マークと記述 どちらかが極端に苦手な理由は・・・?
こんにちは!武田塾堺東校です(*'ω'*)
武田塾堺東校では受験を意識した生徒さんの自習室の利用頻度がかなり高まり、
勉強の質問が多くなってきました。特訓もにぎわい、焦りを感じる生徒さんもいます。
皆さんも残り日数を意識して勉強が捗っていることだと思います。
さて、今回は模試についての記事です。
よくある質問で「マーク模試に比べて、記述模試は苦手…」という声があります。
この記事を書いている私も、受験期は「記述は頭いい人しか出来ない模試だ!」と思っているような人間でした。
でも、実際難易度は同じはずなんです。では、何が原因かを見ていきましょう。
マークと記述 なぜ点数に差が出る?
マークでしか点数を取れない理由
マークと記述は解答方法が異なるだけです。
なので「設問を読んだ後に、設問の答えとなる部分(根拠)を本文中から探し出す」という作業までは同じで、
そのあと「その答えを本文の言葉を使って書く(記述)」か「一致する選択肢を選ぶ(マーク)」かの違いです。
そして、マークでしか点数を取れない原因は選択肢にあります。
文章をフィーリングで読んで、根拠をしっかりと掴まないまま、
選択肢だけを見て「これかな?」「こんなこと言ってた気がする」という理由で選んでしまうケースが原因として挙げられます。
この状態だと本文から根拠を探すという、記述では欠かせない工程が抜けてしまっています。
記述で点数を取るためにはどうするべき?
マーク式の問題集を解く時にも、解答の根拠となる部分を本文中から抜き出す習慣をつけましょう。
これを続けることによって実際に点数が伸びてきたら、本文から根拠を探す力がついている証拠です。
普段から解答の根拠を意識することで記述でも点数を伸ばすことが出来るでしょう。
記述対策としておすすめの参考書は以下の動画をご覧ください。
但し難易度はかなり高めですので、今から対策を始めるのなら『入試現代文へのアクセス 基本編』が好ましいです。
『国公立標準問題CanPass現代文』
https://www.youtube.com/watch?v=nzKIjwE8_dk
国公立の過去問を集めた問題集です。採点基準が全て掲載されているので、それに従って自己採点し、自分の足りない部分を理解して修正していくとよいでしょう。
『得点奪取 現代文』
https://www.youtube.com/watch?v=OOd3sw2jSpw
いかにきれいにわかりやすく書くかなどの体裁を考えるのではなく、採点基準をいかに盛り込むかを教えてくれる参考書です。他の現代文の参考書と比べて問題量は多く25問収録されています。問題文は200字論述などの全記述論述問題で、難易度は非常に高いので難関国公立対策にはピッタリです。
マークが出来て記述が出来ないという人はこの動画も見てみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=ctlVMSxmtFQ
「マークはできるが記述ができない現代文の謎」を解く!! 解決策は「マークの問題を解く時から○○を…」!?|受験相談SOS vol.1270
記述は取れるけどマークが取れない人
記述だと「これが解答にあたる場所だな」と思って答えを書きますが、
マークだと選択肢が用意されているので、「どれも自分が思ったものと違う…」という風になりがちです。
そうなると模範解答を選択肢のなかから探してしまい、惑わされてしまいます。
マークの選択肢は、本文の内容を言い換えられていたり、抽象的に表現されたりと
記述でその解答を書いたら不正解になりそうだ、という書き方をされていることもよくあります。
選択肢の吟味をする時に知っておきたいことは、間違えさせ方にはルールがあるということです!
たとえば・・・
・本文と逆のことが書いてある
・本文に書いていないことが書いてある
・本文に書いてあったけれど設問と関係ない
というものです。
紛らわしい選択肢のどの部分が違うのかという見極めの練習が必要です。
選択肢の中の間違った内容が含まれていたら、バツをつけるのも一つの手ですね。
記述は出来るのにマークが出来ない人はこの動画を見てみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=7bIsgW6l3jA&t=270s
実は太田先生も…「記述では点が取れるのにマークでは取れない!!」の原因は? 解決法は!?|受験相談SOS vol.1361
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