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受験生必見! 現役佐賀大生が語る 佐賀大学医学部医学科完全攻略法

こんにちは武田塾佐賀校の松下です。

今回は佐賀大学医学部医学科に通っている私が、医学部志望の受験生や医学部に少しでも興味がある人に向けて

佐賀大学の医学部の攻略法についてご紹介したいと思います。

「とにかく医学部に入って医者になりたいけど私立に通うだけの金銭的余裕は無い・・・」

という方たちにとって佐賀大学は比較的難易度が低く、出題傾向もオーソドックスなため目指しやすい大学となっています。

それでは佐賀大学の出題傾向や特徴、その対策法についてお話ししたいと思います。

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英語

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まずは英語です。

佐賀大学の英語は例年大問4つ制限時間100分で、記述量がかなり多いのが特徴です。

細かな内容は年によって変わりますがとりわけ特徴的なのが、日本語100字程度での要約問題と、100語前後の自由英作文です。

これらの問題は解答の自由度が高く記述量が多い分、減点されやすい答案を書いてしまうとどんどん減点されてしまい、他の受験生に差をつけられてしまいます。

その他にも会話文の空所補充や内容一致問題といったようなオ―ソドックスな問題も出題されますが、これらの問題は医学部志望レベルの受験生であれば普通に得点してくるため、

共通テストでボーダーの得点に届かず二次で挽回しなくてはならない場合、先述の記述量の多い大問がカギになってきます。

記述練習自体は共通試験が終わってからでも十分に間に合います。

要約問題は問題文の段落数と設定されている日本語の語数を見て、各段落ごとに重要なセンテンスを書きだすように心がけると全体をまんべんなく要約することが出来ます。

これを頭に入れながら書いてみて模範解答と見比べる、時には先生に添削してもらうという作業を5・6年分行えばかなり要約にも慣れてくると思います。

また自由英作文では、まず100語もの英文を書くという行為に慣れる必要があります。

詳しい英作文の書き方や構成はこちらの記事で紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください!

↓↓↓↓

https://admin.takeda.tv/posts/209572/edit

 

数学

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次に数学です。

佐賀大学医学部では例年、大問4つ制限時間120分の完全記述型の問題が出題されています。

分野は微積分が中心で、これに加えて数列やベクトル、複素数、整数もちらほら出題されます。

微積分の出題率は特に高く例年大問1つから2つは必ず出題されており、微積分を集中的に学習しておくことが佐賀大学の数学攻略では非常に重要となります。

とはいえ与式を微分して増減表やグラフを書く問題やグラフで囲まれた部分の面積を求めるといったような標準的な問題が多く、標準的な参考書や記述模試の問題などで練習を積んだうえで過去問演習をすれば充分に合格に必要な得点は取れるようになっています。

しかしながら、受験生のレベルに対して問題が易しめであるため、記述論述の仕方や計算ミスなどで点差がついてしまうことも事実なので、普段の練習から丁寧すぎるくらいに記述するように心がけましょう。

 

物理

次に物理です。

佐賀大学医学部の理科は物理と化学の二科目のみの選択となっており、

物理化学それぞれ大問2つずつで併せて制限時間90分とすこしタイトな時間設定となっています。

しかしながら問題の難易度自体は標準的であり、繁雑な計算なども少なくきちんと対策をしている受験生であれば満点すら狙える内容となっています。

問題集としては「物理 良問の風」がちょうどよい難易度となっているため、基礎的な参考書を仕上げた後はこの問題集を使ってどんどん演習を積んでいきましょう。

出題分野は力学、電磁気、熱力学、波動のどれが出てもいいようにまんべんなく対策しておきましょう。

化学はどうしても具体的な数値を使って計算や異性体の数え上げといった時間のかかるものもあるため、できれば物理の問題をスピーディーに解き進めて時間を温存しておきたいところです。

時間短縮のためには問題演習を繰り返し行っていき、問題を読んで瞬間的に式を立てられるように普段から意識しておきましょう。

 

化学

最後に化学です。

先述の通り佐賀大学では物理と合わせて90分となっており、じっくり解いていると時間ギリギリになってしまうため、ある程度効率よく問題を処理していく必要があります。

また化学では具体的な数値を用いて計算する問題も出題されることがあるため、ひっ算を効率的に利用しながら進めていく必要があります。

答えが出たらそれでOKとせず、その値が明らかに現実から逸脱した値になっていないかは必ずチェックするようにしましょう。

問題集は「化学 重要問題集(A問題)」「化学 レベル別問題集3」などが難易度的にはちょうどよく、「リードLightノート」等の基礎的な問題集を解き終わった後はこれらの問題集と過去問を用いて演習を積んでいきましょう。

 

面接

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最後に面接対策です。

佐賀大学では面接官3人、受験生1人で面接が行われます。

そして佐賀大学の場合面接試験に明確に点数が設けられており、甘く見ていると得点しきれないということも考えられます。

とはいえ医学部の面接の目的は「医師にふさわしくない人材の見極め」にあります。

そのため受け答えにひねりや突飛な発想などは必要ありません。

対策としては面接で聞かれがちな基本的な内容「志望動機」「高校時代頑張ったこと」「医師を志したきっかけ」

等についてはある程度こういうことを話そうという台本を書いておき、頭に入れておくとよいと思います。

そして学校の先生や塾の先生などにお願いして、何度か実戦形式の練習をしてもらいましょう。

佐賀大学の面接を乗り切るにはこれらのことが出来ていれば十分です。なので二次試験対策の勉強につかれたときに気分転換もかねて対策をしておきましょう。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

佐賀大学は出題傾向がかなりはっきりしており、その出題傾向に対してきちんと対策しているかどうかで大きく差がつく大学です。

また英語や数学では記述量も多く、ただ知識があるだけでは思わぬところで失点してしまうこともあります。

加えて佐賀大学の医学部は共通テストの比率が高いため、共通テストできちんと高得点を取ったうえで二次試験は今日紹介したようなことを意識しながら対策を行っていってください。

この記事が皆さんの手助けになれば幸いです。

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