みなさんこんにちは!武田塾佐賀校の本多です。
いきなりですが、皆さんは定期テストをないがしろにしていませんか?
「テスト勉強しなきゃ」と思いながらスマホを触って、前日に徹夜して詰め込んだりしている人もいると思います。
おそらく、ここ数日で中間テストが終わり、結果にドキドキしている人も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、返却されたテストの使い方と、定期テスト全体に言える勉強法を紹介していこうと思います。
もくじ
定期テストの目的
中間テスト、期末テスト、学年末テストに課題テスト。中高生には多くの定期テストがあります。
これらのテストが行われる目的は
①生徒の理解度を確かめる
②復習させる
この二つになります。
まず①生徒の理解度を確かめる についてです。テストを行い各分野ごとの点数が出ることによって、生徒がどこを苦手としているか、どこを間違えやすいかといったことを明確にすることができます。
先生たちもここで得た情報を活かして、どこを重点的に教えればいいのか、間違えやすい問題をどう教えればいいのか等、改善することができます。
次に②復習させる についてです。皆さん、テストがあることによって多少なりとも勉強しませんか?
定期テストで勉強をして、できるだけ多くの内容を定着させる。これも定期テストの重要な目的です。
しかし、私が考えるもう一つの目的は入試の練習です。
定期テストは数か月の学習範囲を、数週間の勉強計画で行います。
入試は3年間の学習内容を年単位で計画して行います。
入試に向けて、自分で計画的に勉強する習慣をつける練習にもなるのです。
返却された定期テストの使い方
定期テストが返却されても、やり直しは答えだけ写して終わり、という人いませんか?
そもそも、やり直しが宿題としてなかったら何もしないという人もいると思います。
それはとてももったいないです!
先ほどにも述べたように、定期テストは理解度を確かめるものでもあります。つまり、点数が取れなかった教科、もしくは分野はあなたが理解できていないこと、ということを表しています。
返却された定期テストの使い方は
①間違えた問題の間違えた理由を考える
②自分の苦手分野を理解する
③テストの出題傾向を掴む
という3ステップになります。
①間違えた理由を考える
そもそも、間違えたパターンは
解法が浮かばなかった
ケアレスミス
解いていない
という三つに分けられます。
まず解法が浮かばなかったなら、それは勉強不足です。
そういう人がやりがちな勉強法は、とりあえず範囲の問題を解いてみて、分からなかったら答えを見て写す。といったことが多いです。
これのいけないところは自分で考えていないことです。
もし答えを写す時にその解法が分かったとしても、あくまでも自分で思いつくことがゴールです。テストでも入試でも、地図を持って目的地まで行くことは許されません。何も持たずに、ゴールまで自分だけでたどり着かないといけないのです。
しかし、初めて行く場所にいきなり何も持たずにたどり着くことはとても難しいです。
そのために何回も同じ問題を解いて、その解法を身に沁み込ませていくのです。今でも家から学校までの道で迷う、という人はなかなかいないと思います。
次にケアレスミスについてです。
ケアレスミスでも、自分がしがちなものは把握しておきましょう。移項するときに符号を間違えがちなら、途中式を正確に書きましょう。句点を忘れがちなら、確認する癖をつけましょう。
ケアレスミスは普段の勉強から意識して改善することができます。自分がしがちなものはノートの表紙に書いておくなどして、ケアレスミスを甘く見過ぎないようにしましょう!
最後に、解いていないというのは時間が足りなくて白紙だったり、適当に解いていたりということです。
定期テストにおいて、1問もつまづかなかったのに時間が足りなかったということはそうそうありません。つまり、これも勉強不足が原因です。演習を重ねることで、解くスピードも解法を思いつくのも速くなります。
②自分の苦手を理解する
ここでは、問題のやり直しが主な内容です。
自分がどこが苦手なのかを明確にして、改善しやすくしましょう。
漠然と数学が苦手と思うのではなく、「数学の二次関数が苦手」さらには「二次関数の中でも範囲に変数の入った問題が苦手」というように、具体的にイメージを持つようにしましょう。
「どこが分からない?」と聞かれた時に「ココのこういうところが苦手です」ときちんと答えられれば、自分の苦手だけを重点的になくし、効率的に勉強を進めてくことができます。
定期テストは、中間テストなら過去2ヶ月ほど、期末テストなら過去4ヶ月ほどの学習内容が出題されます。
出題範囲が分かりやすく、習ってから時間が経っていないため、苦手を無くすには最適です。
間違えた問題だけをやり直しするのではなく、類似問題なども解いてみましょう!
③テストの出題傾向を掴む
定期テストをつくっているのは先生です。
そのため、その先生の癖が出ます。教科書から多くだす先生もいれば、学校指定の問題集から多くだす先生もいます。国語なら、授業内でポイントとしてまとめたところを出す先生もいるでしょう。
それさえわかれば、定期テストの勉強を効率よく行うことができます。
問題集からばかり出て、教科書からは全く出題されないからといって、心配する必要はありません。先生は大事なポイントを押さえて出題してくれています。
その先生の初めての定期テストでは、癖を掴むのは難しいかも知れませんが、次回の定期テストのために今すぐこの前のテストを確認してみましょう!
定期テストの勉強法
ここでは、定期テスト全体に言える勉強法を紹介します。
教科ごとの勉強法については、他の記事で紹介していこうと思います。
勉強法は
自分だけの力で解けるまで
暗記は繰り返し
徹夜はしない
この3つになります。
自分だけの力で解けるまで
返却された定期テストの使い方①でも述べましたが、ゴールは何のヒントが無くても自分だけの力で解けることです。
そのために
①範囲の全ての問題を解く
②間違えた問題だけを解く
③もう一度、範囲内の全ての問題を解く
といったステップをふんで欲しいと思います。
ここの②の段階において、特に自分の力だけで解くことを意識して欲しいと思います。
解説が理解できる=自分で解けるではありません。なぜその解き方になるのか分からなかったら、先生や友だちに質問してみましょう。
また、オススメなのは解答の1行目だけ見ることです。1行目だけ見て解答の方向性のみを得た上で、自分で解いてみてください。
もちろん、もう一度同じ問題を解く時は0の状態から解けるようになりましょう!
ここまでで全ての問題が解けるようになったら、③もう一度、全ての問題を解いてみてください。
確実に一回目より解くスピードが上がっているため、さほど時間はかからないと思います。少し時間が足りないなら、簡単な問題は解法が浮かべばOKというようにしてもいいと思います。
最低でも、②までは定期テスト本番までに終わらせられるようにしましょう!
暗記は繰り返し
単語や語法、用語などは一気に覚えるのではなく、毎日少しづつ積み重ねて行ってください。
暗記系は単純作業なので、飽きたり集中力が切れたりしがちです。長時間しようとすると、ただ文字を目で追っているだけになることも多いです。
それを防ぐためにも、暗記はミルフィーユのように積み重ねて行ってください。
暗記のいいところはスキマ時間にできるところです。
机に向かって、シャーペンを握らなくても行うことができます。移動時間や休み時間などを利用して、効率的に覚えていきましょう!
徹夜はしない
なぜ徹夜はしない方がいいのか、それはケアレスミスが出てくるからです。
徹夜に限らず、寝不足な状態でテストを受けても、集中力が散漫になります。
取れていた問題も落としてしまいます。これほどもったいないことはありません。
計画的に勉強して、テスト本番には万全な状態で挑みましょう!
さいごに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
武田塾では、勉強を教えるだけでなく、勉強習慣や計画の立て方のアドバイスなども行っています。
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