こんにちは、武田塾堺東校です!(^^)/
今回は外国語学部を除く、大阪大学の英語の出題傾向とその対策についての特集です!!
大阪大学に合格した堺東校の先生が、大問ごとに一つ一つポイントを解説していきます。
※大阪大学外国語学部の英語については、こちらの記事をご覧ください!
大阪大学の英語の出題傾向
大阪大学の英語は大問4つで構成されており、90分(文学部は105分)で解答するという出題形式です。
どのような問題が出題されるのかは以下の通りになっています。
大問1…和訳
AとBの2文が出され、全文訳すか下線部のみかは年度によって異なる。
大問2…長文
単語の意味や前置詞を入れる問題など様々な形式を問われる。
大問3…自由英作文
70語程度の自由英作文。
大問4…英訳
AとBの2種類の文が出される。Bの問題は文学部とそれ以外の学部で訳す内容が異なる。
こう見てもわかるように、リスニング以外のすべての英語対策が必要になることがわかると思います!!!
これだけ問題量が多くて1時間半で解くとなると、時間的には結構ぎりぎりになるので、まずは時間感覚を身につけることが大切になってきます。
個人的な時間配分のおすすめは以下の通りです。
和訳15分、長文30分、自由英作15分、英訳15分
残りの15分→自分の苦手な大問や見直しに時間を使う
私は自由英作文が15分で終わらすことが出来なかったので、自由英作文を最低20分で終わらすように自分の中で決めて、10分間と少しを見直しに時間を使っていました。
これはあくまで参考なので、自分に合った時間配分を、過去問を解く中で見つけていってください!
では、詳しい対策方法を見ていきましょう!
大阪大学の英語の対策
阪大英語の最大のポイントは、「対比」と「言い換え」です。
実は、阪大の英語には「対比」と「言い換え」が非常に多く使用されています。
「対比された文」・「言い換えられた文」だと思って解いていくと、単語や文が分からなくても内容を推測することができるのです。例えば、以下の「アキー」が何なのか分かりますか?
「アキー」、キワノ、グラナディラ、コブミカン、バナナ、リンゴ
おそらく「アキー」を聞いたことがない人が大半でしょう。しかし、それがフルーツだと分かったのではないでしょうか?なぜなら、皆さんがよく知っているバナナやリンゴと一緒に並べられているから。色んなフルーツが言い換えられていたのです。
このように、大阪大学の英語は、「対比」と「言い換え」を意識して解くことで、分からない単語や文を推測することができるのです。これを念頭に置いて解けば、何も考えずに解いている受験生よりも一歩リードすることができますよ。
和訳・英訳
和訳・英訳はAとBの2文が出題されますが、Aの方が難しい、Bの方が難しい、というのは年度によって異なります。実際に読んでみて、訳しにくいなと感じる文に多くの時間を割くと良いでしょう。
また、問題文を見ると、「日本語で表しなさい」「英語で表しなさい」と書かれていることが分かります。
「日本語に訳しなさい」「英語に訳しなさい」ではないんです!!
つまり、英文そのまま、日本語の文そのままに訳さなくていいということです!ここが阪大英語の和訳・英訳の大きな特徴になります。
分かりやすいように自分の知っている構文に言い換え、対比を意識して解きましょう。言いたいことの内容が伝われば大丈夫です!
長文
長文は30分で解くには語数的にぎりぎりです。
しかし、毎年素直な問題なので、落ち着いて解けば合格ラインには届きやすく、対策もしやすいです。
合格のためにはかなりの語彙が必要なので、単語帳に載っている単語はもちろん、阪大の過去問で一度問われたり出てきた単語はなるべく覚えるようにしましょう!
初見の単語は文脈から推測できることが多いので、対比や言い換えなど話の流れから意味を推測して解きましょう。特に、同じ意味を持つ単語を選ぶ問いでは、文脈も考慮して選択することが一番大切です。
自由英作文
自由英作文は約15分という短い時間で書き上げなければいけないため、慣れが大きくものをいいます。
赤本で過去問を解き、近くの先生に添削してもらうことを何度も繰り返すと良いいでしょう。
自分の考えについて述べることが多いので、聞かれてすぐに出せるように、他大の問題等をやってみて引き出しを増やしておくのも手です。
大阪大学の英語 〜対策方法のまとめ〜
阪大の英語に必要なのは、
単語力・速読力・伝えたい内容を自分の知っている構文や言い方に変える力
です!!!
あと、こんなに書くことが多いのに対して解答用紙はA3が1枚で狭いです!
私は割と字が大きく筆圧も濃いほうなので、現役の時に模試と違うやん、狭すぎて入れへん…と思いながら何度も書き直した記憶があります。
それで無駄に時間を消費した記憶があったので、もう一度受けた時は、なるべく字を小さく書けるように、0.3㎜のシャーペンを用意して挑みました(笑)
当日もなるべく字を小さく書かな~と丁寧に解くように心がけました。
大阪大学を志望校にしている人も受けようかなと視野に入れている人も、まずは過去問を解いてみてください。
そこから自分に足りないのは何なのかが見えてくると思うので、そこから逆算して補って対策していきましょう (・ω・)!!!!!
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