こんにちは!
武田塾佐賀校の深田です!
さて、これまで佐賀県立高校入試における国語・数学・英語・理科の特徴やポイントなどを記載していきました。
今回はラストの社会です!
どんな勉強の準備が必要か、どういう勉強がおすすめかなど記していこうと思います!
社会はほぼ暗記ですが、重点的に勉強すべき点はあるのかなど解説していきます!
佐賀県公立入試社会の特徴
問題構成
大問は6つです。ほぼ以下の通りです。配点は年によりバラバラですが、概ね大問1つにつき8~9点です。
特徴としては理科に比べると記述が多い点です。
ただし、長文で説明する記述はほぼ見られません。
多くが短文での記述を求めています。
1.世界地理
2.日本地理
3.歴史(古代~近世)
4.歴史(近代以降)
5.公民(政治・現代社会)
5.公民(経済等)
以下で詳しく見ていきましょう!
1.世界地理
世界地理は地図を使った問題や雨温図などを使った問題など様々な内容が出題されます。
各地方や国でどのような農工業が発達しているか、どの様な政治形態となっているか、気候上の特徴は何かなど大まかなところは押さえておきましょう。
フランスなどは問題が作りやすいのですが、混合農業に加え、北大西洋海流と偏西風の影響などなぜ緯度のわりに暖かい気候になりやすいのか、そこで発達しやすい農業や作りやすい作物は何かなどですね。
一か所で複数個覚えることがある場合は一気に関連付けて覚えてしまう方が良いでしょう。
出題の特徴としては図を使ったものが多いように見られます。
地図上の位置や緯度経度、時差や季節の差の求め方や航空機を用いて移動した際の経過時間を加味する問題なども予想できますので、計算の練習もしておきましょう。
加えて、各地域の環境問題なども押さえておきましょう。
2.日本地理
日本地理もグラフや図を用いた問題が多用されています。
グラフでは農産物やその産地、工業地帯の出荷額割合などです。
また、日本とアメリカの耕地面積や肥料消費量の違いなどを表した図も出題されており、これらから数値的な知識も問われています。
概ね、イメージで解けるかとは思いますが、きちんと覚えていないと足元をすくわれるものもあると思います。
代表的な作物や工業製品、伝統工芸品などやその割合などをしっかり覚えておくと良いでしょう。
また、各都市や田舎の抱えている問題などを抑えておきましょう。
ヒートアイランド現象など出題されやすいと思いますし、特に都市部の抱える災害対策等についての知識は押さえておくのが良いでしょう。
3.歴史(古代~近世)
正直ここが一番知識的に詰め込まなくてはならないところだと思います。
なんせ、数千年~数万年分の歴史です。具体的には旧石器時代辺りから江戸時代までです。
古代が特にささっと進み、内容的に薄いとはいえ古代では特に世界の歴史が聞かれる部分もあります。
また、朝鮮史・中国史・ヨーロッパ史なども若干出題されますので、しっかり日本との関係性や各国のその時代の情勢などを押さえておきましょう。
範囲が広すぎてどこを狙われるというものでもないため、満遍なく勉強する必要があります。
問題集を解きまくって覚えていきましょう。
救いは歴史のレベルが浅いことです。超重要事項や超有名な政策・人物・戦いなどを覚えておきましょう。
また、過去問も非常に重要です。
最近では大きな発見もありましたし、佐賀には吉野ケ里遺跡がありますので、その辺の歴史もよく勉強しておくべきと思います。
もう1点加えるとすると、3だけでなく4でもですが歴史系は全て流れを聞かれることがあります。
つまり順番を答えろ、正しく並び替えろなどですね。
これに対応するためにも大きな流れの変化があった場合はしっかり覚えて、順番をはっきり覚えていきましょう。
4.歴史(近代以降)
近代以降の歴史は短いのですが、深いです。
特に明治初めのころや満州事変あたりなどは1~数年ごとに大きな事件や事柄がばたばたと起き、覚えるのに苦労する場合があります。
また、3の歴史よりも4の方が並べ替えを問われることが多く、きちんと覚えていないと点が取れないことも多いです。
大事なのは起点をつくって、そこからどのように歴史が流れたかを覚えることです。
満州事変などは起点としてとらえやすいです。
1931年に満州事変→1932年に満州国建国、五・一五事件→1933年国連脱退など起点を決めると覚えやすくなるでしょう。
五・一五事件と二・二六事件など中身がわかっていないとどっちがどっちか混乱するものもあります。
さっとでいいので中身も見ておき、こじつけでもいいので覚えておくようにしましょう。
文学や芸術なども浮世絵や川柳などのようにインパクトあるものから現代チックになって逆に覚えづらいかもしれません。
誰が何の分野でどんな作品を遺したのか、繰り返し練習して覚えておきましょう。
5.公民(政治・現代社会)
現代社会に関してはそれほど難しいものは出題されません。
ただ、ファクシミリ(FAX)やポケベル・PHSなどは知らない人も多いと思いますので、しっかり覚えておきましょう。
学校の先生はもちろん、保護者さんが大概して知っているので聞いてみてください。
むしろ、日本国憲法の内容や政治・行政・司法のそれぞれの役割や自治体の仕事などの方が出題されやすいので押さえておきましょう。
選挙の仕組みや選挙・被選挙権についての各院での年齢の組合せや首長・各自治体議員の年齢、条例や監査請求、リコールに必要な署名の割合など数字を覚える部分も多いです。
しっかり押さえて入試に臨みましょう。
特に最近18歳が成年となり、選挙権も得られる年齢となりましたのでこういった問題は出題されやすいと予測されます。
6.公民(経済等)
経済などについては経済も当然出題されます。
家計や財政などの仕組みをしっかり押さえておきましょう。
需要と供給やインフレ・デフレ、円高・円安なども説明できるようにしておきましょう。
需給の曲線なども説明できるとなお良いです。
また、最近ではSDGsも叫ばれる世の中ですから当然出題されます。
それが6で出題されることが見受けられます。
ジェンダーや差別についての問題、環境問題、教育や貧困についての問題など出題される可能性もあります。
それぞれの問題点や具体的な例などを抑えてテストに臨むようにしましょう。
社会はやることが多い!
社会の特徴やポイント、いかがだったでしょうか?
計算する場所などは少ないですし、知らない漢字が出題されたり難しい英単語がでたりなどもありませんが、いかんせん覚えることが多いですよね。
歴史の流れや地理の重要ポイント、公民の最近での社会の動きなど一人で勉強するのも大変ですよね。
とにかく困ったら学校の先生に相談しましょう。
また、武田塾では最効率で勉強できる準備を整えております。
困ったらすぐに相談しに来てくださいね!
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