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【意外と知らない】共通テストまでに絶対にやっておきたい5つのこと

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こんにちは、武田塾佐賀校の松下です。

今回は共通テストに向けてやっておきたい5つのことについて紹介していきたいと思います。

私自身の今の共通試験に変更される前の「センター試験」を受験した経験から「やっておいてよかった事」「やっておけばよかった事」などを特に優先度が高いと思ったものを5つピックアップしてお伝えしたいと思います。

 

 

過去問演習10年分

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まずは何といっても過去問演習です。

センター試験から共通テストに変更され、それに伴って出題形式が大きく変わった科目も存在します。

そのため、「センター試験の過去問なんか解いても意味ないんじゃ・・・」と思っている方が多いのではないでしょうか?

確かに英語では発音アクセントや文法問題は全て削除され、リスニングテストの配点が50点から100点に倍増しました。

しかしながら、共通試験全体として「求められている力」はセンター試験のころと大きくは変わっていません。

英語であればそこそこ長い文章をスピーディーに処理していく力、数学であれば出題者の解法に沿って問題を解き進めていく力が求められており、その力をつける上で「過去問演習」は避けては通れません。

共通試験、センター試験は時間的制約、出題形式共に特徴のあるテストです。そのためきちんと対策を積んできた人とそうでない人とでは明確な差が生まれてしまうのです。

完全に出題形式や制限時間に対応できるようにするためには、10年分程度の問題演習を行っておくことが望ましいです。そのため早いうちから本番を意識して過去問演習を始めておくようにしましょう。

また、どうしても10年分の過去問演習を行うのに時間が足りないという場合は英、数、国を優先して行っていくようにしましょう。

これらの科目は特に共通試験での出題傾向が特徴的であり、時間制約もかなり厳しいため対策が不十分なまま本番を迎えてしまうと、分かっているのに解けなかったという事態に陥ってしまいます。

 

減点方式から加点方式に思考をチェンジ

次に気持ちの持ち方についてです。

共通試験はその制限時間の厳しさ、そして必要とされる得点率からどうしても「減点方式」の思考回路に陥りがちです。

例えば8割を目指している方であれば、「2割しか落とせない」「ここも、あの問題も解けなかった」という具合に、「減点方式」の考え方はネガティブな気持ちになりやすいです。そういうネガティブな気持ちが焦りを生み、焦りはさらなるケアレスミスを引き起こします。

そういった負の連鎖を断ち切るためにも、今のうちから「加点方式」の考え方に変えていくように心がけましょう。

どこの大問で得点を稼ぐか、もっと点数を取るためにはどこをどうしたらいいのかとポジティブな気持ちで問題に向き合うようにするだけで、無駄な焦りやケアレスミスを防ぐことが出来ます。

 

生活リズムを朝方にチェンジ

これは意外と重要です。

共通試験は科目によっては朝から始まります。

朝起きてから3時間は脳が正常に働かないという研究もあるため、試験本番は試験開始の数時間前には起きて準備や移動をしておいた方が良いでしょう。また、朝は余裕をもって行動しておくことで何かしらのイレギュラーが発生した際に対応がしやすくなります。

普段昼過ぎに起きて勉強を始めているという方はいまのうちから少しずつ午前中に勉強をする習慣をつけるようにしていきましょう。

本番で100パーセントの力を発揮するために最も重要なことは「本番は練習通りに、練習は本番通りに」ということです。

常に本番を意識した生活リズムになるように今のうちから少しずつ改善していき、そして本番ではいつも通りの起床時間でいつも通りの実力を発揮できるようにしておきましょう。

 

基本事項の再確認

そして基本事項の再確認です。

共通試験まで残り2か月余りと徐々に本番が近くなってきて問題演習をどんどん行っていくと、基礎基本がないがしろになってしまうことがあります。

問題演習は、自分の持っている知識や解法パターンをアウトプットする練習の場であり、基本事項がきちんと頭に入っていないと本来の効果を発揮しません。

そのため英単語や古文単語、公式や解法パターンなどが少しでもあいまいになっていると感じた時には、今まで使ってきた参考書を見返して一気に復習してみましょう。

また、自分があいまいになっていた事項などは別のノートなどに書き出していつでもすぐに復習できる状態にしておきましょう。この自分のあいまいな事項がまとまっているノートを模試や試験本番直前に一気に見返すことで、自分の苦手な分野や項目を短時間で復習できるため非常に役に立ちます。

 

文房具等所持品の選択

文房具の選択。マークシート方式のテストにて、シャープペンシルでの記入が禁止されていることはあまり知られていない。

ここからは少し細かな話になりますが、共通試験本番で使う文房具などをきちんと今のうちから選別し、その文房具で過去問演習をする習慣をつけておきましょう。

共通試験はマーク形式のテストであり、マーク用紙は鉛筆で記入するようにとの指定があります。

数学などの細かい計算はシャーペンで行ってそれを鉛筆で記入するのは大丈夫ですが、時間制限の厳しい共通試験ではできる限りシャーペンから鉛筆に持ち替える僅かな時間も節約したいため、普段から過去問演習などをするときは鉛筆で解く練習をしておきましょう。

また試験本番で鉛筆、消しゴムといった文房具を床に落としてしまった場合試験監督の人に拾ってもらうことになりますが、それらの文房具の数が少ないと試験監督の人が拾ってくれるまでマークできなかったり、マークを訂正することが出来なかったりします。

そのため消しゴムは最低2個、鉛筆は余裕をもって5本、そしていつも使っているシャーペンをお守り代わりに持っていくようにしましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

試験は一発勝負であるため、いかに本番を想定した練習を積んできたかで発揮できる実力が変わってきます。

試験本番に実力の120%を発揮しようと一生懸命頑張るとかえって肩に力が入ってしまって、いつも通りの実力を発揮できなくなってしまうことがあります。

そうなってしまわないためにも普段から本番さながらの練習を行って、本番では練習の時と同じように解くことで最大限自分の実力が発揮できるように、今のうちから準備をしていきましょう。

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