近畿大学の文系数学 対策方法を教えます!
こんにちは!武田塾堺東校です☺
今回は近畿大学の文系数学について分析していきます!
近畿大学の文系数学 傾向と対策
出題傾向について
大問数は3題(100点満点)で、全て空所補充のマーク方式です。
試験時間は60分です。
出題内容について
文系学部の出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列・ベクトル)です。
過去に出題された範囲から傾向を見ていきましょう!
2017年~2019年の出題項目はコチラ↓↓
〇2017年
Ⅰ.微分・積分
Ⅱ.集合+整数問題
Ⅲ.空間座標
〇2018年
Ⅰ.対数関数
Ⅱ.不等式の表す領域
Ⅲ.確率
〇2019年
Ⅰ.データの分析
Ⅱ.微分・積分+虚数
Ⅲ.空間座標
これを見ると、頻出は微分・積分、空間座標の問題と言えます。
しかし、整数問題や確率、対数、集合...さらにデータの分析まで出題されていることから、幅広い単元から出題されていることも伺えます。
では、さらに詳しく分析していきましょう!!
まずは、出題された上記9題のうち、ピンクのマーカーで引かれたものについてです。
このピンクのマーカーは何を意味しているのでしょうか?
実は、ピンクのマーカーで引かれた問題は、全て最大・最小(極大値・極小値)が絡んでいる問題なんです!!!
9題中4題もあり、毎年1題は出題されていることが分かります!!
これは、とても偶然とは思えません(゜o゜)
特に、微分・積分が出た時は、2年とも極大値・極小値が聞かれています。
また、青文字で書かれた問題、これにも意味があります。
これは、面積が絡んでいる問題です!!
面積を求めさせる問題や、面積が絡んだ問題が9題中3題出ていました!
以上のことから、
微分・積分の問題では、極大値・極小値を求めさせ、その後、曲線や直線で囲まれている面積を求めさせる
という微積の範囲ではオーソドックスな問題がよく出題されていることが分かります。
数学が苦手な人も数学を得点源にしたい人も、これらの頻出されている分野や問題傾向はしっかり把握し、手持ちの問題集や参考書で似たような問題を探して
解けるようにしておくとでしょう良いでしょう!!
難易度
問題自体は基礎的な問題が多いです。
形式的には、序盤は基礎の確認となっており、問題が進むごとに難易度が高くなっていきます。
そのため大問1は難易度は易しめですが、大問2、3は標準レベル~やや難レベルとなっています。
また、大問の中でも、問題が進んでいくにつれて難易度が上がっていきます。
近畿大学の文系数学 対策
近大文系数学突破のカギは、『いかに簡単な問題で点数をとるか』です!
逆をいうと、簡単なところを落とすとまずいということになります。
じゃあ、簡単な問題って何?ってなると思いますよね💦
合否のカギを握るのは、大問1と大問2, 3の(1)~(2)or(3)です!
具体的に説明していきます。
まずは大問1についてです。
難易度のところで説明しましたが、大問1だけ他の大問と比べて簡単目です。
つまり、大問1は点数の取りどころということになります。
ここは、本番も死守しにいくつもりで臨んでください!!
次に、大問2, 3の(1)~(2)or(3)についてです。
その前に、少し試験時間についてお話します。
試験時間は60分と短めなので、解くスピードと時間配分は重要になってきます!
大問3つで60分、見直しの時間を設けるとすると、各大問にかけられる時間は20分ありません。
大問には(1)~(4)or(5)まであるので、簡単目な(1)や(2)は2、3分で終わらせないといけない計算になります。
さらに、計算するだけではなくて、問題を読んで考える時間も必要なため、かなり時間がタイトなテストです…
しかし、気を落とさないでください!
ここで、ポイントなのは、決して全部解ける必要はないということです!
各学部の合格最低点を調べてみると学部や年度にもよりますが、おおよそ5割~7割ちょっとであることが分かります。
つまり、自分の解けた問題が全て合っていれば、大問の一番最後の方の問題は捨てても合格できるとうことです。
なので、「大問2, 3の(1)~(2)or(3)を確実に合わせること」、これが重要になってくるというわけです。
まとめると自分に解ける問題かそうでないかを素早く見抜き、取れるところで点数を稼ぐということが大切で、
そのためには、大問1と大問2, 3の(1)~(2)or(3)を落とさないことがキーポイントである!
ということです。
ただし、あくまで傾向なので、大問1できないと落ちる!と思って、悩みこんでしまうということは避けましょう!
「自分の解ける問題」を見極めて解いてください!
ここからは普段の勉強対策についてです。
全問解かなくてもいいとはいえ、それでも時間はタイトなので、日頃から時間を意識して問題に取り組むようにしましょう。
練習でできないことは本番でもできないので、「日頃から」というのが大切です!
基礎的な内容の問題集から仕上げて、公式などは完璧に使いこなせるようにしましょう。
基礎が固まってからは演習問題を解き、実践的な力を蓄えましょう。
ということで、この3つについて武田塾オススメの参考書を紹介したいと思います(^^)/
初めから始める数学シリーズ
タイトルの通り、受験勉強の初め、数学の一番初めにやるべき参考書です。
数学が苦手な人ももちろん、得意という人も、基礎の基礎固めや思わぬ抜け穴チェックになります( ˘ω˘ )
この、初めから始めるシリーズと併用すべき参考書がこちら!
数学基礎問題精講シリーズ
基礎シリーズと標準シリーズがあるので気をつけてください!表紙が緑色のほうが基礎になっています。
また、数ⅠAと数ⅡBは分かれているので、数ⅠAから始めましょう。
難易度は初めから始めるシリーズよりは上がりますが、決して難しい!ということもないです。
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