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【新高3】2024共通テストを終えて聞いてほしいこと【現高2】

こんにちは!

武田塾佐賀です!

ようやくと言うかついにというか共通テストが終了してしまいました。

悲喜こもごもでしょうが、今回の結果からわかる特徴を少し書くとともに、いったいどんな人が高得点だったのかを見ていきたいと思います。

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共通テスト2024

全体として

全体としては大幅に易化したものもなければ大幅に難化したものもなく、といった感じでした。

受験者数は昨年から5000人ほど減ったようです。(中間集計)

今後も減少していくのでしょうね…
各教科については数学がやや難化したかなくらいで国語は易化してバランスがとれたかなという感じでした。

理社では社会が難しかったかもしれません。特に日本史と公民ですね。

理系に比べて文系の方が試験難度は若干高かったかもしれません。

それでも大きく難化といえるのは政治経済くらいだったのではないかと思います。

受験でよくつかわれる政経・倫理は例年並みでしたので政治経済だけを取った生徒はつらかったかもしれません。

 

各教科別

英語

リーディングは200語ほど語数が増加し、時間内に解くことが難しいというのが一番の難点ではないかと思います。

ただ、100点換算の場合標準偏差は国語より大きく、点のばらつきは結構あったかもしれません。

特に長文から読むスタイルで受験した生徒は結構つらかったかもしれません。

武田塾の教室長間でもさすがに語数が多すぎないかという声が上がりました。

1,2,3,6,4,5あたりの順番で解いていた生徒は上手に時間が使えたかもしれません。

ただ、語彙や文法、解釈などのレベルは高いとは言えず例年並みだったかと思います。

その証拠に平均点も昨年と大きく変わりませんでした。

ただ、文章量が増える一方というのは共通テストで感じるところです。

とにかく早く読む、スムーズに読む訓練は必要です。

そしてこれらは1か月2カ月の短期で鍛えるのは限界があります。

できる限り1日でも早く勉強に取り掛かった方が有利です。

 

リスニングはやや易化ですが、やはりリーディングとは対照的だったように感じます。

最近は国公立でも点数的に軽視されやすい部分でもあり、大学にもよりますが1年前から力を入れて!という感じが薄れました。

リスニング100点、リーディング100点の大学を狙うなら良いと思いますが、2次試験でも省略されるうえに難度があまり高くないのであればリーディングの方に力を入れるのが道理と思います。

リーディング160点、リスニング40点、二次試験リーディングのみ200点などであればリーディング360点に対してリスニングは40点。9:1ですからね…

この難度が続くうちは軽視せざるを得ないかと思います。

 

数学

やや難化した数学はやはり解く問題数を今後も増やして練習をこなしたいところです。

問題数に触れて解法のパターンや出題パターン、適用パターンなどを増やしていくことが大事ですね。

解法を再現するまででも時間を使うのでこれもリーディングと同じく早めに対策したいところです。

今年はやや難化しましたが来年数Cも入ってくるとどうなるか。

より難度が上がることも予想されるので早めの対策が必須ですね。

武田塾のルートでも少しこなす冊数を増やす予定です。

 

国語

古文、漢文に関してはやることは変わりませんがやはり和歌・漢詩に関してはやっておく必要性を感じます。

特に和歌は理解が難しいと思いますので古文は早めに始めたいところです。

国語の記述が必要な大学でなければ現代文については漢字や語彙力系の習得以外は後でもよいですが、古文に関しては古文単語と文法は早めに習得した方が余裕ができます。

漢文も後でもよいですが、後でやることが増えまくると思うので、あえて先に学んで1つずつでもよいので大問を解く練習をしていく方が自力もつけつつ復習も行えて最高だと思います。

今回は評論が易化していましたので特に全体の得点が上がった感じがあります。

来年度は大問が1つ増えて時間が少し伸びる分、集中力を維持する練習と図や表を読み解く訓練も必要になりそうです。

問題によっては若干社会の範囲の気もしますが…

 

理科

理科系は概ね昨年並みでした。

基礎科目では生物が易化した感じでしたが、他は例年と同じ。

形式に変化はほとんど見られずという感じでした。

生物基礎は知識を問う問題が多く、差がつきにくかったかもしれません。

基礎でない科目については生物・地学が易化。

形式の変化もほとんどなくという状態でした。

来年もほとんど形式の変化はないかと思います。

今年は生物系が易化した感じですが、来年は分かりません。

物理や化学、特に基礎科目で無い方は早めの勉強が必須です。

 

社会

世界史の悲鳴も聞かれましたが、意外と点数的には普通でした。

武田塾佐賀校の生徒の地理の得点もよく、地理は易化した感じでしたね。

他方、日本史についてはやはり難度が上がったように思います。

形式などの大きな変更もなかったですし、読解力を試される内容も少なかったためやや難化程度ではあります。

が、そもそも日本史選択を個人的にはお勧めしていません。

中学で概ね学習する以上、日本史の知識が深く求められるのは当然で問題が世界史に比べマニアックになります。

世界史が圧倒的に簡単というわけではなく好き嫌いではあるのですが、世界史が規模の大きな事件やスケールの大きな人物などを紹介するのに比べ、日本史は文化・芸術史なども詳しく勉強しますしこまごまとしたところが多いのでインパクトが薄くなりがちです。

受験で得点を取るということだけ考えるならば地歴では地理が一番いいでしょうね。

公民は先に書いた通り全体として難化した感じですが、来年度は現代社会に変わる公共が公民受験時に必須になります。

特に注目は時事問題です。常識的なところは今回の現代社会でも問われているのでしっかりニュースなどに目を通しつつ、基礎知識を教科書などで身に着けておくのが重要となりそうです。

政治経済もしっかり見ておく必要があります。来年から政経・倫理は廃止ですので単独のものも見ておきましょう。

特に政治経済は単独のテストでは明らかに難化。思考力が試される部分もありましたので普段から設問を解くときや知識の吸収時に他の知識と結びつける癖をつけておくことが大事であると思います。

倫理と政経倫理は例年並みでした。

倫理はオーソドックスな感じでしたね。

社会については夏からでいいと思われがちですが、早いに越したことはありません。

特に歴史については早く勉強しておくほど得です。

来年は総合+探求になりますが、そうなると日本史の生徒は世界史の、世界史の生徒は日本史のそれぞれ一部を勉強せざるを得ません。

私立などについてははっきりと出題の有無を公言していますが共通テストには出ることが前提で臨まねばなりません。

早めの準備・対策が必須です。

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武田塾でうまくいった生徒について

武田塾で共通テストでうまくいった生徒については以下のことが言えます。

 

①基礎の勉強で早めに対策してる

②どの段階にいつまでに到達するかなどの計画を立てて毎度修正しながら進めた

③過去問や共通テスト対策に入った時期が早い

④共通のための対策をしている

⑤志望校が早い時期に固まっている

 

このような感じです。

⑤が早めに決まっていると早めに対応できます。

①では遅くとも4月やもっと早い段階で基礎の習得に時間を使えますし、その分早めに③の応用の対策に移れます。

また、共通テストと2次試験では数学などが特にそうですが対策が異なります。

④の専用の対策を入れることができるというのが早く始めて基礎を習得した場合の強みです。

②は目標と普段から使える時間、部活引退後から使える時間などを考えて逆算するとある程度計画通り進められます。

もちろん軌道修正は都度必要になりますが、残り時間が多いほど選択肢は広く取れます。

ぎりぎりに始めるより圧倒的にやりやすいのです。

ちなみに苦手教科だけでも早めに計画的に勉強を始めておくと、その他の教科を勉強する余裕が生まれる場合もあり、相乗効果的に点数があがるパターンも見受けられました。

是非早めに対策してほしいと思います。

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早めの対策が志望校合格のカギ!

どうでしたでしょうか?

今年も共通テストは本当にドラマを生んでいます。

志望通りに行った生徒、むしろ上げた生徒、逆に下げざるを得なかった生徒なども先輩などにもいるのではないでしょうか?

来年、自分の思う通りの学校に合格するためにも「今から」始めることが超重要です!

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