こんにちは、武田塾佐賀校の松下です。
今回は受験生の皆さんに向けて、英語長文が飛躍的に読めるようになる勉強方法についてお伝えしたいと思います。
私自身高校に入りたての頃は英語長文どころか、英語を見ただけで体がかゆくなるほど英語が大嫌いでした。
口をひらけば「日本人なんだから、日本語で言えばよくない?」と言っていた私でしたが、
センター試験(現在の共通試験の位置づけ)では9割の得点率を獲得することが出来ました。
そんな私がどのようにして英語長文を読めるようにしてきたのかを余すことなくお伝えします。
英文法を完璧にする
まず私が最初に取り組んだのは「英文法」でした。
英語長文を読めるようにするために皆さんはまず「英単語」が頭に浮かぶと思います。
もちろん英単語は長文読解に必要不可欠ですが、英語を今から勉強するぞという人にはまず英文法から始めることをオススメします。
英文法は英語の文章の仕組みや成り立ちなどのルールを学ぶものであり、理解できるようになるとちょっとした文章を読むのが楽しくなってきます。
また英文法から始めることで名詞や動詞、形容詞といったものがどのように使われ、文章の中でどのような役割があるのかを知ることが出来るため、
この先英単語を覚えていくときにより正確に意味をインプットしていくことが出来ます。
さらに、英文法を学ぶ過程で出てきた単語の意味などを積極的に覚えていくことで単語帳学習を始めた時に「あ!この単語見たことある!」と思えるものが増え、学習をより円滑に進めていくことが出来ます。
英文法を学びたい方にまずおすすめしたい参考書は
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」です!
単語の定着度をあげる
次に取り組んでほしいのが「英単語」です。
英語の長文を読めるようにするうえで最も大きなウェイトを占めているのがこの英単語です。
どれだけ文法的な事項を完璧にしていたとしても、
1つの文の中に分からない単語が4つも5つも出てきたらその文を正確に訳すことは非常に困難になります。
そのため英語の文章をより速く、より正確に読むためには単語力が必要不可欠になります。
ただ何となく単語帳を眺めるのではなく、意味の部分を隠してきちんと正しい日本語訳が出てくるかどうかをテスト形式で確認していきましょう。
そうして分からなかった、パっと意味が出てこなかった単語に関しては必ずノートに書き留め、自分が分からなかった単語だけのリストを作り、それを用いてどんどん学習を進めていきましょう。
また今後の音読学習やリスニング対策の意味も込めて、発音の分からない単語に関しては一度ネイティブの発音を聞き、自分でもきちんと発音できるようにしておきましょう。
詳しい英単語の勉強法については、武田塾チャンネルで紹介されているので、ぜひ一度お試しください!
英文解釈をマスターする
英単語、英文法が出来上がってきたら次に取り組むべきなのがこの「英文解釈」です。
英文解釈とは、長文ほど長くはない4,5行くらいの少し入り組んだ文章を、単語や熟語、文法の知識を活かして訳していくものです。
ここで重要になってくるのが、いかに英語の文章を正確に読めるようにするかというところです。
もちろん最終的には英語の長文をある程度の理解度でスピーディーに読めるようにしていくことが重要ですが、
まだ英単語や英文法が完成したばかりの人がいきなり速読に手を出してしまうと、じっくりと正確に読むことが出来なくなってしまいます。
そのためまずは時間をかけていいので文章の構造に着目しながら、ゆっくりじっくり読む練習をしてみましょう。
徐々に英語の文章に慣れてくると、勝手に読解スピードは上がってくるため焦る必要はありません。
これから英文解釈を始めていくぞ!という人にお勧めしたい参考書は、
「入門英文解釈の技術70」です!
音読学習をする
今回紹介することの中で最も重要なのがこの「音読学習」です。
音読学習はその名の通り、英語の文章を声に出して頭に入れていく学習のことで、これをすることで英語力の様々な部分を鍛えることが出来ます。
読む文章は基本的にどんなものでも大丈夫です。
自主的に取り組んだ英語長文の参考書の文章、英語の教科書に載っていた文章、一度受けた模試の長文など自分が興味を持てる文章や解けるようになりたい文章を選択しましょう。
次にその文章に出てくる単語や熟語、文法項目や解釈などが一目で理解できるように自分で書き込みを入れていきましょう。
そうして自分なりにカスタマイズされた文章を、最初はその書き込みを参考にしながら音読していきます。この際、最初のうちは難しいことを考えすぎず、ただただ意味だけを考えながら読んでみましょう。
同じ文章を5回、10回と書き込みのされたものを見ながら音読した後、最後に同じ文章の何も書き込みがされてないものを見ながらさらに数回音読をします。
そうすることで何も書き込まれていない文章を見ながら日本語訳が頭からスーッと取れるようになればその文章はマスターしたといってよいでしょう。
この文章の中からなら、どの単語や熟語、文法項目や解釈を聞かれても即答できるというような文章を少しずつ増やしていくことこそが英語の読解力を上げるうえで最も重要なことなのです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
英語という科目は文系理系問わずほとんど必ずと言っていいほど受験に必要となる科目であり、
特に難関大学への進学を目指す皆さんにとっては非常に重要な科目となります。
その中でも長文読解は得点の大半を占めており、読める人と全く読めない人では大きな得点差が付きます。
そのため、今日お伝えしたようなことを意識しながら着実に読解力をつけていき、来るべき受験本番で英語で回りに大きくアドバンテージを取れるように準備しておきましょう!!
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