受験相談の声

一年後の入試本番で勝つために、一年間の計画を立てよう!

こんにちは。

武田塾堺東校です(^o^)/

今回は、受験まで約1年となった高校2年生や浪人することになった方を中心に、これからどのように勉強を進めていけばよいかについて書きました。該当する人も、まだ先だという人も、これからの参考になる内容に仕上げましたので、ぜひ読んでみてくださいね(^^)

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 これから受験勉強を始める皆さまへ

私立入試までは1年を切り、国公立大学の二次試験まではあと1年となりました。

今からあと1年間どうすればいいんだろう?と悩んでいたり、焦りを感じ始めている人もいると思います。

私も、高校2年生のこの頃、まさにそのような状況でした。焦りを感じている人焦ってやみくもに問題集を進めている人何から始めればよいのかわからなくて途方に暮れている人

そのような人は、いったん立ち止まってこのブログを読んでみてください。

そのような人に、ぜひ読んで欲しいという想いでこのブログを書きました。 最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

逆算が重要!

1年後の本番を見据えて今できることはなんでしょうか?

今できることを見つけるためには、受験の時期から逆算する方法が最も合理的です。

 

しかし、逆算といってもどうすればいいのかわからないですよね?当時の僕も同じ思いでした。

 

そこで、逆算のやり方について、具体的な方法を説明しようと思います。

まずは、計画を立てるのに欠かせない「スタートとゴールを定める」という工程から話します。意外と重要視されない部分ですが、ここがしっかりしていないと逆算はできません。

 

スタートとゴール

スタートとは、今の自分の学力のことです。

そしてゴールとは、自分の志望校のレベルのことです。

 

つまり、現時点での自分の学力と、志望校のレベルを知ることが、スタートとゴールを知るための第一歩という訳です。

 

話の構成上、まずはゴールである志望校について話そうと思います。

志望校のレベルを知るためには、過去問が有効です。「今見ても解けるわけないし…」と思う人も多いと思いますが、それは敵を知らずして、戦略を立て、戦に臨むようなものです。それでは、勝てる戦も負けるかもしれません。

 

解けなくても良いので、1年後に自分が解く問題のレベルを把握し、1年後にそのレベル以上に成長できるように計画を立てるわけです。 志望校が決まっている人はその志望校の過去問を、決まっていない人は目指したい偏差値のレベルを考えてみて、そのレベルの大学の過去問を見てみましょう。

 

まだ志望校が決まっていない人も多いでしょう。僕もこの頃、すごく志望校で悩んでいました。

焦らなくて大丈夫です。志望校選びは、自分の将来に関わってくる大事な選択です。自分の限界を決めず、ゆっくり納得のいく選択をしてください。

 

これで戦う相手のレベルは知れたので、続いては現時点での自分の学力についてです。

勘違いしないでほしいのは、これはおおまかな自分の偏差値ということではありません

 

今まで習ってきた範囲で、自分はどこが弱くて、どの範囲に抜けがたくさんあるのか

逆にこの分野には自信があって強いなど、自分の強みと弱みのことです。

 

受験勉強は、自分にとって、抜け落ちている部分をひたすら埋めていく作業になります。しかし、自分の抜けてるところや、自分は何ができて何ができないのか、そこが分からないという人も多いと思います。

 

そこで活用すべきなのが次でお話しする「模試」です。

 

模試を活用する

模試は、今まで習った範囲から重要なところが満遍なく出題されており、今の自分の強み・弱みを知るのに最適なツールなんです!

 

その時できなかったところが自分にとっての弱みなので、間違いが多い範囲は抜けが多い分野、逆に正解している部分が多い範囲は強い分野と認識できます。

 

各科目、自分の中で分析してみて、現時点での自分の学力を知っていきましょう!

 

実際に逆算してみる

これで、受験勉強のスタートとゴールがわかりました。

次にすることは逆算です。

ゴールに到達するためには、このスタートからだと、どれくらいの速度でどの科目のどの分野を勉強していけばよいのかということを考えなければなりません。

 

「 共通テスト対策は、10月~本格的に始めるとすると、二次試験の勉強は…」

とか、

「数学と理科を1通りこの時期までに復習しきるとすると、今からだとどれくらいのペースで進めればよいんだろう?」

などといった具合です。

 

スタートとゴールが分かってしまえば、あとは先生に相談してみたり、その志望校に合格した先輩にアドバイスをもらうといったこともしても良いでしょう。

武田塾でも受験相談や個別指導でその逆算のお手伝いをしています。

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勉強する上での注意点

実際に逆算して、やるべきことはわかりました。

でも、人によって成果が出るまでに差が出てしまいます。そんな時に不安になる人も多いのではないでしょうか。

ここでは、勉強を進めていく上で注意して欲しいことについて説明していこうと思います!

 

注意点①:すぐには成績は伸びない科目もある。

毎日走り込みをしてもすぐには足が速くならないように、勉強を始めたからといってすぐには成績は伸びてきません

 

ただし、科目によります。

 

数学や理科の一分野だけ、とかであれば集中的に勉強することで理解が伸び、その範囲の問題が出ればすぐに点数に結び付くといったことが起こりますが、それもある程度基礎ができていた場合に限りますので、最初は我慢が必要になるかと思います。

グッとこらえて踏ん張ってみてください。

 

注意点②:人と比べない。他人に流されない。

どうしても、仲の良い友達やライバルと自分を比べてしまいがちですが、人と比べることにはあまり意義はありません

比べる対象は昨日までの自分であり、戦うべき相手は、今目の前にはいない自分と同じ志望校を目指している人たち、あるいは一緒の試験会場で受験している人たちです。

 

また、友達の勉強のペースややり方を見たり聞いたりしていると、焦りを感じてしまったり、友達のやり方や使っている問題集を良いなと思うことがあると思います。

その友達は、その友達のペースがあって、自分には自分なりの自分で決めたペースがあります。

先ほど、スタートとゴールを設定してというお話をしましたが、それに則って進めていけば大丈夫です。

 

また、自分にとってためになる方法であれば積極的に真似ればよいですが、そうでなければ自分なりの一貫したやり方を貫くのが良いです。問題集も同様です。あれもこれもとやっても、意味はありません

「自分なりのやり方が定まらない」といった方は、ぜひ相談していただけたらと思います。

 

「自分に合った方法で、自分が決めた問題集を、自分のペースで進める」

 

これが一番大切です。 自分を強く持ってください!

 

注意点③:受験に近道はない。

受験勉強に近道はありません。 それぞれの志望校に受かるためにやるべきことは決まっています近道を探そうとするぐらいなら、愚直にまっすぐするべきことをしてください。

 

ただし、道を進む速さと向きは変えることが可能です。

当然、ゴールに向かって一直線に早く駆け上がるのが一番理想ですが、そのためには、自分が進むべき方向と方法が大事になってきます。

間違った方向に努力すると目的地になかなか近づかないし、間違った方法で努力しても目的地に近づきません

 

ここが難しいポイントですが、自分に合った方法で、正しい勉強をすることが求められます

「勉強してるけれど、全然身についた感じがしない」、「何か空回りしているかも」というときは要注意です。

 

勉強の仕方を見直してみましょう。 100人いれば、勉強の仕方は100通りあります。 そのため、「この方法が良いよ!」ということは一概にはお伝えできないんです。 自分の性格に合わせて、自分に合った勉強法を模索していってください。

 

注意点④:人間は忘れる生き物であるということを忘れない。

「勉強しても、すぐ忘れてしまって。。。 」という悩みもよく聞きます。

 

しかし、人間なので忘れるのは当然なのです。

問題は、「忘れないように何か対策していますか?」、「忘れにくいような工夫をに何かしていますか?」ということです。 1回見ただけ、10回書いただけ、では到底覚えれません。

 

何回も繰り返すことが大切です。 忘れていれば、また思い出す。何回も忘れるものに関しては、何か忘れないように自分なりに工夫を凝らしてみるといった取り組みが大切です。

 

 

勉強する上での工夫のポイント

 

次に、勉強を進めていく上で注意して欲しいことについて説明していこうと思います!

 

工夫のポイント⓵:モチベーションのコントロール

「継続は力なり」という言葉をどこかで聞いたことがある方も多いと思います。

その通りで、計画を立てても、やる気を出しても3日坊主で終わってしまってはほとんど何も身につきません。

そこで、モチベーションのコントロールが大切になってきます。

 

モチベーションのコントロールというと難しく思えますが、要は自分自身のご機嫌取りです。

人によって、好きなことや趣味、ストレス発散方法が違うように、モチベーションのコントロールの方法も人によって違います

 

例えば、映画を見るのが趣味な人は、週に2本好きな映画を見るという方法でモチベーションを保っても良いでしょう。

 

ここで注意して欲しいことは、「制限はしても禁止するな!」ということです。

 

「してはいけない」、「できない」ということは人間にとってかなりストレスフルです。

そのため、「ここまでならしてもよい」というように制限する方が、モチベーションは保ちやすいです。

 

好きなことや趣味がない人は、何か始めてみても良いですし、家族や友達と話すということでも、少し散歩に行ってみるということでも、好きなスイーツをご褒美として自分に買ってあげるということでも構いません。

スイーツ

勉強から身を離し、勉強や受験のことをできるだけ考えない状態になりましょう。

そして、自分に与えられた残り時間を上手に使えるように、自分のご機嫌をうまくとりましょう!

 

工夫のポイント②:時間の使い方

受験生はひとりひとり、生まれも育ちも、周りの環境も、生まれ持った才能も違います。

しかし、現役合格が目標という前提に立つと、受験生たちにとって唯一平等なものがあります。

 

それは、受験当日までの時間です。これは、どんな受験生も同じです。

 

そのため、この平等に与えられている時間をどのように使っていくかによって合否が左右されるわけです。

現時点でライバルたちに遅れをとっていたとしても、今後の時間の使い方次第で逆転する可能性が十分あるということです。

 

しかし、注意して欲しいのは、「今から受験まで残された時間、生活に必要な時間以外すべてを勉強に捧げろ!」というわけではありません。

 

工夫のポイント⓵で話したこととかぶりますが、自分に残された時間で最大の効率を引き出し、結果につなげるということが大切です

また、注意点③で話したように、ただやみくもに勉強するのではなく、自分に合った方法で、正しい方向に向かって勉強してください!!

 

工夫のポイント③:習慣化

勉強をするクセがついていなかったり、3日坊主で終わりがちな性格の人は、習慣化という観点から攻めると良いでしょう。

手っ取り早い習慣化のコツは、毎日自分がしている動作に勉強を付随させてやることです。

言葉で説明すると難しいので具体的に説明しますね!

 

毎日していることとしては、例えば、目が覚める、歯磨き、朝昼夜のご飯、入浴、就寝などがあると思います。

 

通学でバスや電車を使っている人は、バスや電車に乗るという行為も毎日していますね。

これらの行動は、考えるまでもなく毎日”自然と”行っているものです。つまり、既に自分の中で習慣化されているんですね。

 

これらの行為に勉強を組み込むわけです。

 

例えば、

 

朝起きたら計算問題を1問解く、

歯磨きしてる間は古典単語を覚える、

電車やバスの中では英単語を覚える、

ご飯の時はリスニングの教材をかけて聞く、

入浴中は明日の勉強計画を考える、寝る前は社会の暗記を10分する

 

こんな感じです。

 

確かに、ながら勉強になって、どちらの行為も中途半端になってしまうこともありますし、行儀・マナーの問題もあるので、一概にオススメできるものではないですが、習慣化するという面でみれば、非常に取り組みやすく、かつすぐに効果が出る方法なので、これを読んでいいなと思った人がいれば、今日から始めてみてください!

 

最後に

以上の注意点や工夫のポイントを踏まえて、これから計画に沿って勉強を進めていってください。

そうすれば、成績も伸び、志望校合格へも近づいていくでしょう!

最後まで諦めずにがんばってください!!

応援しております。

 

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