こんにちは
武田塾堺東校です(^O^)/
今日は、中学生、高校生であれば万人が避けて通ることのできない
定期テストについて書かせていただきます。
対策はどのように進める?
そもそも どの程度真剣に取り組むべき?
意外と悩ましい問題ですが、一緒に考えていきましょう!
そもそも「定期テスト」とは
まずは、「定期テストとは何か」をもう一度考えなおしてみましょう。
一般的に、定期テストとは 「日ごろの学習の成果を確認するもの」 です。
そのため、授業中に用いているテキストやプリントから出題されることもしばしば。
授業の途中で先生がぽろっとこぼした内容までもが出題範囲となることも。
その上で、
①先生が作っている
②基礎、標準レベルの理解度チェックが目的=難問が成否を左右するチャレンジ試験ではない
の2点の特徴が重要と言えます。
この2点を踏まえて、以下では定期テストの具体的な対策法を考えていきましょう!
定期テストのおすすめ対策法
皆さんは定期テストの対策をするにあたって、なんとなく提出物をこなしていたり、なんとなく教科書に線を引いたりしていることはありませんか?
ここで、定期テストの2点の特徴を踏まえ、「定期テストの対策法」を考え直してみましょう!
特徴①先生が作っている
基本的には、先生の出題の色が反映されます。
よって、その先生の出し方を確認しておくことが非常に重要になります。
出題元 「何をもとに勉強するか」
ここでいう”出し方”で最もわかりやすいのは出題元。
先生が作ったプリントから多くの問題が出ていればそれを確認することが重要です。
(せっかく先生が一生懸命プリントを作ったなら、そこから出したくなるのもわかりますよね!)
特定の問題集の数値だけを変更した問題の出し方もあるあるです。
その傾向が分かれば、その教材を暗記する、やり込むに限ります。
特にこの作戦がはまりやすいのが、コミュニケーション英語など、英語長文の試験です。
テスト問題としての質の良し悪しはともかく、長文問題は教科書掲載の文章がそのまま出題されることが多く、
場合によっては本文の内容さえ押さえておけば設問を見ただけで問題に解答できることもあります。
ここで特に、「わからない部分を徹底的になくす」ことが大切です。
その長文、参考書、単語帳 で出てきた重要な単語は、意味を即答できますか?
習った文法事項は、誰にでもわかるように説明出来ますか?
ただでさえ、「あなたがテスト前にわからない単語や文法事項」は範囲の重要事項になっています。
ここの疑問点について深く考えたり、先生に質問したりして解決しておきましょう!
単語などの暗記事項についても、徹底的に反復して完璧に覚えましょう!
「単語を覚えるのが苦手…」という方は英単語の暗記~武田塾単語学習法についてなども参考にしてください!
出題方式 「どこを目指して学習を進めていくべきか」
先ほどの「出題元」とも関係がありますが、出題の方式もある程度押さえておきましょう。
マークシート式で答えのみを解答させる先生がいるその一方で
記述を重視し、考え方や途中式までを採点に入れる先生もいます。
これを把握して、「教材の見方」を変えてみましょう。
要点さえ覚えておけばよいのか、はたまた「授業内容を自分の言葉で説明できるレベル」にまで仕上げなければならないのか
つまり「どこを目指して学習を進めていくべきか」が定まりやすくなります。
「たかが定期テスト」と思うかもしれませんが、情報が大切なのは入試と同じです。
むしろ入試の練習と思って積極的に試験の情報は取りに行きましょう。
特徴②基礎、標準レベルの理解度チェックが目的
続いて難易度に関してです。
いわゆる定期テストは高難易度の問題は少なく、基礎的な内容を問う問題が多いです。
なので、問題集を解く中でも、難しい問題まで網羅することは非効率と言えます。
(稀にそのレベルを定期テストで求める先生もいるので、その場合は別途対策が必要となりますね)
むしろ基本的な問題が確実に解けるように努力しておきましょう。
応用、発展問題にまで手を回すのはそのあとで遅くはないでしょう。
ところが、ここに一つ落とし穴が存在しています。
それは、”わかる”と”解ける”は違う、ということです。
これはどの学年においても言えることですが、いくら教科書の内容を理解していたとしても、その問題が解けるかと言われれば話は別です。
例えば、数Ⅰのテストで余弦定理を完璧に暗記したとします。
ここまでは教科書の理解ですね。
ところが、定期テスト本番になって問題が目の前に現れたとき。
「あれ、この問題って正弦定理と余弦定理どっちを使えばいいんだ?」
「計算が大変で最後まで答えを出せない」
「これは場合分けが必要だったりするかな?」
「最後に二乗を処理するのを忘れていた!」
などなど、覚えた知識を使う段階になると教科書には書いていないタイプに困惑することがあります。
逆に言うと、”解く”練習をしておかないと、問題を前にフリーズしたり得点が伸びないということも考えられます。
実は、最もこの悲劇が起きやすいのが定期テストなのです。
なぜなら、授業で習った範囲の理解が試験問題という形で最初に問われる場になることが多いからです。
主に理系の科目にはなりますが、上でお話したように基礎的なレベルで構いませんから、自分で手を動かして問題を解き切る=最後まで答えを出すことは大きな意味を持ちます。
定期テストは頑張るべきか
そもそもの話にはなりますが、定期テストは果たして対策をして臨むほどの価値があるものなのでしょうか。
この答えは正直なところ人それぞれだと思います。
以下に、「すべき・すべきでない」それぞれの代表的な理由をあげておくので、定期テストとの向き合い方を考え直してみましょう
対策をすべきだという理由
当たり前ですが、テストで稼いだ点数というのは成績に直結します。
評定があまりに低いと入試の出願が適わなかったり、推薦入試への挑戦が断たれてしまうことも考えられます。
最悪の場合は留年にもなりかねませんから、それらを回避するべく最低限点を取っておく必要はありそうです。
また、定期テストに向けて対策をするという事は習った内容を定着させるにおいて、良い復習作業になります。
加えて、テストという場に慣れ、定められた日程に向けて学習を仕上げていく感覚を受験学年になるまでのあいだに培っておくことにも重要な意義がありそうです。
対策をすべきでないという理由
一方で、定期テストでいくら点数を取ったとしても、それはあくまで高校の中の話なのだから、入試にとっては何のプラスにもならないという考え方もあります。
また、対策をすることで自分の学力が上がるならいざ知らず、試験のためだけの学習に陥る可能性もあるかもしれません。
(先生が出すかも、といった数学の問題の答えをとりあえず覚える作業などです。
言わずもがなこの対策法は良くありませんが、時間のない試験対策期間中にはそうなってしまうこともなくはないですよね、、、。)
それらのバランスを考え、今一番必要としている勉強をすればよく、その結果選んだのが定期テストの勉強でなかったとしても問題ないと思います。
ですが、点を取れなくてもいい定期テストはないと思います。
「何かを覚える練習」にもなりますし、「目標を立てて努力すること」はとても大切なことです。
受験を気にしなくてもいい低学年の方はとりあえず全力で点を取りに行ってみましょう。
先生方も、対策をして損をするような試験は作られないと思います。
そのあとで、もしあの先生のテストはわざわざ対策して頑張る価値がないと感じられるなら、それから対策を止めるのでも遅くはないでしょう。
そして、受験生の方々は無理に定期テスト対策に時間を取る必要はないと思います。
ただし、定期テストレベルが取れないと受験勉強としてうまくいっていない可能性も。
もし受験対策がしっかり出来ていれば定期テストで悲惨な点になることは本来無いはずです。
自分の勉強のペースを考えたときに今回は赤点ギリギリでも大丈夫だと考え、分かったうえで対策なしで定期テストに臨むのは問題ありません。
ですが、定期テストが取れないというのは案外マズい場合もあることもあります。
定期テストに向けた対策は、各々のすべき学習とのバランスを考えて進めていただき、そのうえで「ある程度点数が取れること」は重要なことと捉えて問題ないと思います。
最後に
今日は定期テストについて書かせていただきました。
意外にも傾向と対策という戦略が重なることはあると思うので、過去問などを参考に対策をしてみて下さい。
その中で、基礎レベルを、実際に解きながら がメインの方針になると思います。
実際にどの程度身を入れて対策を行うべきかは各個人の方針に左右されますが、いずれにせよ結果にはある程度こだわるべきだと思います。
定期テストへの対処には難しいところがありますが、本記事が少しでも皆さんの悩みの一部を氷解させるものであることを願っております。
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