こんばんは。武田塾佐賀校の出口です。
もうすぐ共通テストがやってきます。
勉強の備えはもちろん大事ですが、それと並行して「心の備え」もしておきましょう。
本番はとにかく緊張する
共通テストはとにかく緊張します。
主な理由としては、次の2つがあげられます。
①一回きりのテストで人生が決まると思っている ②休み時間が長い ③試験時間が長い |
原因① 一回きりのテストで人生が決まるという思い込み
1人の学生が、今年受けられる共通テストは1回だけ。
だからこそ、本番で実力を発揮できるように、今まで勉強してきました。
しかし、共通テストでは「本番で実力を発揮しなきゃ」という思いが逆に私たちを苦しめます。
想定していない問題が出たら、まるでこの世の終わりかのように思い悩む。
解けなかった問題があったら、普段の何倍も時間をかけてこだわり続ける。
2択までしか絞れなかったら、テスト終了後に周りと話して確認したくなる。
共通テスト本番は、普段絶対しないようなミスが起こります。
その原因の大半は「本番で実力を発揮しなきゃ」という思い込みです。
原因② 休み時間がやたら長い
あまり指摘されませんが、共通テストのもう一つの罠は「休み時間」です。
今まで学校で解いた模試・定期テストの休み時間は10~15分。
一方で、共通テストの休み時間は40~50分。
この差が私たちを狂わせます。
もしも共通テストの休み時間が15分しかなかったら
学校のように、教科と教科の間の休み時間が15分程度しかなければ、
私たちはここまで調子を崩すことはないでしょう。
15分間でできることは限られています。
問題冊子をカバンにしまう。急いでトイレに行く。慌てて問題集を開く。
15分間でできることは限られています。
前のテストについて、アレコレ考える余裕はありません。
だから、次の科目のテストに集中できるのです。
共通テストの長い休み時間で何が起こる?
しかし、共通テスト本番の休み時間は1時間近くあります。
問題冊子をカバンにしまう。急いでトイレに行く。慌てて問題集を開く。
これら3つを全て実施しても、なお時間が余ってしまうほど。
休み時間が余ると、何が起こるか。
テストで失敗した人が仲間づくりを始めます。
今から見直したところで1点も増えないのに、
・前の科目のテストのことで頭がいっぱいになる。
・前の科目のテストについて、友だちと話し合い答えを確認する。
・しまいには、前の科目の参考書を開き、自己採点を始める。
冷静に考えれば、そんなことに時間を費やすのは無駄だと分かります。
しかし、試験本番では、つい不安からやってしまうのです。
そして、次のテストでまた不安に駆られ、同じことを繰り返してしまうのです。
どうしたらこの負の連鎖を断ち切れるのでしょうか。
本番で緊張にのまれないようにする方法
では、いよいよ記事の本題。「緊張して得点できない」事態を防ぐには、どうすればよいのでしょうか。
原因① テストに関する思い込みに対処する
まず、考え方ひとつで対処する方法を紹介します。
A. 脳内で音楽を流す
実際に、筆者が意図せずやった方法です。
私が大学入試を受けたのは2011年。当時はまだセンター試験という名前でした。
そして、その年の1日目の1科目目は「現代社会」。
その当時、私は社会科が大の苦手でした。学校のテストでは赤点すれすれの点数を取ったことがあるくらい。
高校3年生、人生で1回きりの大学入試。
緊張に震えたまま開いた問題冊子の1ページ目には、こんな文章が書かれていました。
この文章を読んだ瞬間、脳内に流れだしたのです。プリンセス・プリンセスの「Diamonds」が。
この曲、知ってる!
後はもう、ハイテンションのまま大学入試を解きました。
言うまでもなく、その時私が取った点数は、今まで取ったことのない最高のものでした。
基本的に、音楽を聴きながら勉強するのは良くないとされています。
なぜなら、勉強に向けるはずの注意の一部が音楽に向いてしまい、普段よりも効率が落ちてしまうから。
でも、実力をまったく発揮できないよりはマシです。
緊張をほぐすにはうってつけの方法です。
どうしても緊張で実力を発揮できないときは、試してみてはいかがでしょうか。
B. 実力で解くことを諦める
こちらも筆者が実際に行っていた方法です。
私は、高校の時から、マーク式の問題は「実力の120%の点数を取る」と決めていました。
分かる問題は確実に正解して100%取る。
分からない問題は、マーク式なので運で当てて20%くらい取る。
だからトータルで見れば、実力の120%の点数が取れるだろうと。
多分、この考え方が本番で多少有利に働いたのだと思います。
「分からない問題は運で当てる」と決めていたからこそ、
・わからない問題が出ても動揺しにくい ・運に頼って即決するので、時間計画が崩れにくい ・結果、わかる問題に時間をかけられる(=実力を発揮できる) |
このようなメリットが得られたのだと思います。
休み時間の暇をつぶす
もう一つ、事前準備によって緊張に強くなる方法を紹介しましょう。
時間が余るから、不安に駆られて、取るべきでない行動をとってしまうのです。
そうであれば、暇つぶしの道具・方法を事前に準備してしまいましょう。
A. 散歩する
座って机に向かってばかりでは、肩が凝ります。腰が痛みます。頭がつかれます。
テストが終わるたび、立ち上がって5分~10分ほど歩き回るようにしましょう。
姿勢を変え無心で歩く時間を作ることによって、体の痛みと脳の疲れを防ぎます。
試験でも頭を使い、休み時間でもフルに勉強する人がちらほらいましたが、
テストの時間にベストパフォーマンスを持ってくるためには、適度に休んで緊張状態を緩める必要があります。
B. 寝る
試験本番の緊張状態を緩める、もう一つのオススメの方法は睡眠。
なんだかんだ言って休み時間は暇です。
起こしてくれる人がいること前提の戦略になりますが、5~15分ほど寝ましょう。
すっきりした状態で試験本番を迎えられます。
休み時間にがっつり勉強する人がたまにいますが、試験本番の時間で疲れて眠くなったら本末転倒です。
寝ましょう。
C. 勉強用の参考書を持っていく
残る時間は、ストレス・不安解消として参考書・ノートを確認します。
「次のテストが不安だ」という原因そのものに効くストレス解消法なので、とにかく心が落ち着きます。
ただし、試験当日の休み時間に、やったことのない参考書・問題を解くのは避けましょう。
新しいことを覚えようとしても、試験まで数十分しかないので、演習の時間が足りません。
オススメは、参考書かノートを各科目ごとに1冊だけ持っていく方法。
どうせ徒歩や昼寝をしたら20~30分くらいしか残らないのですから、あれこれ手を出す余裕はありません。
それなら自分の気になる分野に絞って対策したほうが、効率的だということです。
共通テスト本番に持っていく参考書の作り方は、以下の動画にまとまっています。
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