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【最後の一押し】佐賀大学を受験するなら知っておいてほしい受験制度

佐賀大サムネ

みなさんこんにちは!武田塾佐賀校の本多です!

 

今回は佐賀大学の入試における特殊な受験制度を紹介しようと思います!

受験生の人は、少しでも試験で加点される手段を知るために

高校1・2年生の人には、その制度のための準備ができるように

これらの制度を知っておいてほしいと思います。

 

ここで紹介する情報が、少しでも皆さんの合格の手助けになればうれしいです!

 

 

もくじ

1.英語外部検定試験の利用

 ①利用できる検定試験

 ②換算のされ方

 ③期限に注意

2.特色加点制度

 ①どのような制度か

 ②評価される内容

 ③合否判定について

 ④注意点

 

1.英語外部検定制度の利用

英語外部試験の結果を、一般選抜に利用することが出来ます。

佐賀大学においては、前期後期試験のどちらも英語外部試験を利用可能です。

 

利用できる検定試験

①実用英語技能検定(英検 CSE スコア2.0 英検 CBT,英検 S-CBT,英検 S-Interview,英検(従来型)全て含む)
② TEAP(4技能)
③ GTEC(4技能) Advanced,Basic,CBT タイプ(オフィシャルスコアに限る)
④ TOEFL iBT

利用できるのは上の4つの検定試験になります。

おそらく一番なじみがあり、受験しやすいのは①実用英語技能検定、通称英検ではないでしょうか。

 

換算のされ方

外部試験の換算のされ方を英検を例にしてみていこうと思います。

実用英語技能検定  共通テスト(英語)得点率
2,250以上 90%
2,150~2,249 80%
2,050~2,149 70%
2,049以下 対象外

 

このように、佐賀大学ではスコアによって共通テスト(英語)の得点率が換算されます。

共通テストでは75%しか取れていなくても、英検のスコアを2,200取っていたら80%換算になるということです。

 

この制度を使っている受験生は多いです。

実際に、私が教えていた佐賀大学志望の生徒さんのひとりも、受験生の11月に英検を受けて合格していました。

 

共通テストでいつも通りの点数が取れるとは限らない

英語長文には「キーワードが分かったか」「ハマったかハマらなかったか」というように点数に差ができるときがあります。

また、受験した年に難化する可能性もあります。

 

つまり、普段の演習で8.9割を安定して取れていても、共通テスト本番で同じくらいの点数が取れるとは限らないということです。

しかし、英検などの資格を保有していれば、上の例に当てはめると英語8割が初めから約束されているということです。

もちろん共通テストを受験する必要はあります。

ただ、めちゃくちゃ安心じゃないですか?

 

英検に合格したい・高得点を取りたい、という方はぜひ下の記事をご覧ください。

【大学受験】英検🄬準1級・2級に短期で合格するための勉強法【武田塾佐賀校】

 

期限に注意

大学にもよりますが、資格は受験時から過去2年ほど有効なところが多いです。

2022年度(令和4年度)の佐賀大学の要項を読んだところ、「2020年4月1日以降に受検した検定試験に限ります。」という記述がありました。

つまり、佐賀大学では高校2年生になってから取ったスコアは使用できるということです。

 

 

2.特色加点制度

どのような制度か

佐賀大学の特色加点制度は、一般選抜における任意提出の書類審査です。

特色「加点」制度と言っているので、評価されれば加点され、提出していないからといって減点されることはありません。

提出していない場合は、当初の配点(共通テストや二次試験の点数)のみで合否の判定が行われます。

 

評価される内容

評価については,「全国大会△位入賞は〇点」といった採点ではなく,アドミッション・ポリシーの観点から評価されます。

したがって,志望学部の学びを理解し,入学後の学習や活動に何を生かせるかをしっかり考えてアピールしてください。

アドミッション・ポリシーや入学後の学習との繋がりがまったく見えない申請内容は,加点の対象になりません。

また,申請内容を補完する根拠となる資料等も重要です。

 

取り組みの具体例として,

研究活動(探究型学習,課題研究,各種教育プログラムなど)

課外活動(部活動や生徒会活動など)

社会活動(ボランティア,地域活動など)

資格・検定取得

コンテスト等の実績,

海外留学経験

その他主体的な活動

などが考えられます。

 

 

具体例

私はこの特色加点制度を利用しました。

また、私の学部は農学部であるため、理科(化学)に関する資料を提出しました。

実際に提出したのは、高校生の時の課題研究の内容です。

私は高校の理数科におり、県の理数科が集まる課題研究発表会のために化学に関する研究を行っていました。

地元は湧水が有名で、市内のいたるところに湧水所があったため、それらのイオン濃度を測定し、そのデータから源泉場所を探す研究を行っていました。

 

このテーマは化学部門の優秀賞をいただきましたが、最優秀賞ではなかったため九州四国大会には進むことが出来ませんでした。

しかし、優秀賞を取った証明となる賞状などがあるため、特色加点制度に申し込むことが出来ました。

 

私の例の課題研究のようなものは、すべての高校や学科が行っているわけではないため難しいと思います。

しかし、農学部なら農業技術者検定の資格を持っている、理工学部なら数検の資格保持や数学オリンピックでの成績などでもよいと思います。

 

必要な書類

【申請する項目】
1.活動・実績の名称
2.活動・実績の主催、認定、授与、発行等の機関の名称
3.活動期間または実績取得年月日
4.活動・実績を証明する資料及び参考資料等の添付
5.活動実績の概要(規模、参加資格、入賞条件、課題研究の成果など)【400字以内 】
6.APや入学後の学習との関連性 【400字以内】
「申請する実績・活動を通して身に付けた能力・スキルや経験などが、大学入学後の学習や活動に
どのように生かせるか」を記述する
注)6の主張を裏付ける根拠資料や参考資料も添付できます。

 

 

 

合否判定について

【合否判定について】
大学入学共通テスト及び個別学力検査(個別試験)の成績,並びに「特色加点」により合格者を決定します。合否判定は以下の手順で実施します。
⑴ 芸術地域デザイン学部(地域デザインコース),経済学部,理工学部の取扱い
① 大学入学共通テスト得点と個別試験得点を合計した成績上位者において,「特色加点」の配点により合格の可能性が生じる受験者までを「1次選考適格者」とします。

② 「2次選考」は,1次選考適格者に対し,大学入学共通テスト得点と個別試験得点の合計点に,「特色加点」内容の採点結果を加えた総合得点にて合否判定を行います。その際,「特色加点」分を加えなくても合格基準点を上回る受験者に対しては「2次選考」を免除し,合格者とします。
③ 「特色加点」を申請しなかった場合は,「特色加点」分は0点として扱います。
※合否結果の通知は最終結果のみとし,1次選考・2次選考別には行いません。

⑵ 教育学部,農学部の取扱い
① 個別学力検査を受験した申請者全員を採点し,合否判定を行います。
② 「特色加点」を申請しなかった場合は,「特色加点」分は0点として扱います。

                参考 佐賀大学2022年度(令和4年度)入学者選抜要項

 

上の情報をまとめてみます。

⑴ 芸術地域デザイン学部(地域デザインコース),経済学部,理工学部に関しては

共通テストと二次試験の合計点数が合格基準を上回っていれば、その時点で合格が決定

②上の合計点に特色加点を加えたうえで、合格基準を上回っていれば合格

というように、二回に分けて審査を行っています。

 

⑵ 教育学部,農学部については、最初から特色加点を加えたうえで、その合計点が合格基準を上回っていれば合格です。

 

 

注意点

「特色加点」として申請できる取り組みの内容は,高等学校入学以降(あるいは中学校卒業以降)のものだけです。

また、浪人生は卒業後の取り組みでも申請可能です。

 

繰り返し言うようですが、特色加点として加点されるのはアドミッションポリシーに沿っているもののみです。

加えて、それを証明する書類も必要なので、発行に時間がかかるような書類はあらかじめ準備しておくと焦らないで済みます。

 

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は佐賀大学を受験する人なら知っておいてほしい、受験制度の情報をお伝えしました。

受験は1点の差で落ちます。

その貴重な一点に、これらの制度が味方をしてくれるかもしれません。

 

みなさんの合格を祈っています!

 

 

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