こんにちは。武田塾佐賀校の出口です。
「大学受験」と聞くと、高校を卒業しないといけないイメージですが、
実は高校に行っていなくても、高校を中退していても、大学に行くことは可能です!
高校卒業せずに大学受験する方法
色々と方法はありますが、有名なのはこの3つです。
1.高卒認定試験を取る 2.大学の「個別の入学資格審査」を受ける 3.特定の学校で3年生を修了する |
この記事では1を解説します。
1.資格を取る
高校を卒業せずに大学に行く方法はいくつかありますが、
一番有名なものは「高校卒業程度認定試験」に合格することでしょう。
長いので、以下「高卒認定」と略します。
高卒認定ってどんな試験?
高卒認定は、文部科学省が行っている「国家試験」です。
(公式ホームページはこちら)
高卒認定に合格すると、高校を卒業したのと同じ扱いになり、
大学などの受験ができます。
試験名 | 高等学校卒業程度認定試験 |
試験日 | 年2回(8月・11月) |
申込期間 | 試験の約4か月前から |
費用 | 8,500円(8科目以上の場合) |
受験資格 | 今年度16歳以上になる高校を卒業していない者など |
認定条件 | 8科目以上合格 |
合格率 | 約40% |
高卒認定って難しい?
出題範囲は「中学1年生~高校1年生」の範囲なので、
しっかり勉強すれば合格できる難易度です。
大学入試の出題範囲は「高校1年生~高校3年生」の範囲ですから、
大学入試よりもはるかに簡単な試験だと言えます。
しかし、8教科~10教科をバランスよく勉強しないといけないので、
スケジュールや勉強スピードの管理がとても大変です。
確実に合格するためには、
勉強スケジュールの管理を誰かにお願いするとよいでしょう。
(例えば武田塾は、何をすればよいか、1日ごとのスケジュールを立ててくれます)
また、年2回あることを活かして、
「7月は英語・数学・国語、11月は理科と社会」のように、
勉強する科目を分けてしまうのも1つの手です。
高卒認定試験の申し込み方法は?
高卒認定試験に申し込むためには、
1.資料を取り寄せて、
2.必要なものを準備して、
3.送料を払い、
4.資料に記入し、
5.郵送する
必要があります。
1.資料の取り寄せ方法
①文部科学省のホームページの中に、申し込む方法が載っています。
(リンクはこちらをクリック)
下の方にある「令和○年(△年度)第□回 受験案内(出願方法)の入手方法」をクリックしてください。
②出てきたページから、好きな方法を選びます。
特にこだわりがなければ、テレメールがおすすめです。
③必要事項を記入し、申し込みます。
2.必要なものの準備
資料が届くまで、すこし日数があります。
その間に必要なものをそろえましょう。
①収入印紙(しゅうにゅういんし)
郵便局で買えます。
ただし、午後3時で閉まるところが多いので、
早目に買いに行きましょう。
金額は、10教科受験の場合8,500円です。
※銀行で買える収入証紙(しゅうにゅうしょうし)と間違えないこと!
②証明写真
縦4cm×横3cmのサイズの写真が必要です。
オススメは「カメラのキタムラ」などの写真館で撮影する方法。
受験案内を持っていけば、どのように撮ればいいか教えてくれます。
4枚で2700円くらいと、金額はけっこう高くなってしまいますが、
写真が必要な時に、1枚400円くらいで再発行してもらえるので便利です。
写真館に行く時間が無い場合、
スーパーなどの前に置かれている
「証明写真」と書かれた機械で撮るのも良いです。
その場合は、8枚で1000円くらい。少し安いです。
③単位修得証明書(高校に1年以上いた場合)
高校・高専・専修に1年以上いた場合、受ける科目を減らせるかもしれません!
A. まず学校に電話して、「高卒認定を受けたいのですが、取得済みの単位はありますか」と確認します。
単位があれば、「証明書が欲しいのですが、○月○日にうかがっても良いですか」と聞きましょう。
B. 取得済みの単位があれば、こちらのページ(外部リンク)から印刷します。
学校をやめている場合は「出願時に免除申請の為~」の方。
学校にいる場合は「合格(見込み)の申請をする~」の方を選びます。
C. 学校に行って、Bでコピーした紙を渡しましょう。
1枚を「厳封(げんぷう)」、1枚を「コピー」でもらってください。
厳封したものを開けてはいけません。
④資格の証明書(資格を持っている場合)
次のどれかを取っていれば、受ける科目をさらに減らせます。
その場合、合格証明書が必要なので、準備しておいてください。
減らせる科目 | 持っている検定 |
日本史B | 歴史能力検定 日本史2級以上 |
世界史B | 歴史能力検定 世界史2級以上 |
数学 | 実用数学技能検定2級以上 |
英語 | 英検2級以上 / 全商英検2級以上 / 国連英検C級以上 (どれか1つでOK) |
3.送料を払う
資料が届いたら、中を開けてみましょう。
テレメールで申し込んだ場合、「303円分の請求書」がついているはずです。
その紙をコンビニに持っていき、303円を払ってください。
4.受験票を記入する
資料の書き方は、こちらのページ(外部リンク)に載っています。
その際、願書は「えんぴつで記入」してください。
願書のようなマークシートは、HBのえんぴつを使うのが基本です。
間違って書いた場所は、消しゴムできれいに消してください。
ボールペンで書いてしまった場合は、そのまま出しましょう。
ボールペンで書いて、しかも間違ってしまったら、
二重線を引いて、正しい内容を上に書きます。
5.郵送する
全て封筒に入れたら、封筒をノリで閉じて、送りましょう。
封筒にも名前・住所を書く欄があるので、忘れずに書いてください。
そして、封筒を送るときは、郵便局で送ること!
郵便局の郵便の受付の人に、
「簡易書留(かんいかきとめ)でお願いします」と伝えてください。
封筒の重さにもよりますが、だいたい400円くらいかかります。
一人で努力するのがしんどくなったら
高卒認定をもらうためには、
必要な知識を全て覚えて、問題が解けるようになるまで練習すれば良いのです。
言い換えれば、参考書で勉強できるなら、
高価な通信講座を取ったり、塾の授業を受けに行ったりする必要はありません。
しかし、高卒認定試験は年に2回だけ。
2回とも失敗したら、来年まで待たなければいけません。
どうしても1人で頑張れる自信が無い、という場合は、
勉強をサポートしてくれる塾に通うことを考えましょう。
武田塾では、今日何をすれば良いか教えます!
例えば、武田塾では、
「1日単位で宿題を出して、勉強のペースを管理する」サービスや、
「勉強した内容が身についたかどうか、毎週テストを行う」サービスで、
みなさんの高卒認定試験合格をサポートします。
もちろん分からないところを質問したり、
必要であれば個別指導を受けたりすることもできます。
また、武田塾には自習室があるので、
自宅では勉強できない人は、塾の自習室で勉強しましょう。
他の塾でなく、「武田塾」で勉強する強み
そして何より、武田塾は「大学受験の塾」であることが良いところです。
高卒認定試験そのものを目的にしている塾だと、
高卒認定を取った後、
大学受験の塾を探さなくてはいけません。
しかし、武田塾は「大学受験の塾」です。
塾を探しなおす必要はありませんし、
なにより高卒認定を指導してくれた先生は、あなたの弱点を知り尽くしています。
だから、高卒認定試験を受けた後も、すぐに大学受験に向けてスタートできます!
4種類の勉強方法の比較
「参考書で独学」「通信教育を受ける」「高卒認定専門の塾に行く」「武田塾に行く」
4つの方法を比べた表を用意しました!
参考書で独学 | 通信教育 | 高卒認定サポート塾 | 武田塾 | |
費用 | ◎ (参考書代だけ) |
○ (独学よりはかかる) |
△ (授業代までセット) |
○ (独学よりはかかる) |
勉強の進み | △ (本当に間に合うか不安) |
○ (教材はどんどん進むけれど、自分に合っているか不安) |
◎ (先生が直接教えてくれて、分からないところは質問できる) |
◎ (1人1人に合わせて宿題が出され、分からないところは質問できる) ※個別指導を追加可能 |
集中力 | △ (自宅で集中できないかも) |
△ (自宅で集中できないかも) |
◎ (周りに高卒認定を取りたい仲間がいる) |
◎ (自習室あり。周りに大学合格を目指す仲間がいる) |
仕事/バイトとの両立 | ◎ (好きな時間に勉強できる) |
◎ |
△ (授業を受ける時間を全て空けなければならない) |
○ (好きな時間で勉強できる+週1回1時間以上通塾) |
大学受験 (高卒認定を取った後) |
△ (何を勉強していいか分からない) |
△ |
○ (高卒認定と大学受験を同時に行うところもある) |
◎ (大学受験が得意。逆転合格を多数輩出) |
どの方法も利点と欠点があります。
できるかぎり安く済ませたいなら、参考書での独学。
昼間から夜中までずっと忙しくて、塾が空いている時間を作れないなら通信教育。
朝から晩まで空いていて、でも自分1人で勉強できない場合は高卒認定サポート塾。
高卒認定後、大学受験を考えている場合は武田塾を選ぶとよいでしょう。
高卒認定試験をとってからが本番!
この世界には、様々なルートがあります。
高校を卒業して大学に行っても良い。
高校を卒業せず、高卒認定を取って大学に行ってもいい。
高専を中退して大学に行っても良い。
大学に直接乗り込んで大学に行っても良い。
しっかり頑張っていれば、回り道にはなるかもしれませんが、意外と人生どうにかなるのです。
そして、高卒認定をとっても安心してはいけません。
あなたの目的は「大学に入学し、卒業した先にある人生」なのですから。
高卒認定を取ってからが、あなたの物語のスタートです。
高卒認定は「中1~高1」、大学受験は「高1~高3」と、
難易度には大きな差があります。
後悔しないよう、高卒認定を取った後もしっかり勉強していきたいですね!
武田塾では、教育のプロである校舎長が、
みなさんの勉強の相談に乗っています。
「自分の勉強法が合っているか不安……」という相談でも、
「○○大学に合格するために、どんな勉強をすればいいか教えてほしい」という質問でも、
もちろん「武田塾に入りたい」という申し込みでも構いません。
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