みなさんこんにちは、武田塾佐賀校の松下です。
今回は受験生の方に向けて、共通試験本番で実力を最大限発揮するために残り1ヶ月どのように過ごしたらいいのかを紹介したいと思います。
共通試験は国公立を受ける人たちにとっては特に受験校決定のために重要な試験であり、ここで良い得点を取ることによって第一志望合格はぐっと近づくので、ぜひこの記事を読んで残り一か月を一緒に乗り切りましょう!
過去問演習スケジュールを立てる
まず重要になってくるのが、スケジュールを立てることです。
ただ闇雲に過去問演習を進めていくと、
あの科目は十分に演習できたけれど、あの科目はもっと対策しておけばよかった・・・
という状態に陥ってしまう危険があります。
まずは受験本番までにそれぞれの科目を何年分演習するのかを決め、
本番までの日数から逆算して1日何科目演習する必要があるかを決めていきましょう。
出来れば数学、英語、国語といった科目はセンター試験の過去問も利用しながら10年分、
理科社会系の科目に関しても最低5年分は演習するようにしましょう。
もちろん余裕がある人はその他にも共通試験対策パックや、予想問題といったものも積極的に活用して対策を進めていきましょう。
時間を測って過去問演習
スケジュールを立てたら、いよいよ過去問演習です。
残り1ヶ月となった今、最も重要なのは「本番意識をもって演習すること」です。
受験本番で得点を最大化するためにはそれを想定した演習を徹底的にしておき、本番では練習通りに振舞うことが出来るようにしておくことが重要です。
具体的にはどの順番で大問を解いていくのか、どの程度の時間迷ったら次の問題に進むのかといった自分の中での決まり事をこの演習の中で培っていきましょう。
そうしておくことによって次試験本番では問題を解くことだけに集中することが出来ます。
しかしながら注意してほしいのは、過去問演習では選択肢を絞り込むことが出来なかった問題はきちんと印をつけておくことです。
勘で適当にマークをしてそれが仮に正解していたとしても、似たような問題が試験験本番で出題されてその問題が解けなかったら過去問演習をした意味がありません。
本番を意識した練習であると同時に、自分の学力を向上させるための学習であることも忘れないようにしましょう。
間違えた問題は徹底的に復習
時間を測って問題演習をしたからオッケー!・・・ではありません。
先ほども述べたように、過去問演習は実践訓練を積むことだけが目的ではなく、自分の学力を向上させるという目的もあります。
解けなかった問題はなぜ解けなかったのかをきちんと分析し、知識不足であればその分野に関して参考書などで調べ、関連事項なども含めてノートなどにまとめておきましょう。
過去問演習で間違えた問題だけをまとめた「間違い直しノート」に、自分の知らなかった問題や、解けたけどきちんと根拠をもって選べなかった問題などをまとめておけば、
それを試験前日などに見返すことでかなり効率的に総復習を進めることが出来ます。
また解答をなんとなく眺めているよりも、実際に手を動かして模範解答を書き写して見たり、解答に書いてあることを自分の言葉に言い換えてノートにまとめて見たりすることによって学習効率も高めることが出来ます。
分野別の演習で苦手分野を攻略
最後にやってほしいのは分野別の演習です。
今までは本番を意識した練習について紹介してきましたが、ある程度の年数の問題を解いていくと、自分が得点できていない分野が徐々に明らかになってくるはずです。
そういった分野は、もちろん知識の復習をすることも重要ですが、集中してその分野の問題を大量に演習して出題パターンが掴めるようになってくると今まで以上に高得点を取りやすくなります。
もちろん全体を通して演習するのも重要ですが、本番が近いからこそ分野を絞った集中的な演習をすることによって効率的に得点を挙げることが出来ます。
数学、化学といった科目では特にこの傾向が顕著であり、例えば数学の三角比の問題はどの年も似たような公式を使って問題を解いていくような誘導がされていますし、(ほとんどの場合で正弦定理か余弦定理を用いる)
化学に関しても正誤問題でほとんど同じような選択肢が出ることも少なくありません。
またこの分野別演習においても、先述のような間違い直しノートにまとめておくことを忘れないようにしましょう。
共通試験で使える小技もマスター
ここまで紹介したことを実践してもらえば、かなり共通試験の形式に慣れてくるはずです。
共通テストだから使えるちょっとした小技も、覚えていくことによって1点2点を争う試験本番で有利に進めることが出来ます。
例えば現代文の選択肢で「全て」「必ず」と入っているものは不正解になる可能性が高いですし(必ず不正解になるとは限らない)
英語においても選択肢に「all」が入っていれば正解になる可能性はかなり下がります。
更に言えば数学の問題で答えが「2」「ー2」と二つ出た時に解答欄が1つであれば当然2が正しい答えになります。
ですがここで注意してほしいのは、小技に頼りすぎないということです。
小技はあくまで小技であって、これで得点が取れたとしても根本的な実力はアップしていません。
選択肢がどうしても絞り込めなかったときのためにこれらのことを頭の片隅に置いておく、というのが良いでしょう。
試験本番の気持ちの持ち方のアドバイス
ここまで試験までの具体的な対策の仕方を述べてきました。
最後に試験本番でどのような気持ちをもって臨めばいいかについて軽くアドバイスをしたいと思います。
減点方式ではなく加点方式
まず重要なのはこの加点方式のマインドです。
特に数学などでこの問題が解けなかった、8割を目指しているから2割しか落とせない
といった減点方式や後ろ向きの考え方は、気持ちが焦ってしまって良い結果につながりません。
常にポジティブなマインドをもってどこか点数が稼げそうなところはないかという視点で問題に向き合うようにしましょう。
自己最高得点を出そうと思わない
次に重要なのが、自己最高得点を出そうと気合を入れすぎないということです。
気持ちが前のめりになればなるほどかえってケアレスミスをしたり問題文を読み間違えてしまったりします。
とんでもないアクシデントに見舞われるようなことが無い限り、試験というのは準備の段階でほとんど勝負が決まっています。
そのため焦ったり意気込んだりせず、今まで勉強してきた成果をただ提出してくるという気楽な気持ちで試験に臨むようにしましょう。
前の科目のことは忘れる
そして最後に重要なことが前の試験のことは忘れるということです。
「一個前の科目が全然できなかった・・・」
というように気にする気持ちは分かりますが、後悔したところで前の科目の点数はもう変えることが出来ません。
得点を変えることが出来るのはこれから受ける試験だけなので、今目の前にある問題に集中するためにも、前の科目の出来や問題内容などについては考えないようにしましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
大部分の受験生にとっては共通試験が人生で初めての大学受験の試験になると思います。
当然緊張すると思いますが、それは横に座っている受験生も同じです。
そんな共通試験で実力を発揮するためにも、今回紹介したような対策をぜひ行っていってください。
みなさんが共通試験でいい結果を残せることを心より願っております。
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