みなさん、こんにちは!
武田塾坂戸校 校舎長の市橋です!
今回は、これから理系、文系どちらの勉強を進めたらいいかわからない・・・という方に向けての記事です!特に今回のテーマでは、文転することのメリット・デメリットについて解説します。
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そもそも文転とは?
受験生の皆さんであれば、一度は耳にするのが「文転」だと思います。
ですが、「そもそも、文転って何?」と思われる方は多いですよね?
ざっくり文転についてご説明させていただくと、文転とは、理系の生徒が文系科目に絞って学習し、文系の大学進学に向けて受験勉強することを指します!
では、そんな文転ですが、どういったメリット・デメリットが存在するのでしょうか?
文転することのメリットを解説!!
まず、文転することのメリットについてわかりやすくご紹介します。
ざっくり、文転することには以下の2つのメリットが存在します。
➀受験科目の負担が減る!
②数学受験で周りと差を付けられる!
受験科目の負担が減る!
これはもちろん志望大学や学部によるので一概には言えませんが、一般的に理系より文系の方が勉強時間を減らした上で学習を進めることができます。その中で特に顕著なのが、「数学」です。
例えば、理系数学では数学ⅠA・ⅡB・Ⅲといったように数学を「数字Ⅲ」まで学習を進めなければいけません。
一方で、文系数学であれば数学Ⅲはなく、数学ⅡBまでの学習定着度を高めておけば特に問題ありません。したがって、数学Ⅲの勉強を行う負担が減る分、学習量を大幅に減らすことができます。
また理科科目も、文系、理系で大きく異なります。例えば、理系であれば専門科目まで学習しなければいけません。
一方で文系受験の場合、ほとんどが理科基礎科目だけで用が足ります。つまり、専門科目を勉強しない分だけで、勉強する時間を減らすことができます。(これは本当に大きいです。)
一方で、社会と国語の2科目が二次試験で必要になってくる場合が多いのも事実です。しかし、国語や社会といった科目は数学や理科に比べて圧倒的に勉強する負担が軽いため、少ない勉強時間で合格を目指すことができます!
数学受験で周りと差を付けられる
数学には、「文系数学」と「理系数学」があります。特徴として、文系数学は理系数学に比べて学習する範囲が狭く、またライバルが少ないというのが特徴的です。
また問題の難易度も決して高くはないので、文転した受験生にとって数学をかなり武器にすることができます。
また文系の受験生の中には、数学に苦手意識を持っている人が多いという側面があるので、そういった受験生達と差を付けることができるのも特徴的です。
文転のデメリットを解説!!
先述では、文転することのメリットについてご説明しました。一方で、文転することのデメリットも存在します。
今回はその中で、以下の2つをご紹介します。
➀得意科目を入試で使えない可能性がある
②学校の定期テストと宿題が大変
得意科目を入試で使えない可能性がある
これは、高校受験の段階で理系科目が得意だった生徒が、理数科の高校に進学した場合(もしくは、理系・文系の選択で理系に進んだ生徒)に多いパターンです。
こういったパターンの大きなデメリットは、得意な理系科目を試験本番に使えなくなってしまう可能性があるということです。
例えば、数学がめちゃくちゃ得意で、数学Ⅲを得意科目にしていたはずなのに、試験本番では数学Ⅲを使わない・・・といった感じです。この場合、自分が得意科目としていた理系科目が使えなくなるため、大きな痛手となります。
学校の定期テストと宿題が大変
また文転することで学校の定期テストと宿題が大変になるというデメリットがあります。おそらく文転する受験生の中には、学校のクラスで理系のクラスに所属しているという生徒が多いはずです。
その場合、学校の定期テストや宿題(理科科目)が大変でなかなか大学受験対策(文系科目)を行うことができない・・・という受験生が意外と多いです。また災難なことに、学校の定期テスト(理科科目)で10点、20点といったような点数を取ってしまい、しまいには赤点をとってしまうということもあります。
結果として、夏休みなどの長期休みの際に、学校に行き、再試験や補習などを行わざるを得ない場合があります。これにより、大事な大学受験勉強に遅れが出てしまい、合格までの道が遠ざかる可能性があります。これが、文転することの大きなデメリットと言ってもよいでしょう。
【まとめ】文転の性質を押さえながら考えよう!
ここまでで、文転のメリット・デメリットについてご紹介してきました。じつは、校舎長である私も、文転をして第一志望の大学に合格した者です。なので、文転することのメリット・デメリットについては熟知しているつもりです。
今でも私が覚えているのは、学校の定期テスト(特に、受験に全く使わなかった「物理」)で赤点をとらないように頑張ったのを今でも覚えています(笑)
もちろん、大学受験の勉強(主に、文系科目)を進めながら赤点をとらないように勉強していたので本当に大変でした・・・。したがって、これから文転を考えている皆さんは、文転のメリット・デメリットを押さえたうえで受験勉強を進めてみてください!
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