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【高校生必見・教科別勉強法】現代社会の勉強法

現社サムネ

 こんにちは。武田塾佐賀校です。

 9月も後半に入り、徐々に受験に近づいていることを実感している頃かと思います。

 この時期になると、そろそろはじめたいのが理科や社会などの暗記科目です。今回は、社会(公民分野)のなかでも、現代社会の勉強法について紹介します。

 現代社会で受験しようと思っている方はもちろん、公民の科目選択に迷っている方なども、ぜひ読んでくださいね!

公民科目はどれを選択するべきなのか?

2025年度から入試が変わる⁉

 本題に入る前にお伝えするべきことがあります。

 それは、学習指導要領の改訂によって2025年度から公民科目(政治・経済、倫理、現代社会)が大きく変化する、ということです。

新課程入試) 共通テスト 教科別コメント | 高等学校学習指導要領分析 | 大学受験の予備校・塾 河合塾

(出典;河合塾HPより引用)

 詳しくはこちらの記事を見ていただきたいのですが、上の図のように、共通テストで課される地歴公民科目が再編されます。

 おわかりのように、2025年度以降現代社会という科目が教えられることはなくなります。

 そのため、2025年度以降に受験する方は、以下の記事を十分に注意しながら読んでください。

どの科目を選ぶべきなのか?

 現在、公民科目は、政治・経済、倫理、現代社会からなります。

 どの公民科目を選択するべきなのでしょうか?

 詳しくは、こちらの記事を参考にしていただきたいのですが、ポイントは以下の2点です。

①志望校で使えるのかどうか
大学受験パスナビで調べることをおすすめします)

②知識を関連づけて深く理解するのが得意かどうか、暗記の量が多くとも覚えられるのかどうか

 この2点に着目して、各科目の特徴をまとめなおすと、以下のようになります。

  政治・経済 倫理 現代社会
使える志望校の数 比較的多め 比較的多め 比較的少なめ
暗記量 少なめ 少し多め 少なめ
事項の深い理解 必要 (共通テストレベルでは)必要ではない 必要ではない

 この表にあらわれているように、現代社会は、事項の深い理解をあまり必要としない暗記量の少ない科目です。

 

 受験をする上では、「政治・経済」などと比べて深い知識は要求されません。

 広く浅く出題される傾向にあり時事問題などは対策が難しいことから、あまり時間をかけずに公民科目でそこそこの点数(6~7割)を取りたいひとにおすすめです。

 逆に、現代社会で高得点〔9割以上〕を取るためにはかなりの時間がかかります。

 公民科目で高得点を取りたい人は倫理や政治・経済をよりおすすめします。

 また、日常的にニュースを見たり新聞を読んだりするのが好きなひとにもおすすめです。

 

 ただし、受験に用いることのできる大学の数が少ないため、大学受験パスナビなどで必ず調べてくださいね!

 公民の科目選択の際には、ぜひ参考にしてください。

*こちらの動画も参考になります。よろしければどうぞ

現代社会とはどんな科目か?

 勉強するうえでのポイントをお伝えするまえに、現代社会がどのような科目かをもう少し詳しく見ていきましょう。

 

 現代社会という科目は、文字通り現代の社会がどのような仕組みで成り立っているのかを学ぶ科目です。

 受験科目としての現代社会は、受験科目の「政治・経済」「倫理」と重なる箇所が多い科目です。

 現代社会の仕組みを考えるうえで「政治・経済」の知識は欠かせませんし、現代の人間の心の状態を理解するうえで「倫理」の知識は欠かせないからです。

 加えて、現代社会を理解するうえでは現在の社会の時事についての理解も必要です。

 したがって、現代社会では「政治・経済」や「倫理」、時事問題などについて幅広く学びます。

 

 新聞やニュースをより深く理解することができるようになるという点で、現代社会はおすすめですよー。

現代社会を勉強するうえでのポイント

 現代社会は比較的短期間でそこそこの点数を取ることを狙える科目です。

 ここでは現代社会を勉強するうえでのポイントをいくつかお伝えします。参考になればうれしいです!

①初見の段階で解いてみて、目標を明確にする

 現代社会では、現代社会に関わる幅広い分野の知識を浅く問われます。

 言い換えれば、暗記する負担は少なくて済む一方、高得点を狙いづらいという特徴があります。

 そのため、目標がどの程度の点数なのかを明確にして現在の点数との差を把握してほしいと思います。

 たとえば、共通テストでのみ現代社会を用いるひとは、共通テストの点数を初見の段階で解いてみてください。

 そのうえで、設定した目標点に到達するには、あと何点点数を上げる必要があるのかを明確にしましょう。

 初見の段階で点数があまり取れず、内容自体にも興味があまりないようなら、倫理の選択などをおすすめします。

②全体の内容把握をなるべくはやく終わらせて過去問演習に入る

 現代社会は幅広い分野から出題される科目です。

 また、他の社会の科目のように(他の社会の科目よりも少ないとはいえ)相当量の暗記を要する科目でもあります。

 このように幅広い分野の暗記を要するという科目の特性上、なるべくはやい段階で現代社会の全容を把握することが重要です。

机で勉強をする生徒のイラスト(男子)
 たとえば、現代社会の参考書の目次を見てその分野で書かれている内容をなるべくはやめに言えるようになってほしいです。

 大まかに現代社会の全容を把握していると、現代社会を勉強するうえでの指針が立ちます。

(ちなみに、現代社会を勉強するうえでのおすすめの参考書にかんしてはこちらのサイトも参考になります)

 短期間に集中して現代社会の全容を把握したら、過去問演習を行って苦手な分野を減らしていきましょう!

 

おわりに

 ここまで読んでいただきありがとうございます。

 現代社会は、少ない暗記量でそこそこの点数を取ることを狙える科目です。今回の記事がみなさんの勉強に少しでも役立つことを祈っています。

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