大学入試直前で、急に点数を伸ばす人がいます。
そういう人たちには、決まった特徴があります。
大学入試直前で何をしたら点数が伸びるのか、この記事でお伝えしますので、
受験生の皆さんの助けになればうれしいです。
最後に、武田塾の受験生向け冬期講習「かけこみタケダ」の情報も載せていますので、併せてご覧ください。
直前で点数が伸びる人の特徴
特徴1:人並み以上に勉強できている
人並み以上に勉強すれば、相対的に成績が伸びます。
ごく当たり前の話ですが、「人並み以上」とは具体的にどのくらいなのでしょうか?
大学受験生の平均勉強時間
高校生新聞(2020)が調べたところによれば、現役合格生の2学期の勉強時間は5.5時間(学校や塾の時間除く)。
17時30分に学校から帰ってきたとして、勉強が終わるのは22時30分。夕食や身支度などの時間を考えると、寝るのは日付が変わるころになりそうです。そして、睡眠時間を6時間取って、学校に飛び出して行くことになります。
こうして実際のスケジュールを見ると、平日に人並み以上の勉強をするのは不可能であることが分かります。
学校から帰ったら、寝るまで勉強。これは「やっていて当然」で、差がつくポイントではないのです。
平日で差がつかないとなると、人並み以上に勉強する方法は3つしかありません。
①休日に勉強して差をつける ②通塾して差をつける |
休日なら「丸一日勉強すれば」差がつく
1つ目の「休日に勉強して差をつける」方法は有効です。
株式会社FACTORY365さんの調査によれば、休日の勉強時間で最も多いのが「10~12時間」。
つまり、1日12時間以上勉強できれば、相対的に少しずつ成績が伸びます。
休日もたゆまず勉強することが、大学合格の近道です。
通塾で差がつく
ベネッセさんが2006年に出している調査によれば、大学受験に向けて塾に通う割合は25.3%。
塾に通うだけでも、意外と他の受験生を上回れることが分かります。
塾に通うメリットは次の2つ。
①何を勉強するか迷わずに済む ②効率よく勉強ができる |
①何を勉強するか迷わずに済む
先ほど「勉強時間の目安は平日5.5時間、休日12時間以上」と説明しましたが、
毎週50時間分の勉強計画を立てるのはとても大変です。
「勉強計画を立てていたら、勉強時間が無くなった」ということになれば本末転倒。
一方で塾が出してくれる宿題があれば、どの科目をするか迷わずに、スムーズに勉強を始められます。
平日5.5H、休日12Hを確保しなければならないからこそ、わずかな時間も無駄にできません。
②効率よく勉強できる
同じ毎週50時間勉強するのでも、人によって成果は異なります。
教科書や参考書を読む割合はどれくらいか、問題集に何時間かけるか、過去問はいつから始めるか。
勉強中の一つ一つの選択で、少しずつ差がつきます。
塾のノウハウを使えば、ライバル受験生の自己流勉強法より効率よく勉強できます。
時間では差が付きづらいので、逆転合格を果たしたいなら、塾です。
特徴2:勉強がまんべんなく出来ている
成績が急激に伸びるのは「知識を十分に吸収した後で、問題をある程度解いた」タイミングです。
勉強と水泳は似ている
勉強と水泳はよく似ているので、水泳に例えながら説明しましょう。
読者のあなたがクロールを泳ぎたいとします。
しかし、本や教科書で「クロールの泳ぎ方」を見ているだけでは、泳げるようになりません。
ましてや、クロールの泳ぎ方を知らずにプールに飛び込んでも、泳げるようにはなりません。
そして、クロールの泳ぎ方を知っていても、プールに入っていきなり泳げるようにはなりません。
クロールの泳ぎ方を知っていて、それでもプールで何度も失敗していくうちに、初めてクロールのフォームで泳げるようになるのです。
勉強も同じです。
教科書・参考書を読んでいるだけでは、点数は伸びません。
その分野の基礎が出来ていないまま過去問を解いても、点数は伸びません。
過去問を解いて日が浅いうちも、点数は伸びません。過去問を解き続けてしばらく経つと、急に点数が伸び始めます。
大学入試本番までに必要なこと
ここから逆算すると、点数を一気に伸ばすために必要なことが分かります。
①各分野の知識を一通り覚える ②問題演習を繰り返して、基本的な知識が身についているを確認する。 ③志望校の過去問を解いて、点数が伸び悩む期間を経験する ④本番までに、志望校の過去問を何度も解いて、点数を伸ばす |
この時期に点数を伸ばすためには、特に①と②。
できるだけ早く、各教科・科目・分野を「まんべんなく」勉強しておく必要があります。
逆に、苦手を放置したまま過去問を解いても、なかなか点数が伸びません。
受験まで10週間切っている中で苦手分野がある場合は、一刻も早く克服しましょう。
独力で克服が難しい場合は、友人・先生・塾など他の人に頼ってください。
特徴3:自分を客観視できている
急激に点数が伸びる3つ目の特徴は、「自分を客観視できていて、伸びる可能性のある教科に力を入れている」ことです。
伸びる教科/伸びない教科
どんなテストでも満点までしか伸びません。
「100点満点で、95点取れる教科と30点取れる教科、今からどちらを優先して勉強しますか?」と聞かれたら、当然選ぶのは30点取れる教科の方です。どんなに頑張っても前者は5点しか伸ばせませんが、後者は20~30点くらい上がる可能性があります。
問題は、この判断を普段の勉強で出来ているかということ。
今、各教科で何点分とれる実力があるでしょうか。各教科の勉強はどこまで進んでいて、何が残っているでしょうか。
それらを元に、どの教科のどの分野から手をつければよいか判断できているでしょうか。
どうせ週50時間使うなら、点数の伸びが期待できるところに時間を割きたい。
入試本番直前だからこそ、意図的に急激な点数アップを引き起こしに行きましょう。
どんな人が入試直前で伸びるの?(まとめ)
ここまでの内容をまとめましょう。
①自分の勉強の状態を分かったうえで、伸びやすい科目・分野を知っている人。 ②やるべき参考書が決まっていて、平日・休日をフルに使って勉強できている人。 ③苦手分野をできるだけなくした状態で、過去問を繰り返し解いた人。 |
この記事を執筆した時点で、入試まで2か月強。
今から「直前で伸びる人」になれるのでしょうか?
なれます。武田塾佐賀校の「かけこみタケダ」なら、実現できます。
武田塾佐賀校の「かけこみタケダ」
武田塾とは?
武田塾は、日本初の授業をしない塾です。
具体的な指導方法としては、
① 1人1人に合わせた勉強スケジュールの作成
一人一人に合わせた勉強のスケジュールを作成します。
例えば、英語を毎日5時間勉強できる人には、5時間分の宿題を出します。
中学校の内容が苦手なら中学校の内容から、高校の基礎が出来ているなら発展内容からスタートします。
入試日まで残り少なくなったら、できる限りの入試対策を取ります。
入試のその日まで、退屈させない。それが武田塾です。
② 毎週のテストで定着度をチェック!
一人一人に合わせたテストを毎週作成します。
毎日英語を5時間やる人には、その人のための英語のテストを。
発展レベルに入った人には、発展問題を中心にしたテストを。
数学の確率問題が何度やっても解けない人には、何度でも確率のテストを。
2ヶ月・3ヶ月先を目標にすると、中だるみするかもしれません。
毎週テストがあり、毎週目標がある。毎週テスト勉強できる。それが武田塾です。
③毎週の個別指導で、「できたつもり」をピックアップ
一対一で個別指導を行います。
「知識が実践できる形で身についているか」「今週の勉強法に問題はないか」「来週改善できそうな点はないか」など様々な観点で学習状況を確認します。
宿題の理解度だけでなく、勉強法についてもチェックが入ります。
だから、毎週身を入れて勉強するようになり、週が変わるごとに勉強方法が改善されていきます。それが武田塾です。
④自由に自習室を利用できる
自習室を自由に利用できます。
朝10時から夜10時まで、個別スペースで勉強に集中して取り組めます。
勉強の指示だけではなく、勉強できる環境も提供する。それが武田塾です。
かけこみタケダとは?
記事執筆者が校舎長を務める「武田塾佐賀校」で実施している、高3・浪人生向けの季節講習です。
最大3ヶ月まで受講することが出来ます。
季節講習「冬だけタケダ」
対象
高校3年生以上(高校2年生以下は別記事にて案内しております)
申し込み期間
2021年11月1日(月)~2022年1月31日(月)
実施期間
サービス提供日から1か月間(延長が可能です)
提供する代表的なサービス
・週1回以上の個別指導
・1ヶ月間佐賀校の自習室利用可
・独自のカリキュラムに基づいた学習状況管理
料金
科目数や個別指導の回数等によって異なります。詳しくはお問合せください。
場所
武田塾佐賀校 (佐賀市駅南本町6-7 第一ウチダビル5F)
※アクセス・設備・自習室について更に知りたい方はこちらの記事を参照してください
申し込み方法
インターネット・電話(0952-37-7767)での相談のお申し込み後、
校舎長が、学習状況などをヒアリングの上、生徒さんの学習プランを提案いたします。
相談の上で納得いただきましたら、契約しサービス開始となります。
「かけこみタケダ」申し込み希望の方や詳細な話を伺いたい方は、以下のボタンからお申し込みください。
記事執筆者紹介
名前
出口純也(でぐち じゅんや)
コメント
はじめまして。武田塾佐賀校の校舎長を務める出口と申します。
教育学の修士号と 中高の教員免許を所有しており、
培った知見とヒアリングを元に最適な学習プランを提案します。