また、現代文の要約も初めて2ヶ月ほど経ちますが、以前よりもはるかに上手にまとめられてきました!古文に関しては、単語帳に載ってある単語の赤字は全て覚えられていて、古典文法も助動詞、助詞を使えるまでになってきました。これからは読解問題の演習を繰り返していきます!
しかし、まだ現代文の読解問題で著者の主張を読み違えることがあるので、より正確な読解がこれからの課題ですね!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
次回は浪人生のS君の自学自習のルーティンを紹介します!!そちらもぜひご覧ください(*´▽`*)
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