こんにちは!
武田塾佐賀校の深田です。
巷でスマホは勉強の妨げであるといううわさがまことしやかに流れていますが、どうなのでしょうか?
保護者の皆さんや生徒からもよくスマホは良いのか悪いのか聞かれますが、実体験も含めて書いていこうと思います。
今これをスマホで見ている生徒諸君は是非最後まで目を通してくださいね!
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スマホのいい面
私が高校生になったときに初めて買ったのはいわゆる使い捨て式のスマホでした。
メールと電話が出来るというだけでもわくわくしましたし、確かメール1通5円してましたね…高かっ!
次に購入したのが最新のタッチパネル式のもので、当時でも斬新でした。
が、それでもガラケーと言われるもので調べものなんかもなかなかできず、通信量もかなりかかっていたような気がします。
確かドコモのパケホーダイに加入していたような…今で言うとギガ使い放題って感じですね。
それでも画像が見れればスゲーくらいなもので、動画なんてほとんど見れませんでした。
通信速度もけた違いに遅く、急いでいる時はいらいらしたものです。
スマホの登場でそれらが大きく変わりました。
それまではパソコンを開いて使える場所の限られたところでしか調べものができなかったのが瞬時に検索できます。
PCでの検索もインターネットの普及当時は相当利便性が上がったと思いました。
わざわざ本で調べ続けなくても知っている人が回答してくれたり、調べたら出てくる。
とても助かりましたが、それがいまや一瞬で場合によっては入力すらしなくても口頭で検索ができる。
ものすごく効率的になっていると思います。
つまり、スマホの良いところは効率です。最近はやりのタイパの面で圧倒的に便利であるという点は言えます。
それはコミュニケーションでも調べものでもそうです。勉強だけでなく様々な場面で非常に重宝しますよね。
さらにアプリは多様化し、勉強用のアプリも出ています。とても便利で活用したいところですね!
しかし、便利過ぎて手放せなくなるというのもあります。
我々の年代が高校生だったころ、PC依存が問題になっていましたがそれがそのままより便利なスマホに移行した形ですね。
そういった点について下で述べていきます。
スマホの危険なところ学生Ver.
スマホの危険性についてはいろいろな面を指摘されていますが、あくまで中高生を含めた学生についての面で見ていこうと思います。
出典:総務省[高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査報告書]
スマホを利用するようになって減った時間第1位は「睡眠時間」です。
睡眠は学習と深いかかわりがあります。
単純に時間が長ければ、あるいは短ければ成績が即良くなる・悪くなるというものではないようですが、広島県のとったデータによると小学5年生で睡眠時間5時間未満の子どもよりも9時間以上の方が成績が良かったというものもあります。
また、睡眠の時間に直接の関係があるかは分かりませんが、質は非常に重要なようです。
この質についても寝る前にスマホを使うことにより悪化するようです。
光刺激やブルーライトの影響でメラトニンの分泌量が低下し結果として寝つきが悪くなるようですね。
つまりスマホはデータとしてみる限り、睡眠時間を削りやすく、睡眠の質も落とす。
結果として成績を落とすことに繋がりかねないということですね。
スマホを利用するようになって減った時間第2位は「勉強時間」です。
これはもう直接的な影響ですね。
確実に成績に影響を与えるでしょう。
質の悪い睡眠に加え、勉強時間も減るということはスマホの利用が成績を落とす可能性が高いとは確実に言えそうです。
また、保護者の方に見て頂きたいのは趣味や本(マンガを含む)を読む時間、家族と話す時間なども減っているということです。
趣味に没頭するのは集中力の養成に繋がります。
また、マンガを含め本を読むをよく読む生徒は経験上、成績が高いことが多いです。
この辺りも成績に関係してくる可能性はありますので要注意です。
また、家族と話す時間が減るとちょっとしたサインも見落としがちになります。
いじめ問題やSNSでの問題もよく見ますし、受験なども含めて悩みや最近の行動・思想・思考なども知る機会が減ります。
まだまだ中高生は社会を知らないこどもたちですから、しっかり保護者が監督するという意味では目が行き届かなくなる可能性も出てくるということかと思います。
それにスマホが多少なりとも関連している可能性は留意されておかれると良いかと思います。
出典:総務省[高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査報告書]
次ですが、この図から見てもアンケートに協力した高校生の25%がすでにネット依存じゃないかと自覚しているということです。
とにかくスマホを見てしまう、気になってしまうという状態はもはや誰しもが陥りやすい状態ではないかと思います。
しかし、これを見るともうスマホ・ネットに依存しているということは少なくとも何らかの弊害がでているということでしょう。
IT関連の第一人者であるスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツらは子どもに一定の年齢に達するまでスマホを持たせなかったとの話があります。
危険性を察知していたということでしょう。
ただ、現状の日本におけるSNSの発達ぶりなどからしても持たせざるを得ないとの判断もあると思います。
その際はルールの設定が絶対になるでしょう。
スマホ利用者の4人に1人が依存という自覚があるというのは非常に重要なデータであると思います。
スマホを止めたら成績伸びた!
さて、いろいろなデータを載せましたが、最後に実体験を書いておこうと思います。
私の生徒で普段はめちゃめちゃいい子で、部活も頑張っていて、成績はちょっと良くないという生徒がいました。
最後の大会も終わり、ここから一気に挽回しよう!という矢先スマホにハマってしまったんですね。
スマホを取り上げると家庭内トラブルに発展しているという状態で保護者の方から相談がありました。
我々も成績の伸びが思ったよりも悪いということもありましたし、自習時間が短いというのも認めていましたので、スマホを制限するように進言していましたが、ご家庭で手を付けられない状態までになってしまいました。
そこで面談を行い、「即刻今すぐスマホを解約してきてください。wifiのパスワードも変更してください。」とお願いしました。その生徒にも目の前でSNSの友人らにスマホが使えなくなる旨の連絡をさせて一気にカタをつけました。
すると、受験生という焦りももともとありましたし、家に帰ってもすることもないですし、あきらめたかのように勉強に打ち込み始め成績は上昇。
しっかり第一志望校に合格をしていい笑顔で進学していきました。
この例を見て分かるように取り上げるというのも最悪1つの手段ですし、そもそも受験にスマホが必要なのかというと不要ということです。
いろいろな本が売られ、スマホを利用しよう!というものも中にはありますし、スマホをそういった使い方ができる人にとってはスマホは最高のツールでしょう。
しかし、現実に依存であると自覚していて勉強の時間や睡眠時間が減っている生徒は多くいるわけです。
特に受験生は今すぐ封印して勉強に打ち込みましょう!
非受験学年の皆さんもずっとスマホを触っているとやめられなくなりますよ!
是非制限したり、有用な使い方をするようにトライしてみてくださいね!
おすすめとしては先に勉強でノルマをこなす!そのうえでスマホで遊んでゆっくりし、寝る前は本を読んだり再度勉強に向かい、特に暗記系の科目をこなすのがおすすめです!そうしてバランスよく勉強・遊び・睡眠をこなしいていくのが良いと思います!
そして勉強をし始めて出てきた不安などの相談は武田塾佐賀校まで!
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