皆さんこんにちは!武田塾鷺沼校、教務の櫻井です!
本日は、「わたしの受験生時代」をお話し致します。
皆さんの受験に役立つ話も出てくるかもしれないので、どうか最後までお読み頂ければ幸いです。
高1の夏に慶應大学を目指す
岐阜県立岐阜北高等学校という高校に通っていました。
もともと上京志向が強く、レベルの高い大学に行きたかったので、高校1年の夏の段階で東大か慶應を漠然と目指すようになりました。
そして、「東大と慶應なら、慶應のほうがカッコいい」という、それだけの理由で慶應を第一志望に決めました。
昔から決めたら動かずにはいられない性分なので、その年の夏休みには、慶應のオープンキャンパスにも参加しました。
当時を振り返ると、早い段階で受験に向け始動できたことはその後の受験勉強においてプラスに働いたと思います。
東進に通う
部活や生徒会の活動と並行しつつ、高1の段階から東進衛星予備校に通っていました。
英語・現代文・世界史の3科目を受講していましたが、得意な英語以外の科目に関しては、全く成績が上がりませんでした。
(その時の体験談については、「東進衛星予備校ってどんな塾?」というブログで詳しく書かせて頂きました。宜しければご一読ください!
リンクはこちら⇒ https://www.takeda.tv/saginuma/blog/post-190337/)
しかしながら、カリスマ講師は魅力的な人たちばかりです。
彼らの授業を受けているだけで自分の成績が上がっているような錯覚に陥っていたのです...
武田塾と出会う
高2の終わり頃に、偶然YouTubeで「武田塾チャンネル」を見つけました。
はじめは単純に「おもしろい塾だな」くらいにしか思っていなかったのですが、
動画の視聴を見ている内に、「自学自習が最強」という武田塾の考え方に少しずつ共感するようになっていきました。
そして、「武田塾岐阜校」に入塾し、実際に参考書を使った学習を始めました。
「4日進めて2日復習⇒確認テスト」という勉強プロセスを実践した結果、苦手科目だった世界史と現代文の成績は、3か月で65まで上昇しました!
この時の経験を通じて、「わかる⇒できる」という勉強方法がいかに正しいか、身をもって体感しました。
「現役慶應合格」の夢、叶わず...
明治大学の法学部・情報コミュニケーション学部・政治経済学部には合格したものの、
第一志望の慶應義塾大学法学部政治学科には不合格となりました。
5点足らずの「補欠Eランク」...
「5点」といえば、英語であと1問とれていれば合格できた点数です。
「法律学科」に出願していれば現役合格できていただけに、余計に悔しい思いをしました。
2月の末~3月末の1か月の間は、補欠の繰上りを期待しつつ、「明治の政治経済学部に進学するか」
それとも、「浪人するか」鬱になるまで進路を悩み抜きました。
結果、「明治大学政治経済学部政治学科」への進学を決めました。
明治大学でみた光景
「浪人するかどうか?」、悩み抜いた末、明治大学政治経済学部政治学科に入学しました。
オリエンテーション、健康診断、入学式、新歓コンパ、授業の履修など、最初の2週間で大学生としてのイベントを一通りこなしました。
その過程で多くの友人と知り合い、いろいろな話をしました。
そこで得た気づきが、その後の私の人生を大きく左右しました。
懇意になった明治の同期の多くが、早慶に不合格となっていたのです...!
少なくとも「一般入試組」に関しては、ほとんどの人が「早慶第一志望!」の人達でした。
浪人を決意
「多くの受験生が志望校のワンランク下の大学に落ち着く。」
このような事実を悟った私は考えました。
「ならば、自分の第一志望校のワンランク上の大学を目指して勉強すれば、志望校に合格できる!」
私の場合、第一志望が慶應義塾大学だったので、
「東大レベルの学力を身につければ、試験の当日、風邪をひいても慶應に合格できる!」
と考え、本気で東大受験生になったつもりで4月から浪人をはじめました。
武田塾に再入塾
「武田塾の勉強方法が一番正しい」と確信していた私は、武田塾に再入塾しました。
毎日満員電車に乗り、新宿校で9時から22時まで勉強。そのようなスケージュールを1年近くも続けました。
そこでも、闇雲に新しいことに手を出すよりも、「1冊を完璧に!」という武田塾の「正しい勉強方法」を
実践しました。
苦手科目を徹底的に克服!
慶應法学部の開示得点を踏まえ、自分に足りてないのは「国語力」であることは明らかであったので、
武田塾では小論文の講座をメインに受講しました。
最低でも1日1題(1000字程度)必ず書き、担当の先生に提出し添削してもらっていました。
添削も受けっぱなしにするのではなく、何度もリライトしました。
他にも、国語力を鍛えるためにできることは何でもやりました。
例えば、文章の「表現力」を身につけるために、難関国立大学の現代文の記述問題を解いたり、
「語彙力」を強化するために、国語辞典の通読を何回も繰り返したり、
文章を読むうえで必須となる「背景知識」(教養)を身につけるために、古典的な文学作品を読み漁ったりもしました。
このような勉強を3か月続けた結果、現代文と小論文は得点源になりました。
早慶法学部にダブル合格!
そして、最終的には、大学受験最難関レベルの、早稲田大学法学部の現代文で82%の正答率を獲得し、合格することができました。(得意だった英語の正答率は、僅か56%)
また、第一志望の慶應義塾大学法学部法律学科についても、得意な英語で失敗しましたが、
苦手だった小論文で得点を稼ぎ合格することができました!
おわりに
いかがだったでしょうか。
現役時代は惜しくも第一志望に手が届かなかったものの、浪人では合格することができました。
その要因は大きく3つあると思います。
①現状の把握
②ゴールの設定
③ゴールの達成のために為すべきことを明確化
私の場合、①「慶應法学部まであと5点足りないが、明治大学には合格している」
②「慶應法学部に合格するために、東大レベルの問題を解けるようにする」
③「現代文の実力をつける」
という大まかな方向性を初期の段階で定めたことにより、その後大きなブレもなく、勉強をスムーズに進めることができました。
文字にしてみれば非常にシンプルですが、それをどこまで徹底してできるかが、受験の勝敗を分ける大きな要因になると思います。
ぜひ今後の勉強の参考にしてみてください。
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