こんにちは、武田塾佐賀校の松下です。
今回は偏差値のあまり高くない高校から、有名大学・難関大学に合格するために注意すべき事を3つ紹介したいと思います。
自分自身、偏差値50付近の高校に通いながら、佐賀大学の医学部医学科に現役合格しました。
その経験を踏まえて、逆転合格の秘訣を余すことなく皆さんに伝えられたらなと思います。
周りに流されない
まず何よりも重要なのが周りに流されないことです。
超進学校と呼ばれる偏差値70を超えるような高校であれば、周りの人にいい意味で流されながら勉強を進めていけばそのまま大学受験もいい方向に向かっていくことはあると思います。
しかしながら、自分が目標としているような大学に毎年1人行くかどうかのレベルの高校に現在通っている皆さんは決して周りの雰囲気に流されてはいけません。自称進学校と呼ばれるような高校では、受験ムードになるのも遅く、周りの受験に対する意識が低いことが多いため、なんとなくの気持ちで受験勉強をしていては逆転合格をすることはできません。
自分の場合は、高校2年生の秋冬くらいから受験勉強に本腰を入れ始めたころを境に、常に周りを出し抜いて勉強することを心がけていました。自分の通っていた高校からは毎年旧帝国大学である名古屋大学に1人行くかどうかだったため、この高校から国立大学の医学部に行くためには、少なくとも高校内ではぶっちぎりの成績を取っていなくてはならないと思っていたからです。
模試では総合順位はもちろんのこと、すべての科目において学年1位を取り続けていくことを一つの目標として勉強を進めていました。
先取り学習をどんどん進める
次に皆さんに意識してほしいことは先取り学習です。
特に数学や理科といった科目では、進学校とそうでない高校では進度にかなりの違いがあります。進学校が3年生になるころには数学Ⅲまですべて終わらせて残りの1年間を問題演習に充てている中、3年生の秋や冬まで学校の授業を進めているようでは、他の進学校の受験生に本番で勝つことはできません。
受験は全国大会であり、スピード違反やフライングはありません。そのため、いかに早いうちから受験勉強に取り掛かり、いかに早く履修範囲を終えて問題演習を始めることが出来るかが勝敗を握っているといっても過言ではないのです。
「そんなこと言われても授業で習っていないところをどう進めていいか分からない」という人は、学校で配られている「チャート式」や「基礎問題精講」などの基本的な参考書を用いて、その中でも難易度の低めの問題でいいので、「1日何問解く」というように決めて少しづつ進めてみるようにしましょう。
また、参考書の問題を解いていて少しでもわからないところがあったら積極的に学校の先生に相談してみるようにしましょう。そうすることで疑問が解決して問題理解がスムーズにいくのはもちろんですが、学校の先生から受験勉強を頑張っている生徒として認識してもらうことによって、受験期の時に面倒を見てもらうことが出来たり、受験に有益な情報を得たりすることが出来ます。ある程度受験生を指導してきた経験がある先生であれば受験生の皆さんよりもはるかに受験に関する知識は豊富です。言い方はあまりよくないですが、利用できるものは徹底的に利用して受験勉強を進めていきましょう。
全国の受験生と比較する
そしてもう一つ重要なこと、それは全国の受験生と比較して、自分がいまどれくらいの位置にいるのかを確認することです。
あまり偏差値の高くない高校に通ってると、定期テストではかなりいい順位を取ることが出来ます。すると徐々に「もしかして自分ってすごく勉強ができるんじゃないか?」「そんなに勉強しなくても地頭と才能でいい大学に受かってしまうのではないか」と勘違いしてしまうことがあります。
ここでもう一度思い出してほしいのは、皆さんが目標とすることは「高校でいい成績を残すこと」ではなく「受験本番でいい点数を取って第一志望の大学に合格すること」のはずです。
受検は学校単位の戦いではなく、全国大会です。全国のあちこちにいる自分と同じ大学を目指す人たちの中でどれくらいの位置にいるのかを確認するために、無理のない範囲で出来る限り多くの模試を受験し、常に自分の勉強の進捗状況は大丈夫なのか、自分の得意分野不得意分野はどこなのかを確認しながら進めていくことでより効率よく学習を進めていくことが出来ます。
部活、課外活動は全力で
ここまで勉強に関して自分の経験を元に様々なアドバイスをさせていただきました。今まで述べてきたものはどれも自分が実践してきて明らかに成績が上がったことばかりなのでぜひ参考にして学習を進めていってください。
最後に皆さんに伝えたいことは部活や課外活動といったザ・青春なイベントには全力で取り組んでほしいということです。
特に高校2年生の後半くらいになって受験勉強に力を入れるようになると「部活動なんて受験に関係しないことやってられるか!」「文化祭、体育祭の準備をしている時間があったら英単語の1つでも覚えた方が有意義だ!」と考えることがあるかもしれません。
自分自身、文化祭や体育祭の練習にはあまり参加せず学校が終わったらすぐに塾に向かう生活をしていました。しかしながら今振り返ってみると、文化祭や体育祭の準備期間はせいぜいで1,2週間であり、その準備が終わってからの時間で勉強をしていても十分間に合ったのではないかと思います。また「もっと文化祭や体育祭に積極的に参加しておけばよかった」と思うこともあります。
受検はもちろん大切ですが、今目の前にあることに全力を注げる人間になることも同じくらい重要なことだと思います。大学に入ると、部活の仲間と一緒に汗を流したり、クラスで一致団結して優勝を目指したりする機会はほとんどなくなります。一度きりの高校生活を受験勉強だけに充てるのではなく、それ以外のことにもとにかく全力で取り組んでみましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は偏差値50付近の高校から国公立大学の医学部に現役合格した体験から、今あまりいい高校に通っていないあるいは今あまりいい成績を取れていない子に向けて、これからどんなことに注意して勉強していけば効率よく成績を上げていけるのかについてアドバイスさせていただきました。
受験勉強は確かにつらく厳しいですが、合格発表の日に心臓をどきどきさせながら見た掲示板に自分の受験番号を見つけて流した涙は今でも忘れません。皆さんもひたむきに努力した先にある栄光を掴むために、いまから取り組んでみませんか?
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