こんにちは!武田塾鷺沼校です!
今回は近年のざっくりとした入試動向を解説していきます!
個別の大学や参考書の紹介ではなく、「どのくらい勉強する必要があるのか?」などの大学受験の全体像を解説していくので、是非ご覧ください!
偏差値50
この偏差値を聞いて、どのような印象を受けるでしょうか?「真ん中かな?」と想像する人もいると思います。
結論からいうと、大学受験において偏差値50は中間層ではありません。
高校受験の時であれば、ほとんどの人が進学するため1000人受けたとしたら
500番目の人が偏差値50になります。
しかし、大学進学する人は高校生の内半分程度です。
また言い方は悪くなってしまいますが、下位2割ほどの人はほとんど勉強しないで進学をします...。
そのため、受験で戦うのは上位半分以下となります。
この中の人たちが競い合って、真ん中にくるのが偏差値50の人ということになります。
最初の話に戻ると、1000人の中の250番目の人が偏差値50というイメージです。
必要な勉強時間
2つ目は、高校1年入学時から高校3年の受験時までに必要な勉強時間です。
スタート時の学力は人それぞれなので、あくまで目安となります。
まず、東大やトップ医学部に行きたい方は8000時間が目安です。
これは一日に10時間勉強し続けても二年間では不可能な時間です。
つまりこのレベルに到達するには、高1から始めないと厳しいということを意味します。
京大や東工大、一橋や上位医学部に行きたい方は6000時間が目安です。
上位国立大、早慶、医学部全般に行きたい方は5000時間が目安です。
MARCHや関関同立に行きたい方は3000~4000時間が目安です。
これだけ勉強しなくてはいけないというのが現実です。
高3の春から受験までの10ヶ月毎月300時間勉強してギリギリ3000時間です。
結論として、早い段階から受験を意識してほしいです。
10時間勉強できる高校生は極めて少ないです。
「今は1日5時間だけど、高1、2から始めよう」という意識が大事です。
高2の方はデッドラインなので、今のうちに心に刻んでおきましょう。
志望校の選定
ここ1、2年は新型コロナウイルスの影響もあり、
首都圏の私立大学よりも地方の学校を選ぶ人が少し増えています。
逆に首都圏に行きたいという人に若干の有利が働いていると言えます。
ただ、志望校を決めるときに是非考えてほしいのが、「大学は受かって終わりではない」ということです。大学時代に勉強しないと卒業させてもらえません。
10年前と今でもだいぶ状況は異なっているので、
保護者の方と比べるともしかしたらギャップがあるかもしれません。
結論として、「やりたくないことで進学はNG」です。
もちろん高校生ですし、わからないことが多いと思いますが
「法学よりもビジネスについて学びたい」などの方向性はあると思います。
OO大学に行きたいと目標を立てることも立派ですが、おおよそやりたいことをある程度固めましょう。
現役浪人論争
現役浪人論争ですが、今は本当に「現役」の時代になっています。
先ほども述べましたが、昨年は新型コロナウイルスの影響もあって浪人生が激減しました。
およそ二万人ほど減りました。
また、今年の共通テストの志願者数でも、浪人生はさらに減っています。
浪人生の方は難関大学を目指す方が多いので、そういう方との競争は少なくなっています。
勿論、浪人したからといって就職が難しいということもありません。
逆に言うと選択肢が増えています。現役でも難しい大学にチャレンジできますし、
浪人するという選択肢もあります。
推薦やAO入試
先ほど、一般入試の選択肢が増えているという話をしましたが、入試形式の選択もできます。
ただ、推薦やAOは順風満帆にやってきた人向けの制度といえます。
学校の成績も良好で、部活やボランティア等実績がある方のほうが受かりやすい入試形式です。
また、こういった入試方式が必ずしも合格しやすいというわけではないので、
一般受験も見据えて学習に励んでいきましょう。
いかがでしたか?
今回は大学受験の基礎知識・入試動向を解説していきました。
是非ご家庭で、進路について話し合ってみてください!
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