近畿大学の理系数学 の傾向を教えます!
こんにちは!武田塾堺東校です☺
今回は近畿大学の理系数学について分析していきます!
近畿大学の理系数学 傾向と対策
出題傾向について
大問数は3題(100点満点)で、全て空所補充形式のマーク方式です。
試験時間は60分です。
出題内容について
理系学部の出題範囲は
「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(平面上の曲線と複素数平面、極限、微分法、積分法)・A・B(数列、ベクトル)」です。
過去に出題された範囲から傾向を見ていきましょう!
2020年~2022年の出題項目はコチラ↓↓
〇2020年
Ⅰ.二次関数・座標平面
Ⅱ.場合の数・確率
Ⅲ(①).漸化式
Ⅲ(②).座標平面・極限
〇2021年
Ⅰ.関数(絶対値、三角関数)
Ⅱ.三角関数・図形と平面
Ⅲ(①).微分・積分
Ⅲ(②).微分・積分
〇2022年
Ⅰ.場合の数
Ⅱ.ベクトル
Ⅲ(①).微分・積分
Ⅲ(②).微分・積分・
(Ⅲについては、①は理工(理〈化学〉・生命科)・建築・薬・農・生物理工・工・産業理工学部「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B」、数学②は理工・建築・薬・農・生物理工・工・産業理工学部「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B」)
これを見ると、頻出は微分・積分と言えます。
また、数Ⅰ・A・Ⅱ・Bからは整数の性質・漸化式・図形の性質が少し多い傾向にあるくらいで、全範囲からバランスよく出題されていると言えます。
では、さらに詳しく分析していきましょう!!
まずは、出題された上記9題のうち、ピンクのマーカーで引かれたものについてです。
このピンクのマーカーは何を意味しているのでしょうか?
実は、ピンクのマーカーで引かれた問題は、全て最大・最小が絡んでいる問題なんです!!!
ほぼ毎年1、2題は出題されていることが分かります!!
これは、とても偶然とは思えません(゜o゜)
また、青文字で書かれた問題、これにも意味があります。
これは、面積が絡んでいる問題です!!
面積を求めさせる問題や、面積が絡んだ問題が頻出だと言えます!
以上のことから、
これらの頻出されている分野や問題傾向はしっかり把握し、手持ちの問題集や参考書で似たような問題を探して積極的に解いて、マスターしておくとでしょう良いでしょう!!
難易度
大問1は難易度は易しめですが大問2と3はややレベルの高いものが含まれます。
極端に難しい問題は出題されず、オーソドックスな問題が多いですが
大問1で満点を狙えるような知識をつけておかなければ合格レベルに到達することは難しいです。
参考書を使って基本的な解法をチェックしておくことが大切ですね。
近畿大学の理系数学 対策
近大理系数学突破のカギは、『自分に解ける問題かそうでないかを素早く見抜き、取れるところで点数を稼ぐ』です!
そして、難易度が易しめの、大問1と大問2, 3の(1)~(2)or(3)を解けるかどうかが合否のカギになりやすいです!
また、試験時間は60分と短めなので、解くスピードと時間配分は重要になってきます!
大問3つで60分、見直しの時間を設けるとすると、各大問にかけられる時間は20分ありません。
大問には(1)~(4)or(5)まであるので、簡単目な(1)や(2)は2、3分で終わらせないといけない計算になります。
さらに、計算するだけではなくて、問題を読んで考える時間も必要なため、かなり時間がタイトなテストです…
しかし、気を落とさないでください!
ここで、ポイントなのは、決して全部解ける必要はないということです!
各学部の合格最低点を調べてみると学部や年度にもよりますが、おおよそ5割~7割ちょっとであることが分かります。
つまり、自分の解けた問題が全て合っていれば、大問の一番最後の方の問題は捨てても合格できるとうことです。
なので、「大問1や大問2, 3の(1)~(2)or(3)を確実に合わせること」、これが重要になってくるというわけです。
まとめると自分に解ける問題かそうでないかを素早く見抜き、取れるところで点数を稼ぐということが大切で、
そのためには、大問1と大問2, 3の(1)~(2)or(3)を落とさないことがキーポイントである!
ということです。
ただし、あくまで傾向なので、大問1や大問2, 3の最初の方ができないと落ちる!と思って、悩みこんでしまうということは避けましょう!
「自分の解ける問題」を見極めて解いてください!
ここからは普段の勉強対策についてです。
全問解かなくてもいいとはいえ、それでも時間はタイトなので、日頃から時間を意識して問題に取り組むようにしましょう。
練習でできないことは本番でもできないので、「日頃から」というのが大切です!
また、すべて空所補充形式で結果のみが求められるので、計算ミスは致命的です。
日頃のケアレスミスも軽視するのではなく、どこでどう間違えたのかメモをする癖をつけましょう。
「ただのケアレスミスだし」と思っていても案外繰り返されます(´;ω;`)
また、文系数学と同じように60分という試験時間のなかでどれだけ計算ができるかがカギとなるので、
計算問題を解く時間を設けたり、過去問を60分で解く意識をしてみましょう。
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初めから始める数学シリーズ
タイトルの通り、受験勉強の初め、数学の一番初めにやるべき参考書です。
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この、初めから始めるシリーズと併用すべき参考書がこちら!
数学基礎問題精講シリーズ
基礎シリーズと標準シリーズがあるので気をつけてください!表紙が緑色のほうが基礎になっています。
また、数ⅠA・ⅡB・Ⅲで分かれているので、基本的には数ⅠAから始めましょう。
自分の弱点が分かっていて、その対策がしたい場合は途中から始めても大丈夫です!
難易度は初めから始めるシリーズよりは上がりますが、決して難しい!ということもないです。
合格る計算シリーズ
計算の仕方や対策ができる計算問題集です。
計算ミスが多い生徒や、計算が遅い生徒におすすめの参考書です。
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