こんにちは、武田塾佐賀校の出口です。
共通テストまで残り26週間となりました。
さて、受験生の夏がやってきました。
皆さん、もう、夏休みの計画は立てましたか?
目次
1.夏期講習で時間が取れない
前回、毎日5教科全てを勉強するスケジュールの作り方を紹介しました。
しかし、高校生の中には、「学校の夏期講習で午前中が埋まってしまう」という人もいるでしょう。
そんな状況では、全教科を毎日自習するのは困難です。
この場合、どのような勉強をすれば良いのでしょうか?
2.定期的にテストを受けよう
全教科の勉強を毎日できない場合、「定期的にテストを受けること」が重要です。
1学期に必死に学んだ内容は、数日もすれば簡単に忘れてしまいます。
勉強に限らず、人間は使わない記憶を忘れるようにできています。
それを防ぐために学校の先生は宿題を出すのですが、
この宿題も短期にまとめてやってしまうと、忘却を防ぐことができません。
忘却を防ぐために、模試を受けよう
これを防ぐために一番手軽なのが「模試」です。
主要5教科を全て受験することで、「学校で培った知識は、この夏休みでも保持しておく必要がある」と脳に認識させましょう。
自分で準備するものが少なく、入試対策・弱点把握を兼ねられます。
何より、夏休み中は勉強する内容には困りません。
7月~8月にある模試の例
8/8 第2回全統共通テスト記述模試(高3生・高卒生対象)
8/15 第1回名大入試オープン(高3生・高卒生対象)
8/22 第2回全統模試(高1生・高2生対象)
8/29 第2回全統記述模試(高3生・高卒生対象)
忘却を防ぐために、テストを取り入れよう
模試を申し込むのが面倒だ、という人向けにオススメなのが「センター試験」の問題。
昨年度の共通テストと同じ時間帯で、2~3週間に1回のペースで実施してみましょう。
この方法のメリットは、比較的安上がりで済むこと。
センター試験の過去問は、大学入試センターのページで3か年分公開されており、追試の問題も含めれば6回分、夏休みをカバーするのに十分な量があります。
デメリットとしては、「この夏の時点で解くには難易度が高すぎる」ケースがあるということ。
誤答が多く、全教科の復習をしている時間が無さそうな場合は、
「記憶を維持するためだけに共通テストの過去問を実施している」として、
特定の科目だけやり直しを行うという割り切りが必要です。
3.どの大学を受けるか決めよう
この夏で勉強できる量は限られています。
そうであれば、この夏の時点で「受験に必要な科目を絞ってしまう」のも1つの手です。
その上で、今夏に必要な科目を考えましょう。
1. 受験に必要な科目を調べよう
7月も下旬に差し掛かり、大学によっては今年の募集要項が公開されています。
今自分が受けようと思っている大学をリストアップしてください。
そして、この記事を読み終えた段階で、「大学の募集要項が公開されているか」調べてみましょう。
昨今は、大学入試が大きく変化しています。
入試改革で、2次試験の内容が大きく変化している大学があります。
感染事情で、募集人員が変化した学部もあります。
受験生にとって大事な夏休みを迎えるにあたって、志望校の状況は早いうちに把握しておきましょう。
2. 英検は必要か考えよう
入試に英検を利用する場合、基本的に2学期(10月)がラストチャンスとなります。
夏休みに入る時点で、入試に英検を使うかを決めてください。
英検2級・準1級を受験する場合、英単語の暗記に相当な時間を必要とします。
現時点で「英単語帳を1冊、どこから出されても日本語を即答できる」という場合は別にして、
基本的に2ヶ月は英検の準備に割いたほうが良いでしょう。
英検を得られることで、入試では何点くらい有利になるか。
そのために、この夏どれくらい勉強することになるのか。
本当に英検が必要か、夏に入る前に考えましょう。
3. 国公立を受験するか考えよう
あまりに苦手な科目が多い場合、志望校をここで変更することも選択肢に入ります。
特に、「私立と国公立を併願する」場合は、どちらに主眼を置くかをここで決めたほうが良いでしょう。
どっちつかずの状態で、どちらの目標にも届かないのが一番マズイパターンです。
4.勉強する科目を決めよう
最後に、勉強する科目の優先順位を決めましょう。
基本的には、以下の順番で組み立てていきます。
①入試の要件に必要な科目 (英検など) ②2次試験で使う科目のうち、苦手なもの ③2次試験で使う科目のうち、英語と数学 ④その他、2次試験で使う科目 ⑤共通テストで使う科目のうち、苦手なもの ⑥その他、共通テストで使う科目 |
時間が無い日は、小さい番号の重要な科目だけ。
時間のある日は、大きい番号の科目まで。
優先順位をつけて、必要な科目の勉強時間を削がないようにしましょう。
必要な科目・重要な科目に絞って勉強すれば、この夏は十分な日数があります。焦らないで行きましょう。
自分の選んだ科目に注力できる貴重な夏。
この夏で、自分が憧れた夢のため、自分の好きなことを学ぶため、そのための勉強を追求していきましょう。
5.必要な科目を急成長させよう
学校から与えられる課題をまんべんなくこなすだけでなく、
自分の苦手な科目・必要な科目を伸ばしていくこと。
大学受験を志すうえで、極めて重要です。
そして、同じ時間をかけるならば、より効率の良い方法で取り組みましょう。
それが武田塾に通うという方法です。
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