みなさんこんにちは!
以前の記事で現代文の勉強法を紹介させていただきました。
そこで今回は、現代文の勉強の際に使ってほしい参考書を志望校別に紹介しようと思います!
私立・国公立と分け、今回は私立編になります。
もくじ
1.日大レベル
日大レベルで使う参考書は「問題集」「語句」「漢字」に分かれています。
読解問題集
日大レベルを目指す方に使ってほしい問題集はやってほしい順番で4冊あります。
1冊目は「ゼロから覚醒はじめよう現代文」です!
この問題集は「大学入試に向けてはじめて現代文を勉強する人」「現代文の得点が安定しないで困っている人」に最適な問題集です!
現代文のルール、正しく読むための方法、再現性のある解法が一つ一つ丁寧に書かれています。
例題→実践問題→覚醒ポイントという構成になっており、途中でつまづくことなく要点を理解することができます。
次に「現代文 文章の流れが分かる読解トレーニング」です!
これは現代文に必要な二つの力「文章を筋道立てて読み取る力」「それを正しく明確な日本語によって表現する力」を身につけることができます。
3冊目は「柳生好之の現代文プラチナルール」です!
これは「選択肢を2つまで絞ることができるのに間違ってしまう」という人におすすめの問題集です。
解説における重要な点は『プラチナルール』として書かれており、解答を導くためのポイントがまとめられています。
最後は「柳生好之の現代文ポラリス1」です!
これは日大レベルの最後の仕上げの1冊になります。
これは現代文ポラリスシリーズの基本レベルになります。
マンツーマンの講義を受けているかのような分かりやすい解説で、苦手な現代文を得点源にすることができます。
語句
現代文を読むうえで必要なのはボキャブラリーです。
日本語は普段から使っているためある程度の土台はありますが、普段使わない言葉だったり、意味を間違えて覚えている言葉があったりします。
それらを補うために行ってほしいのが次で紹介する2冊です。
まずは「ことばはちからダ」です!
これは、現代文で登場する単語を解説している「読み物のような」参考書です。
そのため問題数が少なく、サクサクと進めることができます。
これが出来れば、現代文の特に評論において、単語の意味が分からないということはないでしょう。
ことばはちからダの次に行ってほしいのは「現代文キーワード読解」です!
これは上のことばはちからダよりもシンプルで、現代文頻出のキーワードをテーマ別に解説しています。
加えて、抽象語をイラストや図表で表していることも特徴的です。
ことばはちからダよりも少しレベルが高いので、過去問演習の時にも並行して使うことをおすすめします。
漢字
現代文の点数を上げるために欠かせないのは漢字です!
覚えれば覚えるだけ得点が上がりやすくなります。
1番コストパフォーマンスが高い分野といえます。
そんな漢字の問題集で行ってほしいのは「入試漢字マスター」1冊だけです!
これは入試に必要な漢字問題が約1800題載っています。
全ての問題に語句の意味がついていることも特徴です。
また、赤チェックシートを使って演習することができ、移動時間などのスキマ時間を活用することができます。
問題数が多いので、4か月ほどで仕上げたい1冊です。
2.MARCHレベル
MARCHレベルに入ったときに、日大レベルの参考書に加えて行ってほしいのは、読解問題集2冊、文学史1冊の計3冊です。
読解問題集
読解問題集1冊目は「現代文読解力の開発講座」です!
これは量をこなしていくものではなく、1問1問を丁寧に解いていくものです。
「逆説語に印をつける」のような技ではなく、論理的に読解するための根本的な考え方が書かれています。
そのため受験直前の演習中心の時期にはあまりおススメできません。
しかし、これが終われば現代文を解くときの考え方が変わるでしょう。
読解問題集の2冊目は「柳生好之の現代文ポラリス2」です!
これはMARCHレベルの最後の仕上げの1冊になります。
これは現代文ポラリスシリーズの標準レベルになります。
生徒目線の分かりやすい解説で解答までのプロセスが説明されています。
文学史
苦手とする受験生が多い文学史ですが、出てくる問題の種類がそこまで多くない分、対策をすれば確実に取れる落とせない問題です!
文学史の対策として紹介するのは「SPEED攻略10日間 文学史」です!
これは10日間と書いているだけあり、答えも含めて60ページほどしかありません!
このコンパクトさですが、これ1冊を押さえておけば大学入試の文学史問題は対応できるでしょう!
3.早稲田レベル
早稲田レベルを目指す人に「日大レベル」「MARCHレベル」の問題集に加えてやってほしいのは1冊だけです。
それは「早稲田の国語」です!
これは過去問ですが、特徴的なのは過去問13年分から難易度順の配列で23題精選されているところです。
そのためステップアップしながら進めていくことができます。
また、設問ごとにレベルA~Cが振られているため、解けないといけない基本的な問題なのか、差のつく問題なのかということが分かりやすくなっています。
4.覚えておいてほしいこと
過去問のタイミング
基本的に、過去問に入るのはそれぞれのレベルまでの問題集がすべて終わってからです。
(今回の早稲田の国語だけは少し例外です。)
そこまでのレベルの問題集が終わってから過去問に入れば、過去問演習でもつまづくことなく進めていくことができます。
しかし、共通テストまで100日ほどになり、すべての問題集を解ききることができない人は過去問演習が最優先です。
問題集が完成していなくても過去問演習の時間は必ず確保してください。
可能ならば過去問を解きながら、並行して問題集も解き進めていきましょう!
他の問題集でも良い
既にほかの問題集を使っているなら、無理して上記で紹介した問題集に変更する必要はありません。
今回紹介したのはあくまでも一例であり、同様のレベルならほかの問題集で代替可能です。
特に入試が直前に迫っているこの時期には、新しいものに手を出すよりも、今使っているものを完成させることが優先です。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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