みなさん、こんにちは!
武田塾佐賀校の深田・松下です。
今回は特に国語について、共通テストに向けてどのように対策していけばよいのかについて紹介していきたいと思います。
センター試験が共通試験に変わり、それぞれの科目において傾向が変わっていっています。
国語は数学や英語に比べるとセンター試験からの問題形式の変更点が少ないため、きちんと対策をしておけば高得点を狙うことが出来ます。
そのため現代文・古文それぞれについてどのような対策をこれから行っていけば1年後あるいは2年後に共通テストを受ける際に高得点を取ることが出来るのかをお話していきます。
現代文
まずは現代文についてです。
現代文は古文・漢文に比べて勉強の仕方が分かりずらい上に勉強した成果が出るのが遅いのも特徴です。
しかしながら国語の200点のうち100点をこの現代文が占めているため、古文・漢文をきちんと仕上げていても
現代文で得点できなければ国語全体で高得点を取ることはできません。
そこで、現代文で安定して高得点を取るためにするべき勉強を紹介します。
漢字
漢字の学習は現代文の得点を上げる上で極めて重要です。
共通試験では現代文の評論の中で毎年5問の漢字問題が出ているため、この問題で確実に得点するのはもちろんですが、
文章を読むうえで自分の読めない漢字や意味の分からない漢字・熟語が出てくると文章の意図していることを正確に把握することが出来ません。
そのため、入試現代文特に共通試験で出題されるような比較的難しい文章を理解するための基礎体力をつけるためにも、まずは漢字の勉強から始めてみましょう。
参考書は武田塾では「漢字マスター1800」という参考書をおススメしていますが、今使っているものがある人や学校で配られているものがある人はその参考書で構いません。
語彙
次に語彙の教科です。
語彙というのは例えば「役不足」「気の置けない仲」などの、通常会話の中でも使われるような少し難しい言葉に対する知識のことです。
共通テスト現代文、特に小説ではほぼ毎年語彙の問題が3問出題されます。そのためこの問題を得点するためには語彙の学習が必要不可欠です。
さらに漢字と同様、語彙力がきちんと身についていないと共通テストのような難しい文章の意味を取ることは難しくなります。
そのため漢字の学習と並行して語彙の学習を進めていくことが、共通試験現代文高得点への鍵なのです。
読解の参考書・問題集
語彙や漢字の学習を進めて現代文読解の下地が出来上がった後は、その知識を使って実戦練習をしていきます。
現代文で高得点を取るためには
1 文章の内容を正確に読み取る
2 設問の意図をくみ取って、問に対する答えを考える
3 選択肢を吟味する
という3つのステップが必要になります。
これらの各ステップを練習するためには実際に現代文を問題集を解いていくのが一番手っ取り早いです。
まずは初見で問題を解いてみて、丸つけをします。
その後間違っていた問題は、1~3の度のステップで自分が間違えていたのかを分析していきます。
文章の内容が正しく取れていない場合は漢字や語彙の知識がまだ不十分な可能性があるため、今まで行ってきたこれらの参考書の復習を行いましょう。
そして選択肢の吟味が苦手な場合は、解説を丁寧に読み込みながら、どの程度本文の内容を言い換えてしまうと正解の選択肢にならないのかなどそれぞれの選択肢との距離感の取り方を体に覚え込ませていきましょう。
選択肢の選び方を1つアドバイスをするとすれば「本文に書かれていない場合はいくら正しい内容を言っていても×になる」ということです。
古文
次に古文についてです。
古文は現代文に比べて勉強の仕方が明確であり、しかも短期間で勉強の成果が出やすいため、
国語に勉強時間を割きにくい理系の受験生には特に優先して学習してほしい科目です。
そのため、最短経路で古文の成績を上げるための勉強法を紹介したいと思います。
古文単語
まずは古文単語です。
古文の文章の大まかな内容は、この古文単語がきちんと固まってさえいれば取れるようになるといっても過言ではありません。
もちろんこの後紹介する古文文法や読解の練習も必要不可欠ですが、すべての基礎となるのがこの古文単語です。
松下のオススメする古文単語の単語帳は「古文単語ゴロゴ」です。ゴロやイラストを交えながら古文単語を楽しくどんどん覚えていくことが出来ます。
もちろん学校で配られているものや既に始めている単語帳があればそちらで構いません。
また古文単語は英単語に比べて圧倒的に数が少ないため集中して一気に覚えてしまいましょう。
単語帳に載っている単語を8割がた意味が言えるようになることを当面の目標として今日から早速学習をスタートしましょう。
深田はゴロゴがとにかく合いません…
古文単語で語呂合わせを余計に覚えるのが性に合わないようです。
そんな方は「重要古文単語315」で覚えることをお勧めします!
深田的には使って覚える方が得意なので、まず大まかに315を覚えてしまい、古文の文章を読みながら強化していきます。
覚えることに変わりはないので、まずは一旦覚えてしまった方が効果的ですよ!
古文文法
次に古文文法です。
古文文法を学習するのは、文法問題が解けるようにするためというのはもちろんですが、修得することで主語を特定できるようになったり、動詞の意味が明確になったりします。
古文の文章では主語が省略されていることが多く、それによって人間関係を把握するのが難しくなります。
しかし古文文法を学習し「敬語」の用法をマスターすることが出来れば、本文中に出てくる会話文が誰から誰に対して発せられているのか、どちらの方が位が高いのかなどが分かるため設問に答える手助けになるでしょう。
また助動詞をマスターすることが出来れば、「なり」「る」「に」といったものの品詞が分かるようになり、品詞を特定することによって意味を確定して本文の意味をスムーズに取っていくことが出来るようになります。
「これから古文文法の勉強を始めていくぞ!」という方は、まずは助動詞の「る、らる、す、さす、しむ・・・」を順番に言えるようにするところから始めてみましょう。
こちらはまず「ステップアップノート30」あたりで勉強をすると良いでしょう!
助動詞と敬語、とにかく大事です!
古文読解の問題集
最後に古文読解の問題集です。
今までに学習してきた古文単語や古文文法の知識を実際に使える形になっているのかを問題演習で確認していきます。
まずは初見で問題にチャレンジしてみてください。その後丸つけをし、間違えてしまっていた問題についてはその都度解説をきちんと読み込み、なぜ間違えてし合ったのかを洗い出し、足りていなかった知識を補っていきましょう。
重要なのはこの後です。一度問題演習を通して読んだ文章を声に出して「音読」するのです。
「音読なんて子供っぽいし・・・」「そもそも音読なんてして成績上がるの?」と思う人も少なくないと思います。
しかしながら古文の文章を音読してみると自分がつっかかってしまう箇所が明確になります。品詞分解が正確にできない箇所、文法的によく理解できていない箇所、知らない単語が含まれている箇所などが音読の際につまってしまうのです。
そのときはその箇所を品詞分解のしてあるページ(解説の部分など)を参照してみましょう。
その文章の意味や情景を思い描きながら何度も音読を繰り返すことによってその文章に含まれている文法項目、重要単語、古文常識などが自然と体にしみわたっていき、古文読解に対する体力がめきめきと上がっていきます。
そのため問題演習では解いて○つけをするだけではなく、1つ1つの文章を音読して隅々まで理解するように心がけましょう。
古文で一番重要なのは主語の確定です。上記で学んだ単語や文法から敬意の対象であったり、動詞や助動詞などをしっかり見定めて、文の流れから自然に主語を補完できるまで頑張って読み込みましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか。
国語、特に現代文は「なんとなく得点が取れたり取れなかったりする間目で勉強とかはあんまりしなくても・・・」
とおもっている人が多い科目です。
そのためきちんと対策をして安定して高得点が取れるようになっておけば、他の受験生に大きく差をつけることが出来ます。
今回紹介したような方法で学習を積んでいけば確実に国語の力を伸ばすことが出来ます。
ぜひ国語が得意科目になるように、勉強に励んでいきましょう!
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