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関西大学の理系数学 傾向と対策【関西大学(関関同立)】を目指す受験生必見

こんにちは!武田塾堺東校です☺

今回は関西大学の理系数学について分析していきます!

関西大学千里山キャンパス

 

関西大学の理系数学 傾向

試験時間と配点について

関西大学の理系数学は、全学部日程と学部個別日程についてほぼ同一の形式です。

そのため、別日程の問題を練習として解いても問題はないです。

学部や方式により配点は少しずつ違いますが、理系のほとんどの学部で満点のうち36%以上の割合を占めます。年度にもよりますが、合格最低点は得点率45-50%なので、どれだけ数学で得点することが大事になってくるかがわかると思います。

大問は4問で試験時間は100分になります。

出題形式について

大問は4問構成になります。

大問1-3が大問形式で大問4が小問集合形式になります。

大問1,3が記述式問題、大問2,4が穴埋め式問題となります。

近年の出題傾向について

出題される分野には、偏りがあります。どの分野が出やすいのか、過去五年分の過去問から分析してみてみましょう。

2018年度

【1】微分積分

【2】微分積分

【3】複素数平面

【4】(1)三角関数

   (2)三角関数

   (3)ベクトル(空間図形)

   (4)確率

   (5)数と式

2019年度

【1】微分積分

【2】複素数平面

【3】漸化式

【4】(1)三角関数

   (2)確率

   (3)分数関数

   (4)数と式

   (5)二次関数

2020年度

【1】微分

【2】複素数

【3】微分積分

【4】(1)指数対数

   (2)ベクトル(平面図形)

   (3)漸化式

   (4)場合の数 

   (5)図形と方程式  

2021年度

【1】積分

【2】ベクトル(立体図形)

【3】複素数平面

【4】(1)三角関数

   (2)微分

   (3)積分

   (4)極限(数列)

   (5)数列

2022年度

【1】二次曲線

【2】積分

【3】ベクトル(平面図形)

【4】(1)対数

   (2)複素数の極形式

   (3)確率

   (4)微分

   (5)数列

難易度

標準レベルの問題が多く、手の付けられないような問題は出にくいです。ただし、数学Ⅲが絡む問題に関しては計算量がとても多くなる問題もあるので、正確に計算できる力が求められます。

大問1-3の間にはそこまで難易度の差はないため、しっかりと解ける問題を解ききることが大事です。

大問4の小問集合はヒントが少ないので、難易度にばらつきがあります。

関西大学の理系数学 対策

関関同立レベルの大学ではどの大学でもいえることですが、微分積分が多く出ます。微分積分は始まる前から出ることが分かっているので苦手意識がある場合はつぶして確実に得点源にしてしまいましょう。

また、複素数に関係した問題も多く出ます。そのため、複素数平面はもちろんですが、極形式や方程式もしっかりと解けるように学習しておきましょう。

三角関数も頻繁に出題されるので、有名な公式に関しては暗記だけでなく導出までできるようにしておきましょう。

ベクトルは平面だけでなく、空間図形に関しても手が止まらないようにしっかりと学習しておきましょう。パターンさえ覚えてしまえばそこまで奇抜な問題は出にくい範囲なので、しっかりと学習し、得点源にしましょう。

細かいところですが、定積分も比較的多く出るため定積分でしっかりと積分定数を忘れないということも普段の学習でも必ず忘れないようにしましょう。

また、そこまで時間に余裕が生まれない人が大半だと思います。そのため、全問を見た後に小問集合から解くようにしましょう。このときに注意をして欲しいのですが、小問集合は小問が五問出るので一問一問の比重はそこまで高くないです。そのため、方針が立つものはしっかりと解ききり。まったくわからないものは後まわしにしましょう。

大問1-3は比較的誘導が丁寧に作られています。過去問をしっかりといて誘導にのる練習をしておきましょう。

美分析分、ベクトルに苦手意識がある場合、とても不利になります。この二つの範囲に関しては優先して学習しましょう。

標準レベルの問題を計算ミスなく解ききることができれば数学で落ちるという事はないと思います。しっかりと計算ミスなく、解ける問題を時間内に解ききる練習をしておきましょう。

計算ミスをよくしてしまうという人は黒歴史ノートというノートをぜひ作ってみて下さい。だいたい、自分が間違うパターンというのが決まっている事が分かるはずです。一度間違えた計算ミスは2度としないように気をつけましょう。

黒歴史ノートについてはこちら↓

おすすめの参考書

関西大学の理系数学で点数を取るためには、確かな計算力と標準レベルの問題の演習が必須です。

また、記述問題の解答スペースはそこまで広くないことが多いので、解答の要点をまとめてしっかりと落とし込む力や、解答用紙を効率よく使うことが出来る力も必要となります。普段の学習から意識しておきましょう。

では、おすすめの参考書を紹介していきたいと思います!!(^^)/

『基礎問題集精講』シリーズ

基礎はとりあえずこの参考書で固めましょう!

センターレベルがある程度解けるという人は、演習問題から始めて、間違えた問題、分野を確認するようにしましょう。

『文系の数学 重要事項完全習得編』

これで入試頻出の解法パターンを暗記しましょう!

自分が知っている解法パターンの数は、自分の武器の数となります。

この参考書は「受験頻出のパターン」が一通り網羅されているうえ、問題数も多すぎず、基礎的なインプット完成のために必要最小限の量となっています。

受験数学を勉強する上で軸となる参考書といっても過言ではありません!

 

たくさんの参考書に手を出すのではなく、一冊を完璧にすることを心がけてくださいね!

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